わーすた、“完全なるアイドル”を3年間キープ…可愛いの秘訣とは?大人になる今後は?<モデルプレスインタビュー>
2018.06.20 08:00
avexアイドル専門レーベル「iDOL Street」第4弾アイドルグループとして2015年3月に結成し、世界に照準を合わせて活動するデジタルネイティブ世代アイドルグループ・わーすた(英語表記:The World Standard)が、6月20日に3rdミニアルバム「JUMPING SUMMER」をリリース。そこで今回インタビューを行い、アルバムについて紹介してもらうとともに、“完全なるアイドル”として常に“可愛い”を掲げて活動している彼女たちならではの“可愛いの秘訣”、そして彼女たちが見据える先などについて語ってもらった。
わーすたの3rdミニアルバム「JUMPING SUMMER」とは
― ミニアルバム「JUMPING SUMMER」はどのようなアルバムなのでしょうか?
廣川奈々聖:3rdアルバムになるのですが、今までのアルバムと比べると今回はおしゃれ路線に走ってみました(笑)。ワールドミュージックを取り入れた曲ばかりで、R&Bやギターロック、ハードロックと、今までに挑戦したことがない曲もあります。私たちのことを知らずにこのアルバムを聞くと、アイドルとわからないかもしれません。なので、すごく面白い作品に仕上がったのではないのかなと思っています。
三品瑠香:私たちは今、“わんだふるYEAR”を掲げていて、毎月新曲を披露すると宣言しています。今回新しく披露した曲たちのアルバムになっているのですが、初めての方にも曲を作っていただき、また新しいわーすたを見ることができるんじゃないのかなと思っています。
― リード曲「タピオカミルクティー」はWHITE JAMのSHIROSEさんとDa-iCEの工藤大輝さんが共同で制作されたそうですね。
廣川:そうです!ダンスクラシックを取り入れた曲になっています。
坂元葉月:曲調は明るくてポップで、すごく可愛いのですが、歌詞に注目してみると結構キュンキュンするポイントがあったり、でもちょっと切なくなる部分もあったりと、甘酸っぱい青春が描かれています。今回「タピオカミルクティー」という曲を作っていただいたきっかけが、メンバーみんなでタピオカミルクティーにドハマリしてて(笑)。ほとんど毎日飲んでいるメンバーもいるんですよ(笑)
― 毎日!?どなたですか?
三品:ほぼ毎日飲んでます(笑)
松田美里:もう半年間ぐらい、ほぼ毎日飲んでいます(笑)
坂元:毎日は体に悪そうですが(笑)、みんな結構ドハマリしていて、SNSにもたくさん飲んでいる写真を投稿していたので、それを見てくださって作ってもらった曲が「タピオカミルクティー」です!
― SHIROSEさんと工藤さんとは、実際に会ったとき、どのようなお話をしましたか?
三品:レコーディングのときに立ち会っていただきました。
廣川:レコーディングでは、歌い方のアドバイスをいただきました。SHIROSEさんは「自分の好きなように思うがままに、感情をそのまま出すようにして歌って」とも言ってくださったので、本当に自由に歌わせていただきました。
小玉梨々華:工藤さんはSHIROSEさんの横に立って褒めてくれることが多かってです。「タピオカミルクティー」がSHIROSEさんと初めてのレコーディングだったので、私たちも少し緊張していて、どういう雰囲気になるのかなと思ったのですが、工藤さんとSHIROSEさんが和ませてくれたので、すごくやりやすいレコーディングで、楽しかったです。
わーすた、全身“タピオカ”衣装に
― 今回は“アジアンテイスト”の衣装をまとっていますが、衣装のコンセプトを教えてください。小玉:リード曲「タピオカミルクティー」に合わせて全身タピオカをテーマに衣装を作りました。あちらこちらに付いている黒い丸はタピオカをイメージしたものです。衣装には中国語でタピオカミルクティー、帽子にはわーすた、靴には完全なるアイドルと書いています。
― 毎回、衣装のこだわりはあるのでしょうか?
廣川:やっぱり“可愛い”ということをずっとコンセプトにしているので、常に可愛い衣装をまとっていたいです。
― 重そうだし、着るのも大変そうですね…。
松田:見た目よらずですが、意外と大丈夫かと思います(笑)
廣川:でも、この頭はちょっと重いです(笑)
小玉:ライブもこれでやっているので、動きやすい作りにはなっています。
松田:可愛さを発信していくアイドルとして、可愛さはやっぱり重要なので、絶対可愛いデザインを描いてくれるデザイナーの木村優さんにはお世話になっています。
― 猫耳が付いたりと、“可愛い”のコンセプトはずれていないということですね。
小玉:猫耳は結成当時からずっと付け続けて、日本の可愛いを世界に発信しているグループなので、どんなときでも猫耳はちゃんと付けています!
わーすた、“わんだふるYEAR”では…
― 今年3月に“わんだふるYEAR”として 4月から12か月連続新曲を発表していき、現在2曲目を発表したばかり。すごく大変そうな企画だなと思ったのですが…三品:今までと比べたらペースが早く、覚えることも多いので、大変ではあるのですが、新しい曲をみんなにお披露目できることが嬉しくて。次の曲はどんな曲かなと楽しみながら行っています。
小玉:毎月のレコーディングにプラスして、今回の場合はこのミニアルバムもあって、覚えることが多くて、次から次…という感じだったのですが、私自身もどんどん曲が増えていき、曲の振り幅も広がるので、とても嬉しいです。
松田:私たちだけでなく、ファンの方も大変だと思います。ライブ中に声を出してくれたり、振りも覚えてくれるので、今まで以上に大変になってしまいます。
― あとは、6月24日からは夏の全国ツアーが始まり、ファンクラブも設立されるそうで、忙しくなりますね!
廣川:そうですね。ファンの方も早くって楽しみにしてくれているようなので、待っていてほしいです。
松田:ファンクラブ設立は本当に喜んでくれました。出来ることもたくさん増えると思うので、楽しみにしてくれているファンのみなさんの期待に応えられるように頑張りたいです。
廣川:ファンクラブ設立が1番反響が大きかったのです!結成して4年目に突入したわーすたの気合いが伝わったのかなと思いました。わーすたとしても、夢の一歩に近づいたのかなって思っています。
わーすた、“可愛い”の秘訣は?本音と自信も語る
― “完全なるアイドル”というコンセプトでデビューし、可愛いものばかり身に付けてきたわーすたのみなさんですが、これまでを振り返り、いかがですか?三品:猫耳は最初恥ずかしいと思ったのですが、今はでわーすたのトレードマークとしてみんなが認識してくれているので、最初から付けていてよかったなと思いました。
廣川:衣装を女の子が可愛いって言ってくれたり、真似してくれたりと、可愛い衣装を着ることができて、本当に幸せだなって思っています。
― “可愛くなりたい”と思っている女の子はたくさんいると思います。みなさんにとっての可愛いの秘訣や、女子力アップの秘訣などありましたら、教えてください。
坂元:女子力に繋がっているのかはわかりませんが、常に笑顔でいるようにしています。やっぱり無表情の人って怖いじゃないですか。普段から口角を上げているだけで、ハッピーな気持ちになれるので(笑)、すごく楽しく生きられるんじゃないのかなと思っています。
小玉:私は寝ることです(笑)。もともと寝るのが好きで、基本的に睡眠時間は確保するようにしています。次の日がオフだと12時間ぐらい寝る日もあります(笑)
廣川:顔面と向き合うこと。どれだけ自分の顔面と向き合うのかだと思います。こういう職業なので、鏡を見ることばかりなのですが、常に鏡がないと不安になるぐらい顔はずっと見ています。鏡を見ると言うとナルシストみたいに思われるのですが、可愛くいたいじゃないですか(笑)。だから毎朝自分の顔を見て「ブサイクだな」って(笑)思うから、メイク頑張るし、努力もするし。清潔感を保つためのエチケットでもあるので、毎日鏡を見ることは大事だなと思っています。
三品:私も鏡見る気持ちはすごくわかります!自宅に大きな鏡があるのですが、いつもそこで立ち止まって、今日盛れているなとか、こっちのメイクの方が合うかなと考えています。お風呂に入っている時間が長いのですが、メイク落とすのもったいないなって思っちゃうんですよ。やっぱり可愛くいたいので(笑)。それくらいメイクすると気分も上がるので、メイクは常にしていたいですね。
松田:私は人の意見を聞きます。母親と兄と3人で暮らしているのですが、太ってしまったかなと思ったとき、兄に聞くようにしています。ただ、いつも「デブ」と言われるので、「どこら辺が?」と聞きます。もともと自分に自信があるわけではないので、自分の嫌なところやコンプレックスを直すようにしています。
― みなさんで美容についての情報交換もされるのですか?
小玉:やろうと思ってやるわけではないのですが、自分が気になっているものをメンバーが持っていたら貸してもらったりします。
廣川:それに、自分がいいものを持っていたら共有したくなります(笑)
小玉:みんなメイクとか、コスメとか好きなので、女子力が高いグループなのかなと思います!
― 今後も“完全なるアイドル”として活動していくのを楽しみにしています!
三品:今後も可愛いを発信していけたらいいなと思っています。
廣川:可愛いを追求しているので、そうなりたいですね。
小玉:そのコンセプトはぶれずに、でもぶっ飛ぶときはぶっ飛んで、曲とかでもいろんなジャンルにチャンレジしていきたいです。
今後のわーすたは…
― 今後のわーすたとしての目標を教えてください。廣川:グループとしての大きな目標はアリーナツアーを開催することです。でも、4年目のわんだふるYEARとして頑張っていきたいので、それぞれの今持っているポテンシャルももっと伸ばしていかないといけないと思うし、わーしっぷ(ファンの名称)さんを楽しませられる1年にしたいです。この4年目はメンバー全員で頑張って努力して、“可愛い”と“ライブ”を追求していきたいと思っています。
― これからも“可愛い”はぶれずに活動したいと。
小玉:これから大人になっていきますが、無理せずに作り込まずにしていきたいなとは思っています。1stシングルで猫耳を付けたとき、「心外」って本音を出してしまったのですが、そういうのもファンのみなさんはわかっていて、楽しんでいただけているので、先のことは心配せずに、前に進めると思っています。
松田:努力もしているので、誇りを持って活動ができていると思います。だから、猫耳もずっと付け続けて、派手で可愛い衣装も着て、自信を持って“可愛い”を発信していきたいと思っています。
わーすた、夢を叶える秘訣を語る
― 夢を追いかけているモデルプレス読者に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。坂元:努力に勝るものはないと思うので、夢を持ち続けることも大切ですが、1つ1つ行動に移すことが大事なのかなと考えています。目標を明確にして、到達したら次はこの目標ってクリアにしていけば、夢は叶うと思います。夢が叶ったときは、すごく幸せだと思うので、それを想像して頑張ってください!
小玉:自分を信じて、自分を好きになること。やりたいことがあったら、絶対努力が必要です。ほかの人に支えてもらうことはできますが、自分からなにか動かないと叶うことはありません。1回きりの人生なので、自分で決めて動いて、自分を信じて楽しんでほしいなと思います。
廣川:私、夢を持っていないなって思います。今、アイドルをしていなかったら、ほかになにをしていたのかな?って思って。なので、夢を持っているだけですごいと思いました。夢を持つためには、まずは自分のことを知ることだと思うので、興味のあることをノートに書いてみたり、努力したりしてみてください。自分を知って、自分に誰よりも厳しく、だけど誰よりも自分の味方でいてあげることが大事なのかなと思いました。
三品:わーすたになって叶った夢も何個かありますが、私は全部なんでもしっかり頑張るというのが苦手で、後から後悔することがたくさんありました。夢を実現させるためにやるべきことはわからないことの方が多いと思うのですが、今やるべきことをやれば、ちゃんと夢に繋がっていくと思います。なので、自分ができることをまず見つけて、頑張っていけば、夢に近づけるのかなと思います。
松田:自分への自信を失わないこと。私小さい頃から夢が漠然にあって、“人を幸せにしたい”“笑顔にしたい”と思っていました。それで、アイドルを目指すようになったのですが、初めて強くやりたいと思ったのことなので自信があったというか(笑)。だから迷わず、行動したし、後悔もしませんでした。わーすたになって、大変なことともあったのですが、やりたかったことだからこそ、それを忘れるぐらい嬉しかったこともあったので、なにをやるためにここにいるのか考えながらやっていると、自然と夢に近づけるんじゃないのかなと思っています。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
わーすた3rdミニアルバム「JUMPING SUMMER」
<CD 収録内容>01.JUMPING SUMMER
02.タピオカミルクティー
03.PLATONIC GIRL
04.スタンドアロン・コンプレックス
05.プリティー☆チャンネル
06.JUMPING SUMMER(Instrumental)
07.タピオカミルクティー(Instrumental)
08.PLATONIC GIRL(Instrumental)
09.スタンドアロン・コンプレックス(Instrumental)
10.プリティー☆チャンネル(Instrumental)
わーすた プロフィール
英語表記は「The World Standard」。坂元葉月、廣川奈々聖、松田美里、小玉梨々華、三品瑠香の5人で2015年3月29日に結成。avexアイドル専門レーベル「iDOL Street」第4弾アイドルグループ。世界に照準を合わせ活動する、デジタルネイティブ世代アイドル。SNSとリアルアイドル活動を通じて世界にKAWAIIジャパンアイドルカルチャーを発信している。6月24日より、全国ツアー「イセ食品 森のたまご presents わーすた Summer LIVE TOUR 2018 ~JUMPING SUMMER~」がスタートする。
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