「コード・ブルー」新木優子、“同期”有岡大貴・成田凌・馬場ふみかと築いた“絆”とは…好き過ぎる先輩、「よくやったな」と思う場面も振り返る<モデルプレスインタビュー>
2017.09.18 14:17
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モデルで女優の新木優子(23)がインタビューに応じた。18日に放送されるフジテレビ系月9ドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」(毎週月曜よる9時~※最終回は30分拡大)の最終回の撮影の合間、共演者とのエピソード、思い出に残っているシーンなどについて語った。
目次
「コード・ブルー」新木優子の役どころ
同作は、2008年7月にスタートし、その後もスペシャル版や2ndシーズンが放送された人気ドラマの最新シリーズ。今回、7年ぶりの続編として主要キャストが再集結し、「ドクターヘリ」に乗り込むフライトドクターを目指す若者たちが真摯に命と向き合う姿を描いた。今シーズンより出演している新木が演じているのは、救急センターの医師でフライトドクター候補生(フェロー)の横峯あかり。積極的で物おじしない行動力があるが、幼い頃に見た医療ドラマに憧れ医師を目指したという、若干夢見がちな一面も。現場の厳しさに打ちのめされながらも持ち前の明るさと素直さで乗り越えてきた。
記憶に残る第6話
― いよいよ最終回を迎えますが、撮影現場の様子はどんな感じでしょうか?新木:元々チームワークが出来上がっていた現場ですが、すごく優しく受け入れてくださいました。最初から居心地のいい現場ですが、撮影が始まってから3~4ヶ月経って、より一層そのチームワークが深くなっている印象があります。
― 撮影が始まる前のオーディションの映像が公開されていますね。ご自身ではご覧になりましたか?
新木:あの時は、やりきろうって気持ちがすごくありましたが、緊張がピークでした。オーディションに行く前は「こうした方がいいかな」「ここはこういうシーンだよな」とか色々考えていたんですけど、実際にオーディション会場に入ったら場面の写真を用意していただいていたので、新鮮にその時感じたものを演技で出すことが出来ました。自分でも、オーディションの映像を見ましたが、「あ、こんな風にセリフをしゃべっていたんだ」とか、客観的に見ることが出来て、すごく勉強になりました。
― 今回初めての医師役でしたが、もう慣れましたか?
新木:そうですね、手つきだったり、医療用語や患者さんの情報だったり、1つひとつ細かいので、最初は資料を熟読することから始めました。私たちは、セリフで把握して、その時の患者さんに意識を向けられるけど、本当の医療現場では、何人もの患者さんの容態や経過を頭の中で把握しているので、この現場に入ってやっぱりお医者さんって大変なんだなって痛感しました。
― 劇中では、奮闘の末、山下智久さん演じる藍沢先生から「よくやった」と声をかけられて喜ぶシーンがありましたが、新木さん自身が今作の中で「よくやったな」「頑張ったな」と思うシーンは?
新木:藍沢先生に「よくやった」と言われた子供を助けた場面もそうですけど、6話で灰谷先生(成田凌)と冷凍倉庫に閉じ込めえられたシーンも大変でした。実際の冷凍倉庫の中で撮影していたので本当に寒かったですし、ちょうど夏の暑い時期だったので、外との気温差もかなりあったので苦労しました。でも、スタッフさんと一丸になって頑張ったおかげで、吐いた白い息の量とかすごくリアルだったので、頑張ってよかったなって思います。
“同期の絆”を感じた瞬間
― それぞれのSNSにも仲が良さそうな写真がたくさん上がっていますが、今シーズンから入った有岡大貴さん、成田凌さん、馬場ふみかさんとはどんな関係性でしょうか?新木:4人ともすごく仲がいいと思います。ご飯の時間になった時に一緒にいると、絶対4人でご飯食べます。バランスの取れた4人だなって思いながらいつも過ごしてるんです。主に成田さんが話を振ってくれて、有岡さんは最近Hey! Say! JUMPのライブもやられていので「どう?」とか聞いたり、ふみふみ(=馬場)は服の趣味が一緒で、この前展示会に一緒に行きました。みんな些細な話も自然と出来るような仲にはなったなって思います。
― 役柄通り“同期の絆”が出来上がっているんですね。演技についてもお話したりするんでしょうか?
新木:それぞれセリフの汲み取り方がしっかり出来るようになったなって実感しています。だからこそ、目を合わせるタイミングだったり、細かいところも自然に合うようになってたので、フェローだけで話すことはあまりないです。もちろん、成田さんが冷凍倉庫の中で足を滑らせた時のような大きいアクションの時は事前に話し合いますけど、そうではない場面で話し合ってしまうと逆に新鮮に返せないので、私自身はあまり言い過ぎないようにしています。
― 普段から仲が良いからこそ、そうやって自然な演技になるんですね。
新木:ドライやテストの時からアクションのタイミングが合っていると、「あ、間違ってなかった」て思って、その瞬間はすごく絆を感じられて嬉しいです。
“好き過ぎる”先輩とは…
― 先輩の方との交流はいかがでしょうか?新木:ちょっとしたセリフの間の取り方や動き方、どういう気持ちでいるのかなど、密に監督やプロデューサーさんと話してるのを見て、やっぱりすごいなって思いました。目で見て盗むじゃないですけど、ほんの些細なことでも勉強になるなと思いながら、現場を過ごさせてもらってます。オペのシーンは監修の先生に教わるのですが、自然な手つきや流れとかは、山下さんや新垣(結衣)さんがやっているのを横で見て「こういうふうに持つと自然に見えるんだ」とか「目線が大切だな」って学ばせてもらっています。
― 以前、戸田恵梨香さんにインタビューした際、「新木優子ちゃんは、私をずっと見ている」「すごくキラキラした目で、ニコニコとこっちを見ている」と言っていましたが…。
新木:そうですね(笑)。好きすぎて目で追っかけてます(笑)。
横峯あかりの素敵なところ
― 横峯といえば、聴診器など特に細かいところまでこだわりが行き届いていますね。新木:横峯は、イマドキ女子でこだわりが幾つかあるんです。髪型や、髪の毛を留めるピンやペンライト、聴診器など、衣装からも女子心を忘れないっていうのがすごく伝わるようにしてます。
― 性格は明るくて、ガッツがあって、素直な役柄ですが、ご自身はどのように捉えていますか?
新木:本当に素直なところに感心しちゃいます。藍沢先生に指示を受けた時、全てを一度素直に受け入れることが出来るところが素敵だなって。私もそうですけど、普通の人は色んな知識を得て、色んな経験してくると、何かに相手に言われたことに対して「そこは違うでしょ」とか1回遮断してしまうこともあると思うんです。でも、横峯は受け入れることが出来る。それってとっても大事だと思います。跳ね返してしまうと、見えるものも見えなくなってしまうので、私もそういうふうにしなきゃなって思います。
― 横峯は灰谷(成田)から好意を寄せられていますが、今後は…?
新木:灰谷先生はすごくわかりやすく好意があるなっていうシーンがあるんですけど、横峯はどう思ってるのかわからないですよね。灰谷先生を励ますシーンは本当に同期だからなのか…ほんとに見えないところですね(笑)。
― そこも気になるところですね。最後に視聴者の方にメッセージをお願いします。
新木:最終回では、これまで描かれてきた「コード・ブルー」の世界観がより一層深く、規模も大きく描かれますし、フェローたちの成長も見えてきますので注目していただきたいです。1話では「頼りないな」「大丈夫かな」って思っていた横峯が、こんなふうに変わったんだって思ってもらえるような話になってると思います。最後の最後まで気の抜けない最終話ですので、見ている方も現場のリアルな空気感を味わいながら最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです。
―ありがとうございました。
(modelpress編集部)
新木優子プロフィール
生年月日:1993年12月15日出身地:東京都
血液型:A型
身長:165cm
2014年より雑誌『non-no』の専属モデルとして活躍。2015年、ゼクシィ8代目CMガールに抜擢されるなど、CMにも多数出演し話題に。最近の出演作としては、映画「僕らのごはんは明日で待ってる」、ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(カンテレ・フジテレビ系)、「100万円の女たち」(テレビ東京系)、コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)など。待機作は、ドラマ『重要参考人探偵』(2018年10月~/テレビ朝日系)、映画『悪と仮面のルール』(2018年公開予定)、『あのコの、トリコ』(2018年公開予定)。2017年7月には、初の写真集「ガールフレンド」(SDP刊)を発売した。
「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」最終話あらすじ
地下鉄開通前の線路内で崩落事故が発生したとドクターヘリ要請が入った。藍沢耕作(山下智久)、白石恵(新垣結衣)、緋山美帆子(戸田恵梨香)、冴島はるか(比嘉愛未)、藤川一男(浅利陽介)、名取颯馬(有岡大貴)、横峯あかり(新木優子)、雪村双葉(馬場ふみか)たち救命チームが総動員体制で現場に向かう。心の傷が癒えていない灰谷俊平(成田凌)は患者の受け入れのために橘啓輔(椎名桔平)と病院に残った。藍沢たちが事故現場の蒔田中央駅コンコースに到着すると大人数でごった返している。開通記念の見学イベントが開催されていたため、一般参加者が300人もいたらしい。医療者たちの指揮を任された白石は、藍沢と藤川を地下2階の崩落現場へ向かわせる。冴島は思わず「行かないで」と藤川に言ってしまう。しかし、藤川は冴島を残して地下へと降りた。藍沢、藤川から重症者の報告を聞いた白石は、2人にその場で治療を継続するよう伝える。新海広樹(安藤政信)も現場に来た。その頃、緋山と名取は藍沢たちとは別の地点で頭部外傷の妊婦を見ていたが助かりそうにない。緋山は傍にいる妊婦の夫に、母体は助からないが子供の命は救えるかもしれないと話す。
一方、治療を続けていた藍沢は肩口に地下水が滴り落ちていることに気づいた。次の瞬間、頭上から大量の土壌が崩れ落ちて来る。地下2階で再崩落が発生してしまった。患者だけではなく消防などの救助隊、そして藍沢たち医療者は無事なのだろうか…。
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