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『ブルックリン・ナイン-ナイン』ジェイク役、急逝した共演者を懐古「恋しくてたまらない」

2025.07.17 09:00

提供：海外ドラマNAVI

人気警察コメディドラマ『ブルックリン・ナイン-ナイン』で8シーズンにわたり、ジェイク・ペラルタ役で主演したアンディ・サムバーグが、2023年12月に逝去したレイモンド・ホルト署長役のアンドレ・ブラウアーを懐古している。

アンディ・サムバーグ、アンドレ・ブラウアーが「恋しくてたまらない…」

『ウェット・ホット・アメリカン・サマー』シリーズなどで知られるコメディ俳優エイミー・ポーラーのポッドキャスト番組「Good Hang with Amy Poehler（原題）」にアンディが出演。アンドレのことが話題に上り、「落ち着きがあって、遊び心もあって楽しい人だった」と表現したエイミーに、アンディも力強く同意して次のように語った。

「それに本当にいい人だったよ。深い道徳心があって優しいし、感じが良くて賢い人だった。みんな、彼のことが本当に大好きだったよ。彼のことが恋しくてたまらない。僕たちのダイナミズムは最初からうまくいって、それはもう、“これは運命だ。うまく説明できないけど”という感じだったんだ」

続けて、初めて一緒に台本読みをしたときのことも振り返ったアンディは、アンドレとの演技の相性は抜群だったと述べている。創造面で話し合わなければならなかった唯一のことは、彼がジュリアード学院で訓練を受けた正統派の舞台演劇者で、当初はコメディ演技に自信を持てなかったことだったという。しかし、番組内でシリアスなテーマを扱う場面になると一転、圧倒的な演技力を発揮し、周囲の誰もが驚くほどの存在感を見せたと回想している。

さらにアンディは、数年前に家族とヨーロッパ旅行をした際、訪れる先々で声をかけられるまで、番組がどれほど広く知られ、愛されているか実感していなかったとも語った。

Netflixで『ブルックリン・ナイン-ナイン』の配信が始まって以来、世界中のあらゆる場所で「ジェイク・ペラルタ！」と声をかけられるようになったというアンディ。「まるで自分が、『フレンズ』に出ているみたいな気分だった。“ああ、この番組って本当に大きな存在なんだ、人々が本当に観てくれているんだな”と実感したよ」と、その反響の大きさに驚いたと明かしている。

また、子どもから大人まで幅広い層に愛されている点についても、「子どもたちが観てくれて、家族みんなで楽しんでくれているのが嬉しい。僕自身、子どもの頃は家族で良質なシットコムを一緒に観るのが習慣だったから、それと同じような体験を人々に届けられたと思うと本当に誇らしい」と語り、番組への思い入れの深さをのぞかせている。続けて、「いまでも共演者たちとはすごく仲が良くて、本当に素晴らしい経験だった」と、作品を通じて築かれた絆が今も続いていることにも触れた。

『ブルックリン・ナイン-ナイン』は、アンディにとってキャリアの転機となっただけでなく、かけがえのない“家族”との出会えた場でもあったようだ。『ブルックリン・ナイン-ナイン』全シーズンはNetflixで配信中。（海外ドラマNAVI）

※参照元：米Deadline