「Mステ」出演で話題　灼熱の新世代ボーイズグループ・CNCO、日本ファンへ愛の“大胆発言”＜イベントレポ／セットリスト＞

CNCOとは？

CNCOは「恋のレゲトン・レント」のYouTube再生回数で英人気ボーイズグループ、ワン・ダイレクションの最高単曲MV再生数（「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル」の9.5億回）を上回るほどの大ヒットを記録し、アルバムは2作連続ビルボード・ラテンアルバムチャート1位を獲得。南米＆ヨーロッパで人気拡大中の平均年齢20歳、南米発の灼熱のボーイズ・グループ。

5人全員が異なる国（キューバ／ドミニカ共和国／プエルトリコ／エクアドル／アメリカ）出身で、ワン・ダイレクションやフィフス・ハーモニーを生んだ音楽プロデューサー＝サイモン・コーエルと、ラテン界の第一人者＝リッキー・マーティンがプロデュースしたラテン版人気オーディションTV番組『ラ・バンダ』（2015年）で勝ち残ったメンバーで結成された。

今回の来日は、デビュー以来2年間でアメリカ大陸を制覇した彼らが、世界進出を目指して行なうアジア・プロモーションの一環として実現したもの。その最初の訪問地が日本となった。

CNCO、初の日本ステージにファン熱狂＜ライブレポ＞

ステージ後ろの教会のファサードの大きな扉が開き、メンバーが姿を見せると、1曲目「ソロ・ヨ」を歌う5人分の声さえかき消してしまうほどの歓声が。初対面の日本のファンの熱さに、メンバーのほうもビックリした面持ちになったほど。

バラバラなファッションで個性を競わせている彼らも、一旦踊り始めるとその息はピッタリ。昨今の洋楽の世界で踊って歌えるグループは新鮮で、やっぱり圧倒的にセクシーだ。特にダンスが得意なサブディエルの動きはキレがあって視線を惹きつける。忙しく踊って歌いながらも目線での細やかなアピールを忘れない5人に、見ている側の興奮はさらに高まるばかり。

2曲目の「セ・ブエルベ・ロカ」を終えると、ステージ前にファンが押し寄せ一旦パフォーマンスを中断するほどまでに会場はヒートアップ。メンバーも「気を付けてね！」と声をかけ、「マミータ（＝親しい女性）のみんなに捧げます」と3曲目の「マミータ」へ。

メロウなリチャード、ソウルフルなサブディエル、クリアで高音が美しいジョエルとクリストファー、クセがあって表情豊かなエリックの声がはっきりしてくると同時に、全員で奏でる繊細なハーモニーの魅力もじわじわと伝わる。ファンも馴染みの薄いスペイン語の歌詞をしっかり覚えて、みんなが大声で5人とハーモニーを奏で、ラストは彼らのブレイクのきっかけとなった「恋のレゲトン・レント」で締めくくった。

「日本人の女の子と結婚したい！」大胆発言飛び出す

第2部のトークでは、まずはジョエルがグループを代表し「初めての日本なのにこんなに大勢の人に歓迎してもらえて信じられないよ。ありがとう！」と挨拶。それぞれが口々に浅草に行ったこと、お寿司ほか日本食に挑戦したことなど日本でのエピソードを披露した。

覚えた日本語を聞かれると、「ダイスキ」「チョーカワイイ」「ダイスキ」「イッショニ・キナヨ」「オネガイシマス」などを披露しファンからは歓喜の声が。すると逆にリチャードは「ほかに何を覚えて欲しい？」と聞き返し、クリストファーはいきなり「日本人の女の子と結婚したい！」と大胆発言。ほかのメンバーもすかさず、「好きな女の子のタイプは？」との質問に対して、「ジャパニーズ！！」と答え黄色い声は鳴り止まず。

最後はその場のノリで、“ダイスキ”という言葉を巧みにメロディに乗せて、リチャードによるビートボックスをプラスし、即興で一曲作り上げて改めて会場を沸かせる。CNCOとジャパニーズ・ファンは、お互いの心にかなり強い印象を刻んだ。（modelpress編集部）

セットリスト

1. ソロ・ヨ
2. セ・ブエルベ・ロカ
3. マミータ
4. ヘイDJ
5. 恋のレゲトン・レント

CNCO＜メンバープロフィール＞

◆サブディエル・デ・へスース：20歳／プエルトリコ出身
◆クリストファー・ベレス：22歳／エクアドル出身
◆リチャード・カマチョ：21歳／ドミニカ共和国出身
◆エリック・ブライアン・コロン：17歳／キューバ出身
◆ジョエル・ピメンテル：19歳／米カリフォルニア州出身（メキシコ系アメリカ人）
※年齢は2018年8月現在