“完全なるアイドル”の本音と建前…わーすた「アイドル多すぎ」「猫耳しんどい」ぼやき炸裂で「怒られるかと思った」
2016.09.27 18:00
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世界に照準を合わせ活動するアイドル・わーすた(The World Standard)が、1stシングルから思い切った試みに挑戦している。9月28日にリリースする「完全なるアイドル」は、アイドルとしての本音と建前を赤裸々に暴露する、1stシングルとしては前代未聞の楽曲を発表した。モデルプレスは今回、わーすたの素顔を紐解くとともに、ぼやきが炸裂する本楽曲への思いに迫った。
わーすたの本音が炸裂!?
― わーすたさんといえば、猫耳がひとつのトレードマークになっていますが…今回のビジュアルでもしっかりと付けてますね。小玉:はい。段々と大きくなってきてます。
三品:今回の「完全なるアイドル」という曲ですが、「私たち表ではアイドルとして売ってますけど、内に秘めている思いもある」という歌詞になってます。そこに「猫耳しんどい」というフレーズがあるので、「今回も猫耳ついてますね」って言われると、ちょっと気まずい(笑)。
廣川:歌詞で「しんどい」と言っちゃってるので(笑)。
三品:「年齢もそろそろやばくなってこない?」っていうみんなのぼやきが、
小玉:スタッフさんに聞こえてたみたいで、
三品:それが歌になった(笑)。
松田:怒れるかと思ったら逆に、
小玉:ファーストシングルになるっていう(笑)。
松田:だから猫耳を投げて踊り狂う振り付けなどもあるので、これまでとのギャップが凄いなって思います。
― すごいですね。ファーストシングルでチャームポイントの猫耳をしんどいと(笑)。
廣川:こんなに清々しく言えるとは思っていませんでした(笑)。
小玉:裏のぼやきって「隠しておくもの。表に出すものではない」と思っていました。でも今回裏のわたしたちも、アイドルとしてのわたしたちも見てもらうことが出来、ファンの方から「少し距離が近くなった気がした」「わーすたのことをもっと知れた」という言葉をいただいて「逆に良かった!」と思いました。
― “完全なるアイドル”として「プライベートでも猫耳を付けてます!」…ではないんですね(笑)。
全員:絶対ないよね(笑)。
廣川:アイドルが「いちごが好きです」みたいな(笑)
三品:え?私いちご好きなんだけど!
坂元:汗かきません、みたいな(笑)。
廣川:ないですね、現実的なので。
坂元:人間味がある。
廣川:わーすたって普段可愛いパステルを着ているから、私服も可愛い私服なのかなって思われるんですよ。
小玉:でも色を使わないメンバーも多くて。それはギャップかもしれません(笑)。
わーすたはライブで写真OK!
― ほかにもわーすたさんの特徴といえば、ライブイベントで、お客さんがスマホで動画・写真撮影をしてTwitterなどで拡散を推奨していますよね。はじめ写真を撮られるのは抵抗もありましたか?小玉:めちゃくちゃありました。
三品:ライブ中って本当に顔がひどいと思うので、いつでもどこでも撮れるのはよろしくないって思ってました(笑)。
廣川:わーすたが結成された時、いちばん嫌だったことかもしれないです(笑)。でもいざやってみると、そんなに嫌だと感じなくて…。撮影NGなイベントがあった時に「写真撮れなくてごめんね」って気持ちになります。
小玉:思い出に残るからいいよね!
廣川:私たちにとっても、写真や動画に残してくれるのは、後から振り返ることも出来て、すごくありがたいことです。
松田:あと、ライブ中のすごく楽しそうな表情を見て「あ、こういう顔してるんだ!」って知ることが出来たし、海外の方が「可愛い」って反応してくれたりだとか、今は撮影があってよかったって感じます。
― でも、たまに「これは…」っていう写真もあったり?
三品:あるんですよー!そしてファンの方がそれを載せるんですよ(笑)。でも、みんなでカメラに向かってピースしたりなどが、結構楽しかったりもするので。
松田:あとはライブ中の表情を気を抜かないようにしたりだとか。「もっと可愛い表情が出来るように頑張ろう!」って鏡とにらめっこしたりして、そういった意識も高められているのかなって思います。
― ではステージ上では常にかわいい状態なんですね。
松田:半目にはならないようにしています。
小玉:瞬きはしちゃうでしょ(笑)。そんな時に撮られたらもう何も言えないよね。
松田:でも半目も思い出かなって最近は思うようになりました(笑)。
ちょっとだけ女子トーク!
【テーマ:好きな男性のタイプ】小玉:優しいっていうのはもう当たり前ですね。面白くて一緒にいて楽しい人。あと、笑顔がかわいい人ですね。
廣川:私は優柔不断だったりするので、引っ張ってくれる人がいいです。あとちょっと親切な人。誰にでも優しい人がいいです。
小玉:わかる、それはわかる。
廣川:親切な人は見ていてほっこりします。
小玉:うん。人によって態度を変えない人がいいよね。
廣川:でも自分は特別扱いして欲しい(笑)。
三品:誰にでも優しくないじゃん(笑)。私は適当な人がいいです。連絡するのが面倒くさいので、適当に返してくれる人。もちろん優しい人は好きですよ。
松田:私は男性ってことは前提なんですけど…。
全員:当たり前でしょ(笑)。
松田:自分のことが1番大好きって言ってくれる人がいいです。甘やかしてくれる人が好きですね。
― もし一番好きな人から「二番目に好きだよ」って言われたらどうしますか?
松田:えー!悲しい!病んじゃう。自分のことを好きって言ってくれたり、尽くしてくれる人に尽くしたいと思う。尽くし合いたいというか…(笑)。だから惚れっぽい人は好きじゃないです。
坂元:私はパーカーを着て、フードを被って、腰巻きファッションをしている人がいいです。
小玉:ファッションで選ぶの危ないよ!(笑)
坂元:だって性格がすごく良いのに格好がダサいのは嫌じゃない?
小玉:それは付き合ってから変えていけると思うよ。
坂元:でも第一印象はファッションだから。
三品:夏はパーカー暑くない?
坂元:いいの、似合うの。
小玉:あ、半そでのパーカー?
坂元:半そでのパーカーはちょっと…(笑)。暑いときは腰に巻いててくれていいんですけど、グレーのパーカーを着てる人がとりあえず理想。そして腰にチェックのシャツを巻いてる人。
廣川:えっとー…(坂元)葉月はほのぼのした人が好きなんだと思ってます、勝手に。
坂元:そうだね、あと顔が濃い人。顔が濃くてパーカーが似合う人。
廣川:どんどん要求が増えてるよ(笑)。
わーすたの目標
― わーすたさんは「世界にKAWAIIジャパンアイドルカルチャーを発信する」を目標に活動されていますが、KAWAIIジャパンアイドルカルチャーとは具体的に?廣川:衣装が1番「KAWAIIジャパンアイドルカルチャー」になるんですけど、秋葉原と原宿の“萌原系”という日本のファッションの文化を発信する木村優さんに衣装デザインをしてもらって、それがまず「KAWAIIジャパンアイドルカルチャー」なのかなって思います。
― 台湾など、海外でもライブをされていますよね。
小玉:はい!曲も知ってて一緒に踊ってくれたりするので、すごく楽しいです。日本のファンの方がSNSにアップした写真を見て、イベントに来てくださった方もいると思うので、そういう意味でも、SNSがあってよかったって思いました。
― では改めて、これからの目標をお願いします。
廣川:これまで上海、台湾、シンガポールと行かせてもらって、もっと海外へ足を運んで、世界ツアーもやってみたいなって思っています。そのためにいま、メンバーそれぞれが語学の勉強も頑張っています!
わーすたが語る夢を叶える秘訣
― 最後になりますが、わーすたさんの考える“夢を叶える秘訣”を教えて下さい。松田:まだストリート生だった時に、おばあちゃんから片目だけ描かれただるまの貯金箱をもらって、「夢を書いた紙をその貯金箱に入れておいて、いっぱい願って、頑張って」って言われました。それから、だるまを見るたびに「がんばろう」って気持ちになれたんです。それで、5月4日にメジャーデビューをして、両目をちゃんと描きました。それからもずっと部屋に置いて、だるまを見ると初心に戻れるんですね。だから、初心を思い出せるものを身近に置いておくことが大切だと思います。
小玉:もともと私は北海道に住んでいて、イベントがある度に、北海道から毎回通っていました。夜に帰って次の日の朝から学校だったりと、体力的な面でも辛い時があったんですけど、学校では友達がノートを写させてくれたりとすごい優しく接してくれて、家ではお母さんや家族みんながずっと私を支えてくれていたから頑張ることができました。私が夢を叶えられたのは、友達や家族の存在が大きいです。
廣川:(小玉)梨々華がいま言ったように、友達の存在ってすごく大きくて…その支えてくれてる人たちへの感謝の気持ちは絶対に忘れちゃいけないし、その気持ちを口でちゃんと伝えることが大切。あとは私、神社に参拝することを大切にしてて、感謝の気持ちなどを神前で言ったり、帰省した時にお仏壇の前でご先祖様に、現状報告をいつも長々としています。
― それもある意味ジャパンカルチャーですもんね。
廣川:そうですよね。カワイイかはわからないですけど…(笑)。ジャパン大切カルチャーですね!
三品:夢らしい夢をちゃんと持ったことがなく、夢を叶えたという感覚はまだありません。でもここまで来るのに家族にすごく迷惑をかけて、今はとても感謝しているんですけど、そういう気持ちを自分ではなかなか伝えることが出来なくて…。私は周りの協力があって、いま活動できているので、自分が出来ることを精一杯やって、これから夢を見つけていけたらって思っています。
坂元:毎日を楽しむことが大切かなって思います。途中で「辞めたい」と思った時、そのたびに「すごく楽しいから続ける」って思いが毎回湧いてくるんです。人生は色々あるとは思うんですけど、楽しむ気持ちを持っていれば、いい方向に進むと信じています。
― ありがとうございました。
猫耳に可愛らしい衣装で、一見すると“ザ・アイドル”な印象も受ける「わーすた」。しかし廣川は、「わーすたってそんなに完璧なアイドルじゃなくて、抜けてる部分もすごく多いんです。でもそのおかげで、ファンの方と親近感が生まれるんです」と語っていた。インタビューでもその言葉の通り、飾らず素のまま喋っていたメンバーたち。
そんな彼女たちが見据える先は世界。日本の“KAWAIIカルチャー”を背負ったわーすたは、どこの国のステージでも、変わらぬパフォーマンスを見せてくれるだろう。(modelpress編集部)
わーすた(The World Standard)プロフィール
SUPER☆GiRLSなどに続く、avexのアイドル専門レーベル「iDOL Street」第4弾グループ。2015年3月29日結成。世界に照準を合わせ活動する、デジタルネイティブ世代アイドル。SNSとリアルアイドル活動を通じて世界にKAWAIIジャパンアイドルカルチャーを発信している。2016年2月28日 わーすた初!ワンマンライブ「The World Standard」を開催し、5月4日にメジャーデビューアルバム「The World Standard」をリリース。9月28日に1stシングル「完全なるアイドル」を発売する。
国内アーティストでは珍しく、ライブイベントでスマホにて動画・写真撮影が可能。撮影した動画像は、ツイッターなどSNSにアップロードし、拡散することを推奨している。
わーすた1stシングル「完全なるアイドル」
発売日:2016年9月28日発売【CD】
1.完全なるアイドル
2.ぱわわわわん!!! パワーパフ ガールズ
3.完全なるアイドル(Instrumental)
4.ぱわわわわん!!! パワーパフ ガールズ(Instrumental)
【Blu-ray】
・完全なるアイドル MUSIC VIDEO
・ぱわわわわん!!! パワーパフ ガールズ 公式DANCE VIDEO
【Not Sponsored 記事】
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