左江内氏で話題の中村倫也、福田監督は「でっかい赤ちゃん」キムタク風パロディの裏側も語る
2017.02.17 16:00
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ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」(日本テレビ系・毎週土曜よる9時)で、共演のムロツヨシとコンビを組んで警官・刈野役で出演し、シュールな演技が話題沸騰中の中村倫也(なかむら・ともや/30)。18日の放送では、いよいよムロ&中村コンビがメインとなるストーリーが放送される。中村に、同ドラマの裏話や福田組について話を聞いた。
「スーパーサラリーマン左江内氏」は、藤子・F・不二雄氏が唯一連載したヒーロー物語。俳優の堤真一が演じるパッとしない中年サラリーマン・左江内(さえない)が、謎の男からスーパースーツを受け取り、しぶしぶ世界の平和を守ることになるというストーリー。島崎遥香、小泉今日子、佐藤二朗らが出演し、福田雄一氏が監督を務める。ひたすらボケ続け“アホとアホコンビ”と呼ばれるムロ演じる刑事・小池と中村演じる警官・刈野は、ゆるくてシュールな存在感を放つ。
中村:(笑)記事にしてもらっているのは見ています。あとはTwitterでいただく反響、(監督の)福田(雄一)さんが『Twitterでこんなことになってて…』って報告してくださったりしていますね(笑)。
-撮影はやはりアドリブが多いのですか?
中村: アドリブは3、4割ですかね?だいたいいっつもわきゃわきゃしてるとこは、だいたいアドリブです。
-2話では木村拓哉さんのドラマ風のパロディなんかも見られたと思うのですが…
中村:カットされましたけど、ムロさんが犯人(柾木玲弥)を追っかけながら「ちょ、待てよ」(※木村拓哉の名台詞)って言う流れがあって。そこから堤さんと木村さんのパイロットのドラマ「GOOD LUCK!!」(※2003年、TBS系)風のパロディをやりたいとムロさんがおっしゃったので“じゃあやりますかー!”ってなりました。
(実際放送されたGOOD LUCKの台詞の)“I have You have”は、何か使えないかなって思って、手錠のシーンでやりますかって実行したんです(笑)
―3話では、飛び降りようとする学生(戸塚純貴)を止めるシーンでひたすら刈野が笛を吹いていてシュールでした
中村:警笛を吹いたシーンでは、台本に“ピー音をかぶせる”と書いてあったんで、即席で吹きました(笑)
中村:つっこまないってことですね。2人がそれぞれ違う種類のアホとアホで完結をさせず、視聴者がつっこめばいいかなって(笑)。ムロさんとは、今までも何度かご一緒させてもらっているので、僕とムロさんの呼吸みたいなのがあって、そこに福田さんの書いているものが合わさって生まれてるって感じです!
―ちなみに…中村さんはムロ会なんですか?
中村:いや、ムロ会と言われたら心外ですね…。
―(笑)
中村:ムロ家には遊びに行ったりしますが、そこには入らないですよ!ムロ傘下の海賊団だと思われるじゃないですか。それぞれ“ワンピース”を探しているので(笑)
-じゃあ中村会が存在…?
中村:しないですね(笑)
今、ムロさんが“もち麦ダイエット”っていうのにハマってて、僕もよく知らないですけど『これ食ってりゃ痩せるんだ』って言ってて。しばらくやってましたけど全然ムロさんに変化はなくて。
-(笑)ムロさんと並ぶと中村さんの小顔が際立つコンビとしても話題ですよね。
中村:ははははは(笑)ちょっとうちの兄貴ディスんないでくださいよ!このやりとり絶対書いてくださいね!
中村:自分には誇れるものがないんですけど、出会い運はもってるなって。若い頃に堤さんとか、福田さん、ムロさんとかに出会えて、先輩たちが戦ってる背中を見させてもらえたのは、今の自分の演技の上で大きいですね。
-福田監督ってどんな方なんですか?
中村:どんなイメージだと思いますか?(笑)福田監督はどこへいっても同じですけど、みんな役者は福田さんを“でっかい赤ちゃん”と例えるのですが…
-でっかい赤ちゃん?!
中村:そうですね(笑)。でっかい赤ちゃんをあやすために“笑わせなきゃいけない”っていうのが福田作品に出る役者の使命で。福田さんも『俺の脚本通りにやるんじゃないよ!』ということがあって、書いたものを越えていかないと。それが“福田家家訓”です!
-福田家家訓!今回家訓は守れていそうですか?
中村:どうなんですかね。たまにカットかかった後も福田さんがしばらく笑ってる時とかあるんですよね。モニターの前で。そういうのを見ると「よし…うれしいな…赤ちゃんが笑ってる」って(笑)
-惜しくも使われないシーンは沢山ありそうですね。ムロ&中村コンビの好プレーに福田監督はどれを使うか毎回悩ましそうです。
中村:カットされたシーンはいっぱいありますが、僕らも何やったか覚えてないんです(笑)ぐっちゃぐちゃです(笑)
(福田さんから)そうやって言ってもらえるとやりがいがありますね。
-最終回までこのままつっぱしっていただきたいです!
中村:回を増すごとに怒られそうなアドリブをしているので、今後も放送を楽しみにしていただきたいです。
-ありがとうございました。
次回、「スーパーサラリーマン佐江内氏」第6話の放送終了後配信する後編では、中村がプライベートでハマっていることを具体的に回答してもらったほか、俳優として今後“出演してみたい作品”についてインタビューを行った。(modelpress編集部)
ドラマは3、4割がアドリブ キムタク風パロディも…
-ドラマではムロツヨシさんとのやりとりがシュールで面白いと話題ですね!中村:(笑)記事にしてもらっているのは見ています。あとはTwitterでいただく反響、(監督の)福田(雄一)さんが『Twitterでこんなことになってて…』って報告してくださったりしていますね(笑)。
-撮影はやはりアドリブが多いのですか?
中村: アドリブは3、4割ですかね?だいたいいっつもわきゃわきゃしてるとこは、だいたいアドリブです。
-2話では木村拓哉さんのドラマ風のパロディなんかも見られたと思うのですが…
中村:カットされましたけど、ムロさんが犯人(柾木玲弥)を追っかけながら「ちょ、待てよ」(※木村拓哉の名台詞)って言う流れがあって。そこから堤さんと木村さんのパイロットのドラマ「GOOD LUCK!!」(※2003年、TBS系)風のパロディをやりたいとムロさんがおっしゃったので“じゃあやりますかー!”ってなりました。
(実際放送されたGOOD LUCKの台詞の)“I have You have”は、何か使えないかなって思って、手錠のシーンでやりますかって実行したんです(笑)
―3話では、飛び降りようとする学生(戸塚純貴)を止めるシーンでひたすら刈野が笛を吹いていてシュールでした
中村:警笛を吹いたシーンでは、台本に“ピー音をかぶせる”と書いてあったんで、即席で吹きました(笑)
ムロツヨシとのコンビは阿吽の呼吸 中村はムロ会?
-実際に拝見していて、お2人のやりとりは絶妙に面白いのですが、こだわりはあるんですか?
中村:つっこまないってことですね。2人がそれぞれ違う種類のアホとアホで完結をさせず、視聴者がつっこめばいいかなって(笑)。ムロさんとは、今までも何度かご一緒させてもらっているので、僕とムロさんの呼吸みたいなのがあって、そこに福田さんの書いているものが合わさって生まれてるって感じです!
―ちなみに…中村さんはムロ会なんですか?
中村:いや、ムロ会と言われたら心外ですね…。
―(笑)
中村:ムロ家には遊びに行ったりしますが、そこには入らないですよ!ムロ傘下の海賊団だと思われるじゃないですか。それぞれ“ワンピース”を探しているので(笑)
-じゃあ中村会が存在…?
中村:しないですね(笑)
今、ムロさんが“もち麦ダイエット”っていうのにハマってて、僕もよく知らないですけど『これ食ってりゃ痩せるんだ』って言ってて。しばらくやってましたけど全然ムロさんに変化はなくて。
-(笑)ムロさんと並ぶと中村さんの小顔が際立つコンビとしても話題ですよね。
中村:ははははは(笑)ちょっとうちの兄貴ディスんないでくださいよ!このやりとり絶対書いてくださいね!
福田雄一監督は“でっかい赤ちゃん”
-これまでも福田組として活躍してきた中村さんですが、中村さんにとって福田組とはどんな存在ですか?
中村:自分には誇れるものがないんですけど、出会い運はもってるなって。若い頃に堤さんとか、福田さん、ムロさんとかに出会えて、先輩たちが戦ってる背中を見させてもらえたのは、今の自分の演技の上で大きいですね。
-福田監督ってどんな方なんですか?
中村:どんなイメージだと思いますか?(笑)福田監督はどこへいっても同じですけど、みんな役者は福田さんを“でっかい赤ちゃん”と例えるのですが…
-でっかい赤ちゃん?!
中村:そうですね(笑)。でっかい赤ちゃんをあやすために“笑わせなきゃいけない”っていうのが福田作品に出る役者の使命で。福田さんも『俺の脚本通りにやるんじゃないよ!』ということがあって、書いたものを越えていかないと。それが“福田家家訓”です!
-福田家家訓!今回家訓は守れていそうですか?
中村:どうなんですかね。たまにカットかかった後も福田さんがしばらく笑ってる時とかあるんですよね。モニターの前で。そういうのを見ると「よし…うれしいな…赤ちゃんが笑ってる」って(笑)
-惜しくも使われないシーンは沢山ありそうですね。ムロ&中村コンビの好プレーに福田監督はどれを使うか毎回悩ましそうです。
中村:カットされたシーンはいっぱいありますが、僕らも何やったか覚えてないんです(笑)ぐっちゃぐちゃです(笑)
(福田さんから)そうやって言ってもらえるとやりがいがありますね。
-最終回までこのままつっぱしっていただきたいです!
中村:回を増すごとに怒られそうなアドリブをしているので、今後も放送を楽しみにしていただきたいです。
-ありがとうございました。
次回、「スーパーサラリーマン佐江内氏」第6話の放送終了後配信する後編では、中村がプライベートでハマっていることを具体的に回答してもらったほか、俳優として今後“出演してみたい作品”についてインタビューを行った。(modelpress編集部)
中村倫也プロフィール
なかむら・ともや。1986年12月24日、東京都出身。2005年に映画「七人の弔」で俳優デビュー。映画、ドラマ、舞台を中心に活躍する。今年は映画「愚行録」、「3月のライオン」、「先生!」に出演するほか、舞台「怒りを込めて振り返れ」では主演を務める。現在、ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」(日本テレビ系・毎週土曜よる9時)が放送中。
【Not Sponsored 記事】
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