モデルプレスのインタビューに応じた野村康太(C)モデルプレス

野村康太、松本まりかとのキスシーン前日に観た韓ドラ「手の使い方や表情を参考にしています」【1st写真集「暁紀」インタビュー後編】

2025.11.05 08:00

1st写真集「暁紀」(読み:あかつき/講談社)を発売した俳優・野村康太(のむら・こうた/21)。2022年にデビューした彼の俳優としての軸が完成したのは、ドラマ「夫の家庭を壊すまで」(テレビ東京系/2024)。女優・松本まりかとの出会いを機に仕事への向き合い方に変化が生まれた。そんな作品で話題を呼んだラブシーンでは、参考にしていた韓国ドラマがあった。【インタビュー後編】

野村康太、1st写真集「暁紀」

野村康太(C)今城 純/講談社
野村康太(C)今城 純/講談社
本作は「はじめての一人旅」をテーマに、韓国・ソウルの様々なシチュエーションで撮影。21歳の等身大で無垢な表情はもちろん、184cmの高身長と鍛え上げられた肉体美も収めた1冊となっている。タイトル「暁紀」には、いつか行ってみたかったという韓国での旅の記録、そしてこれからの活躍が期待される野村の「夜明け」という意味が込められている。

野村康太、松本まりかとのキスシーン撮影前日に参考にした韓国ドラマ

野村康太/お気に入りカット(C)今城 純/講談社
野村康太/お気に入りカット(C)今城 純/講談社
― 好きな韓国ドラマのロケ地でも撮影されたみたいですが、具体的にどんな作品をご覧になっていますか?

野村:「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」「梨泰院クラス」「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~」「ソンジェ背負って走れ」「キング・ザ・ランド」などです。

野村康太(C)モデルプレス
野村康太(C)モデルプレス
― 韓国ドラマをご覧になって、ご自身の演技に影響を受けることはありますか?

野村:キスシーンを撮影する前日は、絶対に韓国ドラマを観るようにしていて、手の使い方や表情を参考にしています。「夫の家庭を壊すまで」(テレビ東京系/2024年)の撮影の前日には、「キム秘書はいったい、なぜ?」のパク・ソジュンさんとパク・ミニョンさんのお芝居を観ました。

― 実際、参考にしてみて手応えはありましたか?

野村:たくさんの方々から「すごく色気があった」と言っていただけたので、手応えはありました。

野村康太、松本まりかから学んだ姿勢

野村康太(C)モデルプレス
野村康太(C)モデルプレス
― 「夫の家庭を壊すまで」で松本まりかさんとの出会いが転機だったというお話がありましたが、現場で印象に残っている松本さんの姿勢や言葉はありますか?

野村:何から何まで120%の力で、一切手を抜かずに全力でお芝居に向かっていた姿が印象的です。僕は力を抜くときは力を抜いてやらないと持たない人なのですが、松本さんは朝から夜までずっと120%でやっても、まだ元気だったので、体力がすごいですし、その姿勢も「見習わなきゃ」と思いました。

― 現場ではどういった会話をしていましたか?

野村:僕が演技についていろいろ悩んでいて、お芝居の段取りをした後に考えていたら、「どうしたの?」と声を掛けてくださって「ここがあまり上手くいかなくて…」と相談したら「じゃあこうやってみたら、変わるかもしれないから試してみて」とアドバイスをくれました。

野村康太(C)モデルプレス
野村康太(C)モデルプレス
― 松本さんとの共演を経て約1年、様々な作品に出演されていると思います。「夫の家庭を壊すまで」の経験が活きていると感じる瞬間はありますか?

野村:活きている瞬間しかないくらい「夫の家庭を壊すまで」でたくさん勉強させていただきました。演技の軸を作っていただいた作品にもなったので、全部が活きています。

野村康太、出演したかった学園モノ 共演したい同世代俳優

野村康太(C)モデルプレス
野村康太(C)モデルプレス
― 今後挑戦してみたい役はありますか?

野村:恋愛映画と学生モノ、“青春!”といった作品です。若手俳優たちと切磋琢磨しながら、一つの作品を作り上げていくような作品をやってみたいです。

― 挙げてくださったジャンルの中で、ご自身でご覧になった作品はありますか?

野村:「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系/2023)、「御上先生」(TBS系/2025)は面白いですし、「良いな、出たかったな」と思いました。

― 同世代の俳優の方で共演してみたいと思う方はいますか?

野村:奥平大兼くんはすごくナチュラルなお芝居をするので、共演したいです。

野村康太が悲しみを乗り越えた方法

野村康太(C)モデルプレス
野村康太(C)モデルプレス
― モデルプレスの読者には、今壁にぶつかっている方もたくさんいます。そんな方に向けて、野村さんが悲しみを乗り越えた方法を教えてください。

野村:どうしたら今自分がやっていることが楽しくなるのかを探すことが大事なのかなと思います。お芝居をするときに緊張しすぎてしまって、お芝居のことを何も考えられなくなることがあったので「この仕事向いていないんじゃないか」と辞めるなら早く辞めた方が良いと思っていた時期もありましたが、僕の場合はお芝居の感覚が掴めて「お芝居ってこんなに楽しいんだ」と思えたことと、作品をきっかけにたくさんの人に知ってもらえて、応援してくれることが一番のモチベーションになっています。

― そんな時期を乗り越えて、仕事に対する向き合い方はどう変化しましたか?

野村:言葉で説明できないのですが、感覚的に感情の乗せ方が掴めた気がします。あとは、松本さんの現場での姿勢を見て、僕も一つひとつの仕事に全力で向き合っていかなければいけないと改めて思いました。

― ありがとうございました!

(modelpress編集部)

野村康太(のむら・こうた)プロフィール

野村康太(C)モデルプレス
野村康太(C)モデルプレス
2003年11月30日生まれ、東京都出身。「MEN'S NON-NO」専属モデル。2022年、「新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜」(日本テレビ)でデビュー。主な出演作は、ドラマ「パーフェクトプロポーズ」(フジテレビ/2024)、「その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする」(MBS・TBS系/2024)、「クジャクのダンス、誰が見た?」(TBS/2025)、「ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~」(テレビ東京/2025)、「パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実」(カンテレ・フジテレビ系/2025)など。2025年5月には映画単独初主演となる「6人ぼっち」が公開された。

@modelpress

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