モデル岡崎紗絵、映画デビューで苦労・不安・恥ずかしさ…心境を赤裸々に語る モデルプレスインタビュー
2015.07.31 18:00
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私立恵比寿中学の柏木ひなたと女優の竹富聖花がW主演をつとめる公開中の映画「脳漿炸裂ガール」に出演しているモデルの岡崎紗絵(19)。同作で映画デビューを果たし、本格的に演技に挑戦した作品となった彼女に、モデルプレスではインタビューを敢行。映画デビューが決まったときの心境や、撮影の苦労、モデルと女優の違い、今後挑戦したいことなどについて語ってもらった。
同作は、ネット上で“神曲”と称えられ大ヒットしたボーカロイド楽曲『脳漿炸裂ガール』を実写映画化したもの。お嬢様学校・聖アルテミス女学院を舞台に、檻の中に閉じ込められた主人公がクラスメイト達と携帯電話を使った「黄金卵の就職活動」というサバイバル・デス・ゲームに参加し、生き残るために奮闘するさまを描いた物語。
岡崎は、聖アルテミス女学院1年(白リボン)の城野モクハ役。念願叶って憧れの女学院に入学した市位ハナ(柏木)からは「リッチ」とディスられている。親が金持ち(成金)で常に親の力で何とかなると思っている傲慢なお嬢様。陸上部に所属し国体にも出場する実力の持ち主だ。
岡崎:まさか自分が映画に出演できるなんて思ってもいなかったので、信じられませんでした。自分がスクリーンの中にいると考えるだけで、ビックリという気持ちと同時に不安もあって、わけがわからなくなりました(笑)。
― ドラマ出演の経験はあるそうですが、今回が本格的に演技に挑戦した作品となったそうですね。出来上がった作品を観て、ご自身の感想は?
岡崎:大きなスクリーンで自分を客観視することが初めてだったので、自分の姿に驚きましたし、恥ずかしかったです(笑)。演技については、もうちょっとこうすればよかったなと反省点が見つかりました。
― 傲慢なお嬢様を演じていましたが、注目してほしいシーンはありますか?
岡崎:城野モクハは女学院の中で上位の人だけが付けられる“白リボン”を付けているのですが、そこに“赤リボン”の市位ハナ(柏木)がやってきます。モクハは白リボンを牛耳っていて、ハナから“リッチ”っていうあだ名をつけられます。その“リッチ”とは、傲慢なお嬢様を表現しているというのが、見どころだと思います。「私さえよければ何でもいいのよ」みたいなことも言うのですが、そういう上から目線のセリフにも注目してほしいです。
岡崎:リッチな役なのですが、国体の選手でもあるんですよね。私、足がそんなに早くないので、どうやって国体レベルに見せればいいのか、すごく大変でしたし、不安でした。
― それをどうやって乗り越えたんですか?
岡崎:乗り切ったのかな?という感じです(笑)。とにかく全力で走ってみたり、陸上経験のある方からアドバイスをもらったりしました。
― しっかりと事前準備をしていたんですね。
岡崎:作品の中では人の上に立っているような女の子なのでビクビクしたところを見せられないのですが、実際は不安と緊張でいっぱいでした。とにかく台本をしっかりと読むようにしていましたが、台本を読むことさえ怖い時期もありました。クランクインが近づくにつれ不安感は増していきましたね。
― 主演の柏木さんや竹富さんをはじめ、出演者は同世代の方が多かったと思うのですが、撮影現場はいかがでしたか?
岡崎:柏木さんは私より3つ年下なのですが、最初の本読みのときからすごく堂々としていて…。私は初の本読みだったので、何もわからないまま座っていたので圧倒されました。作品の内容がシリアスで銃でガンガン射ち合ったりするので撮影はしんみりしていたのですが、空き時間にはみんなでお話することができて楽しかったです。
岡崎:違いますね。表情を変えることはあっても、感情を一気に高ぶらせたり、落としたり、言葉を発することはモデルにはないので。女優は、独特の間や目の動かし方、声のトーンなど、どんなことも奥が深くて、改めて難しいなと思いました。
― では、やりがいは?
岡崎:自分の納得のいく演技ができたときは達成感がありますが、まだそんな境地には達していないので、できたらいいなと思います。
― これからも演技のお仕事もどんどんやっていく予定ですか?
岡崎:そうですね。モデルと両立していこうと思います。
― 理想の女優さんや、やってみたい役柄はありますか?
岡崎:黒木メイサさんが好きなので、近づけたらいいなと思います。演技は昨年10月から放送されていたドラマ「ディア・シスター」(フジテレビ系)の石原さとみさんの役をやってみたいです。天真爛漫で可愛いのですが、少し毒舌な一面もあるような、みんなから愛されている役!
岡崎:諦めないこと。潮時もあるかもしれませんが、夢を実現させることはすごいことです。そのためには諦めずに追い続けなくてはいけないと思います。年齢などで自分を制限せず、最後まで頑張ってほしいです。
― 最後に岡崎さんの夢も教えてください。
岡崎:モデルと女優を両立させて、バランスよく活動することです。それこそ夢を叶える秘訣としていつかはドラマ主演という夢を叶えるために諦めず努力します。ファッション誌の表紙も夢です!どちらも狭き門ですが諦めない精神で頑張っていきますので応援宜しくお願いします。
― ありがとうございました。
初めて本格的に演技に挑戦した作品となったが、緊張や不安な雰囲気を全く感じさせない“サバイバル・デス・ゲーム”らしい圧倒的な演技をみせてくれた岡崎。「撮影が終わるまではとにかく緊張していましたが、みんなと仲良くなることもできました」と笑顔で話す彼女は、達成感に満ち溢れていた。“女優”岡崎紗絵が、今後はどのような作品に出演し、どのような演技で私たちの期待に応えてくれるのか、注目していきたい。(modelpress編集部)
原案:れるりり「脳漿炸裂ガール」(キティ)
原作:吉田恵里香「脳漿炸裂ガール」「脳漿炸裂ガール どうでもいいけど、マカロン食べたい」(角川ビーンズ文庫刊)
<あらすじ>
さあ狂ったように踊りましょう♪どうせ100年後の今頃にはみんな死んじゃってんだから
小さな頃から憧れていたお嬢様学校・聖アルテミス女学院に晴れて入学した市位ハナ(柏木ひなた)は、教室で目を覚ますとクラスメイト達と檻の中にいた。そして突然、携帯電話を使った「黄金卵の就職活動」という謎解きゲームに参加する羽目に…。しかし、そのゲームの実体は、勝ち残った1名だけが“真の卵”として大人の仲間入りができるというサバイバル・デス・ゲームだった!クラスメイトたちが次々と脱落していくなか、ハナは同級生・稲沢はな(竹富聖花)と共にゲームを戦っていくが…。負ければ即“脳漿炸裂”のゲームの行方は果たして―!?
岡崎は、聖アルテミス女学院1年(白リボン)の城野モクハ役。念願叶って憧れの女学院に入学した市位ハナ(柏木)からは「リッチ」とディスられている。親が金持ち(成金)で常に親の力で何とかなると思っている傲慢なお嬢様。陸上部に所属し国体にも出場する実力の持ち主だ。
映画デビュー作品は「恥ずかしかった」
― 映画デビューおめでとうございます。まずは、出演が決まったときの心境を教えてください。岡崎:まさか自分が映画に出演できるなんて思ってもいなかったので、信じられませんでした。自分がスクリーンの中にいると考えるだけで、ビックリという気持ちと同時に不安もあって、わけがわからなくなりました(笑)。
― ドラマ出演の経験はあるそうですが、今回が本格的に演技に挑戦した作品となったそうですね。出来上がった作品を観て、ご自身の感想は?
岡崎:大きなスクリーンで自分を客観視することが初めてだったので、自分の姿に驚きましたし、恥ずかしかったです(笑)。演技については、もうちょっとこうすればよかったなと反省点が見つかりました。
― 傲慢なお嬢様を演じていましたが、注目してほしいシーンはありますか?
岡崎:城野モクハは女学院の中で上位の人だけが付けられる“白リボン”を付けているのですが、そこに“赤リボン”の市位ハナ(柏木)がやってきます。モクハは白リボンを牛耳っていて、ハナから“リッチ”っていうあだ名をつけられます。その“リッチ”とは、傲慢なお嬢様を表現しているというのが、見どころだと思います。「私さえよければ何でもいいのよ」みたいなことも言うのですが、そういう上から目線のセリフにも注目してほしいです。
映画デビュー作品を振り返り…
― 撮影では、どのようなところに1番苦労しましたか?岡崎:リッチな役なのですが、国体の選手でもあるんですよね。私、足がそんなに早くないので、どうやって国体レベルに見せればいいのか、すごく大変でしたし、不安でした。
― それをどうやって乗り越えたんですか?
岡崎:乗り切ったのかな?という感じです(笑)。とにかく全力で走ってみたり、陸上経験のある方からアドバイスをもらったりしました。
― しっかりと事前準備をしていたんですね。
岡崎:作品の中では人の上に立っているような女の子なのでビクビクしたところを見せられないのですが、実際は不安と緊張でいっぱいでした。とにかく台本をしっかりと読むようにしていましたが、台本を読むことさえ怖い時期もありました。クランクインが近づくにつれ不安感は増していきましたね。
― 主演の柏木さんや竹富さんをはじめ、出演者は同世代の方が多かったと思うのですが、撮影現場はいかがでしたか?
岡崎:柏木さんは私より3つ年下なのですが、最初の本読みのときからすごく堂々としていて…。私は初の本読みだったので、何もわからないまま座っていたので圧倒されました。作品の内容がシリアスで銃でガンガン射ち合ったりするので撮影はしんみりしていたのですが、空き時間にはみんなでお話することができて楽しかったです。
モデルと女優の“違い”を語る
― モデルと女優では、苦労する点も違いますか?岡崎:違いますね。表情を変えることはあっても、感情を一気に高ぶらせたり、落としたり、言葉を発することはモデルにはないので。女優は、独特の間や目の動かし方、声のトーンなど、どんなことも奥が深くて、改めて難しいなと思いました。
― では、やりがいは?
岡崎:自分の納得のいく演技ができたときは達成感がありますが、まだそんな境地には達していないので、できたらいいなと思います。
― これからも演技のお仕事もどんどんやっていく予定ですか?
岡崎:そうですね。モデルと両立していこうと思います。
― 理想の女優さんや、やってみたい役柄はありますか?
岡崎:黒木メイサさんが好きなので、近づけたらいいなと思います。演技は昨年10月から放送されていたドラマ「ディア・シスター」(フジテレビ系)の石原さとみさんの役をやってみたいです。天真爛漫で可愛いのですが、少し毒舌な一面もあるような、みんなから愛されている役!
岡崎紗絵の“夢を叶える秘訣”と“夢”
― 夢を追いかけているモデルプレス読者に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。岡崎:諦めないこと。潮時もあるかもしれませんが、夢を実現させることはすごいことです。そのためには諦めずに追い続けなくてはいけないと思います。年齢などで自分を制限せず、最後まで頑張ってほしいです。
― 最後に岡崎さんの夢も教えてください。
岡崎:モデルと女優を両立させて、バランスよく活動することです。それこそ夢を叶える秘訣としていつかはドラマ主演という夢を叶えるために諦めず努力します。ファッション誌の表紙も夢です!どちらも狭き門ですが諦めない精神で頑張っていきますので応援宜しくお願いします。
― ありがとうございました。
初めて本格的に演技に挑戦した作品となったが、緊張や不安な雰囲気を全く感じさせない“サバイバル・デス・ゲーム”らしい圧倒的な演技をみせてくれた岡崎。「撮影が終わるまではとにかく緊張していましたが、みんなと仲良くなることもできました」と笑顔で話す彼女は、達成感に満ち溢れていた。“女優”岡崎紗絵が、今後はどのような作品に出演し、どのような演技で私たちの期待に応えてくれるのか、注目していきたい。(modelpress編集部)
岡崎紗絵(おかざきさえ)プロフィール
1995年11月2日生まれ、愛知県出身。B型、身長164cm。2012年度ファッション誌イベント「seventeen 夏の学園祭2012」にてミスセブンティーンに選ばれる。本年度より本格的に女優業を始め、「脳漿炸裂ガール」が映画デビューとなる。映画「脳漿炸裂ガール」
出演:柏木ひなた(私立恵比寿中学)、竹富聖花、上白石萌歌、岡崎紗絵、志田友美(夢みるアドレセンス)、荒井敦史、菅谷哲也、浅香航大原案:れるりり「脳漿炸裂ガール」(キティ)
原作:吉田恵里香「脳漿炸裂ガール」「脳漿炸裂ガール どうでもいいけど、マカロン食べたい」(角川ビーンズ文庫刊)
<あらすじ>
さあ狂ったように踊りましょう♪どうせ100年後の今頃にはみんな死んじゃってんだから
小さな頃から憧れていたお嬢様学校・聖アルテミス女学院に晴れて入学した市位ハナ(柏木ひなた)は、教室で目を覚ますとクラスメイト達と檻の中にいた。そして突然、携帯電話を使った「黄金卵の就職活動」という謎解きゲームに参加する羽目に…。しかし、そのゲームの実体は、勝ち残った1名だけが“真の卵”として大人の仲間入りができるというサバイバル・デス・ゲームだった!クラスメイトたちが次々と脱落していくなか、ハナは同級生・稲沢はな(竹富聖花)と共にゲームを戦っていくが…。負ければ即“脳漿炸裂”のゲームの行方は果たして―!?
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