蒼井優「もっと学びたい」飽くなき探究心で目指す女優像とは
2015.07.08 16:32
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女優の蒼井優が、ディズニー・チャンネルのアニメ「スティッチ!」シリーズ最新作「スティッチ!パーフェクト・メモリー」に声優出演することが決定。同作を通して感じたという“声優”の魅力と、自身が目指す女優像について語ってもらった。
同作は「スティッチ!」シリーズ3年ぶりの新作。事件に巻き込まれ行方不明になった少女・ユウナを探しに、宇宙へと旅立つスティッチたちを描くストーリーで、蒼井が演じるのは、ヒロインである銀河連邦の女性型情報解析ロボット“ティーラ”。ほとんど感情を見せず、常に任務に忠実だが、スティッチと一緒に行動をすることで、次第に心を通わせていく。
蒼井:はい、スティッチが日本に上陸したとき、あまりの可愛さに興奮しました。目が離れてて口が大きいものが好きなんです。フレンチブルドッグとか(笑)。
― 今回、ティーラという人間ではない役を演じられていますが、こだわった点、苦労した点などを教えてください。
蒼井:女の子のロボットの役は初めてだったので、どんな声なんだろう?と、録音したりしながら想像していたんですが、現場で「あまりロボットっぽくない声で、人間らしく」と言われてビックリしました。声も女の子なので高い声かと思っていたら低い声でと言われて、自分の想像力のなさにガッカリしました(笑)。もっと機械的な声かと思っていたので…。今回は5時間しか演じられなくてあっという間だったので寂しかったです(笑)。緊張したまま終わってしまいました。
― ロボットなので他のキャラクターと違って表情がないですが、その点での難しさなどはありましたか?
蒼井:口が動かないのはラクでした(笑)。でも、普通は時間が経つにつれて少しずつオハナ(家族)というものを知って声が変わっていくものだと思うんですが、ティーラはロボットで声が変わらないので、最後のシーンを録るときに最初のシーンを見直して同じトーンで録ったんです。それは面白い作業でしたね。
蒼井:実は、スティッチの声を山寺さんが吹き替えられていることを知らなかったんですが、これだけ自在に声を操れたら楽しいだろうなって思います。山寺さんに憧れて声優を目指す人がたくさんいるのもよくわかります。
― 女優と声優の仕事では気を付けるところが違うと思うのですが、切り替えで苦労した点はありますか?
蒼井:私は徐々に役を作っていくタイプなのですが、声優のお仕事は役に入ってから抜けるまでが早いので、瞬発力や技術がいるお仕事だなということを改めて感じました。アニメーションの世界って夢があるし圧倒的にメッセージが強いから好きなんですが、もっとちゃんと学びたいです。蒼井優ではなく自分の声が必要とされるレベルまでになれたら、もっとアニメーションの世界を体験できると思うんです。
蒼井:私は頂いた役・頂いたセリフをどう演じるのが、今自分にできるベストなんだろうって考えるところに面白さがあると思っているんです。今までは、相手の役者さんや現場の皆さんに安心させてもらったり興奮させてもらったりする立場だったんですが、もしこの仕事を続けられるのであれば、自分がそういうことを人に体験させてあげられるように、今まで自分が見てきた先輩のような人間になるのが夢です。
― では最後に視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
蒼井:「スティッチ!パーフェクト・メモリー」は、オハナ(家族)の強い絆と大切さと温かさが詰まった作品です。見ていただいた後に、自分にとっての大切な人を改めて思い浮かべていただけたらいいなと思います。大人になればなるほどどこかに照れが入ってきたりしますが、たまにはこれぐらいストレートにオハナを大切にすることがあってもいいんじゃないかと思います。ご家族はもちろん、照れ屋な大人にもぜひ見ていただきたいです。
― ありがとうございました。
最新作「スティッチ!パーフェクト・メモリー」はディズニー・チャンネルにて8月7日(金)18:30~19:30世界初放送される。(modelpress編集部)
― 元々スティッチがお好きだと伺いましたが…。
蒼井:はい、スティッチが日本に上陸したとき、あまりの可愛さに興奮しました。目が離れてて口が大きいものが好きなんです。フレンチブルドッグとか(笑)。
― 今回、ティーラという人間ではない役を演じられていますが、こだわった点、苦労した点などを教えてください。
蒼井:女の子のロボットの役は初めてだったので、どんな声なんだろう?と、録音したりしながら想像していたんですが、現場で「あまりロボットっぽくない声で、人間らしく」と言われてビックリしました。声も女の子なので高い声かと思っていたら低い声でと言われて、自分の想像力のなさにガッカリしました(笑)。もっと機械的な声かと思っていたので…。今回は5時間しか演じられなくてあっという間だったので寂しかったです(笑)。緊張したまま終わってしまいました。
― ロボットなので他のキャラクターと違って表情がないですが、その点での難しさなどはありましたか?
蒼井:口が動かないのはラクでした(笑)。でも、普通は時間が経つにつれて少しずつオハナ(家族)というものを知って声が変わっていくものだと思うんですが、ティーラはロボットで声が変わらないので、最後のシーンを録るときに最初のシーンを見直して同じトーンで録ったんです。それは面白い作業でしたね。
女優・蒼井優が感じた“声優”の魅力「もっと学びたい」
― 山寺宏一さんの声もスティッチにマッチしていますよね。蒼井:実は、スティッチの声を山寺さんが吹き替えられていることを知らなかったんですが、これだけ自在に声を操れたら楽しいだろうなって思います。山寺さんに憧れて声優を目指す人がたくさんいるのもよくわかります。
― 女優と声優の仕事では気を付けるところが違うと思うのですが、切り替えで苦労した点はありますか?
蒼井:私は徐々に役を作っていくタイプなのですが、声優のお仕事は役に入ってから抜けるまでが早いので、瞬発力や技術がいるお仕事だなということを改めて感じました。アニメーションの世界って夢があるし圧倒的にメッセージが強いから好きなんですが、もっとちゃんと学びたいです。蒼井優ではなく自分の声が必要とされるレベルまでになれたら、もっとアニメーションの世界を体験できると思うんです。
目指す女優像とは?
― 8月には30歳の誕生日を迎えられますが、今後挑戦したいことはありますか?
蒼井:私は頂いた役・頂いたセリフをどう演じるのが、今自分にできるベストなんだろうって考えるところに面白さがあると思っているんです。今までは、相手の役者さんや現場の皆さんに安心させてもらったり興奮させてもらったりする立場だったんですが、もしこの仕事を続けられるのであれば、自分がそういうことを人に体験させてあげられるように、今まで自分が見てきた先輩のような人間になるのが夢です。
― では最後に視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
蒼井:「スティッチ!パーフェクト・メモリー」は、オハナ(家族)の強い絆と大切さと温かさが詰まった作品です。見ていただいた後に、自分にとっての大切な人を改めて思い浮かべていただけたらいいなと思います。大人になればなるほどどこかに照れが入ってきたりしますが、たまにはこれぐらいストレートにオハナを大切にすることがあってもいいんじゃないかと思います。ご家族はもちろん、照れ屋な大人にもぜひ見ていただきたいです。
― ありがとうございました。
「スティッチ!」は、2008年に日本で製作・初放送されたTVアニメーションシリーズ。オリジナルシリーズのハワイから沖縄へ舞台を移し、新しい仲間と共に新しい土地で様々な出会いを通しながら、スティッチの魅力一杯に、家族や仲間の大切さを描く心温まるストーリーを展開。これまでに「スティッチ!」(2008年)、「スティッチ!~いたずらエイリアンの大冒険~」(2009年)、「スティッチ!~ずっと最高のトモダチ~」(2010年)の3シリーズ製作されている。
最新作「スティッチ!パーフェクト・メモリー」はディズニー・チャンネルにて8月7日(金)18:30~19:30世界初放送される。(modelpress編集部)
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