中国一の美女ファン・ビンビン、美しさを保つ秘訣は? 映画「マイウェイ 12,000キロの真実」公開記念インタビュー
2012.01.13 12:01
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中国の美人女優ファン・ビンビンが、映画「マイウェイ 12,000キロの真実」の公開を記念しモデルプレスのインタビューに応じてくれた。
同作は「シュリ」「ブラザーフッド」のカン・ジェギュ監督7年ぶりの最新作。オダギリジョー、チャン・ドンゴンと日韓中の豪華共演を果たしたファン・ビンビンは、幼い頃目の前で日本兵に一家を惨殺され、日本軍への復讐を誓うスナイパー・シュエライを演じる。
― 本作に出演することを決めた経緯を教えてください。
ファン:カン・ジェギュ監督がわざわざ北京まで脚本を持ってきてくださって、まずその態度に感動しました。そして私が監督の作品を好きだったこともあり、ぜひお受けしたいと思いました。
― ファンさんは亡くなった家族の思いを背負って戦うスナイパー役ということで、難しい役どころだったのではないでしょうか。
ファン:そうですね。役作りの準備としては、スナイパー役なので射撃の練習をしましたし、取っ組み合いのシーンがあるのでレスリングの練習もしました。
― 戦闘シーンは物凄く迫力がありました。撮影中に苦労された点はありますか?
ファン:どんなに準備しても、現場では思いがけないことが起こるもので…。すごく怖い体験をしたんです。
― 怪我はありませんでしたか?
ファン:金槌で打たれた手はじんじん腫れていました。医者に行って骨に異常がないか検査しなければならないくらい痛かったんです。
私が金槌で打たれた時の叫び声を外で聞いていたマネージャーが、「いいじゃない、今度のはなかなかね」って。(笑)そりゃそうですよね、本当に痛くて出た叫び声だったので。
― 日本のオダギリジョーさん、韓国のチャン・ドンゴンさんとの共演ということで、現場でのコミュニケーションはどのようにとっていましたか?
ファン:本当に大変でした。日本語、韓国語、中国語、そしてアメリカ人のスタッフもいたので英語も。とにかく身振り手振りと、簡単な英語でコミュニケーションしていましたね。
脚本は監督が7年間も準備して書き込んだものなので、ほとんど現場で台詞が変わることはありませんでした。なので撮影に関しては問題ありませんでしたが、困るのは日常生活で交流しようとする時です。
とにかく身振り手振りと、知っている韓国語、日本語を一言二言。遠くから見たら、動物園で動物が身振り手振りしている感じでしたね。
ファン:実在した戦争を背景にしていますが、描いているのは人と人との絆や暖かい人間性。そこが一番の見どころだと思います。
― 「烏龍茶」のCMなどに出演されているファンさんにとって、日本は馴染み深い国であるかと思います。日本の女性に対してはどのような印象を持っていますか?
ファン:日本の女性は本当におしゃれ。みんながそれぞれ自分のスタイルを持っていて、お化粧も上手ですよね。
ある時日本にいる友達に、「日本の女性ってなんでおしゃれとお化粧が上手なの?」と聞いてみたことがあるんです。その友達は「日本の女性はそれが人前に出る時のマナーであると考えている」と教えてくれて、なるほどなぁと思いました。
ファッションもものすごく洗練されていて、中国や韓国の女の子たちはみんな日本のファッション誌を参考にしています。それなのに日本の方はすごく謙虚で、派手でない所がすごい。その点はどこの国よりも日本がすごいと思います。
― 昨年「中国一の美女」に選ばれたファンさん。美しいスタイルをキープする秘訣を教えてください。
ファン:中国には綺麗な人がいっぱいいるのでたまたまだと思います。秘訣は特にありませんが、常に変化を求めるということでしょうか。
自分の現状に満足すると保守的になってしまうので、常に新しいことにチャレンジするようにしています。失敗も成功もありますが、現状を打破していくことが大事だと思いますよ。
― 最後に、日本のファンへメッセージをお願いします。
ファン:私はとにかく日本が大好き。なぜかというと、ものすごく綺麗だから。ホテルの明かりを全部消して外を見ると空気に透明感があって、北京の空もこうなってほしいなと思います。
私を好きで応援してくださっている方は、これからも私の作品に期待してください。
― ありがとうございました。
透き通るような美貌の持ち主であるファン・ビンビンだが、本作では血まみれ、泥まみれになりながら戦う力強い女性像を熱演。中国を代表する国際派女優として、またひとつ代表作を増やした彼女の迫真の演技に注目だ。(モデルプレス)
俳優業以外にも、北京范冰冰影視芸術学校を家族で経営し、名誉校長をつとめる。2010年には「最も美しい中国人」に選ばれた。
運命のいたずらにより、彼らは日本・ソ連・ドイツ3つの軍服を着て戦うことになる。アジアからノルマンディーまで12,000キロにも及ぶ戦いの中、全てを失っても生きる道を選んだのは何故か?そこには衝撃の事実と感動のドラマが隠されていた。
出演:オダギリジョー、チャン・ドンゴン、ファン・ビンビン
監督:カン・ジェギュ「シュリ」「ブラザーフッド」
2012年1月14日(土)全国公開
― 本作に出演することを決めた経緯を教えてください。
ファン:カン・ジェギュ監督がわざわざ北京まで脚本を持ってきてくださって、まずその態度に感動しました。そして私が監督の作品を好きだったこともあり、ぜひお受けしたいと思いました。
― ファンさんは亡くなった家族の思いを背負って戦うスナイパー役ということで、難しい役どころだったのではないでしょうか。
ファン:そうですね。役作りの準備としては、スナイパー役なので射撃の練習をしましたし、取っ組み合いのシーンがあるのでレスリングの練習もしました。
― 戦闘シーンは物凄く迫力がありました。撮影中に苦労された点はありますか?
ファン:どんなに準備しても、現場では思いがけないことが起こるもので…。すごく怖い体験をしたんです。
シュエライが捕まって日本兵に拷問される場面で、金槌で叩かれるシーンがあるんですが、撮影のため美術さんが色んな種類の金槌を準備していました。リハーサルのときはスポンジでできた金槌で叩かれていたので全然平気だったのですが、本番で役者さんが間違えて木の金槌で私の手を打ってしまうというハプニングがあり…思わず悲鳴を上げてしまいましたね。
― 怪我はありませんでしたか?
ファン:金槌で打たれた手はじんじん腫れていました。医者に行って骨に異常がないか検査しなければならないくらい痛かったんです。
私が金槌で打たれた時の叫び声を外で聞いていたマネージャーが、「いいじゃない、今度のはなかなかね」って。(笑)そりゃそうですよね、本当に痛くて出た叫び声だったので。
― 日本のオダギリジョーさん、韓国のチャン・ドンゴンさんとの共演ということで、現場でのコミュニケーションはどのようにとっていましたか?
ファン:本当に大変でした。日本語、韓国語、中国語、そしてアメリカ人のスタッフもいたので英語も。とにかく身振り手振りと、簡単な英語でコミュニケーションしていましたね。
脚本は監督が7年間も準備して書き込んだものなので、ほとんど現場で台詞が変わることはありませんでした。なので撮影に関しては問題ありませんでしたが、困るのは日常生活で交流しようとする時です。
とにかく身振り手振りと、知っている韓国語、日本語を一言二言。遠くから見たら、動物園で動物が身振り手振りしている感じでしたね。
― シュエライ役のファンさんが考える本作の見どころを教えてください。
ファン:実在した戦争を背景にしていますが、描いているのは人と人との絆や暖かい人間性。そこが一番の見どころだと思います。
― 「烏龍茶」のCMなどに出演されているファンさんにとって、日本は馴染み深い国であるかと思います。日本の女性に対してはどのような印象を持っていますか?
ファン:日本の女性は本当におしゃれ。みんながそれぞれ自分のスタイルを持っていて、お化粧も上手ですよね。
ある時日本にいる友達に、「日本の女性ってなんでおしゃれとお化粧が上手なの?」と聞いてみたことがあるんです。その友達は「日本の女性はそれが人前に出る時のマナーであると考えている」と教えてくれて、なるほどなぁと思いました。
ファッションもものすごく洗練されていて、中国や韓国の女の子たちはみんな日本のファッション誌を参考にしています。それなのに日本の方はすごく謙虚で、派手でない所がすごい。その点はどこの国よりも日本がすごいと思います。
― 昨年「中国一の美女」に選ばれたファンさん。美しいスタイルをキープする秘訣を教えてください。
ファン:中国には綺麗な人がいっぱいいるのでたまたまだと思います。秘訣は特にありませんが、常に変化を求めるということでしょうか。
自分の現状に満足すると保守的になってしまうので、常に新しいことにチャレンジするようにしています。失敗も成功もありますが、現状を打破していくことが大事だと思いますよ。
― 最後に、日本のファンへメッセージをお願いします。
ファン:私はとにかく日本が大好き。なぜかというと、ものすごく綺麗だから。ホテルの明かりを全部消して外を見ると空気に透明感があって、北京の空もこうなってほしいなと思います。
私を好きで応援してくださっている方は、これからも私の作品に期待してください。
― ありがとうございました。
透き通るような美貌の持ち主であるファン・ビンビンだが、本作では血まみれ、泥まみれになりながら戦う力強い女性像を熱演。中国を代表する国際派女優として、またひとつ代表作を増やした彼女の迫真の演技に注目だ。(モデルプレス)
ファン・ビンビン プロフィール
1981年生まれ。「ひと目惚れ」(00)でスクリーンデビュー。日本ではウーロン茶ほか、様々なテレビCMで広く知られる。「観音山 Buddha Mountain」(09)で東京国際映画祭最優秀女優賞を受賞。俳優業以外にも、北京范冰冰影視芸術学校を家族で経営し、名誉校長をつとめる。2010年には「最も美しい中国人」に選ばれた。
映画「マイウェイ 12,000キロの真実」あらすじ
1928年日本占領下の朝鮮で日本人と朝鮮人の少年が出会った。境遇は全く違うが、走る事が好きな二人はマラソンでオリンピック出場を夢見た。しかし、時代は国籍の違う彼らの友情を許さなかった。運命のいたずらにより、彼らは日本・ソ連・ドイツ3つの軍服を着て戦うことになる。アジアからノルマンディーまで12,000キロにも及ぶ戦いの中、全てを失っても生きる道を選んだのは何故か?そこには衝撃の事実と感動のドラマが隠されていた。
出演:オダギリジョー、チャン・ドンゴン、ファン・ビンビン
監督:カン・ジェギュ「シュリ」「ブラザーフッド」
2012年1月14日(土)全国公開
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