シェフ直伝「マッケンチーズ」レシピ。アメリカの家庭料理を完全再現！

2023.03.29 05:39

代々木上原のミシュランガイド東京2020から4年連続で一つ星を獲得しているレストラン「sio」の鳥羽周作シェフが作る、アメリカの家庭料理「マッケンチーズ」。どこにでもある材料で「ヘブンにいける」マッケンチーズが作れる、鳥羽シェフ渾身のレシピを再現しました。

鳥羽周作シェフがTwitterで公開！「マッケンチーズ」レシピ

鳥羽周作

@pirlo05050505

フォローする

アメリカ人のソウルフード
“マッケンチーズ”

作ってみたら最高なのできました
しかもワンパンす

ブロックベーコンをサイコロ状にカット
フライパンにオリーブオイルを引き中火で炒め焼き色がついたら取り出し
水,コンソメ,塩を入れひ… https://t.co/J5CZkB9yK1

アメリカの家庭料理「マッケンチーズ」とは？

マッケンチーズとして愛されるアメリカの家庭料理「macaroni and cheese（マカロニアンドチーズ）」。ゆでたマカロニに塩気のきいたチーズソースをたっぷりと絡めたもので、チーズはチェダーチーズを使うのが一般的。濃厚な旨味と背徳感たっぷりなビジュアルで、ここ数年日本でも注目されています。

材料

・マカロニ……100g
・ブロックベーコン……50g
・オリーブオイル（ピュア）……大さじ1杯
・水……450g
・コンソメ……5g
・バター（無塩）……5g
・牛乳……100g
・仕上げ用バター（無塩）……10g
・チェダーチーズ……5枚（80g）
・黒こしょう……適量
・はちみつ……適量

作り方

1. ベーコンを炒める

フライパンにオリーブオイルを入れて中火で温め、ベーコンを入れて炒めます。焼き色がついたら一度取り出しておきましょう。

2. マカロニをゆでる

フライパンに水、コンソメ、塩ひとつまみを入れてひと煮立ちさせます。沸騰したらマカロニとバターを入れ、常に沸騰するくらいの強火でときどき混ぜながら8分ゆでます。

ベーコンを焼いた際に焦げが出た場合、一度フライパンを拭いておくとソースの仕上がりがきれいになりますよ。

3. 牛乳とベーコンを加える

マカロニをゆではじめて7分経過したところで牛乳を入れ、マカロニがゆで上がる直前でベーコンを戻し入れます。

4. チェダーチーズを入れて仕上げる

マカロニがゆであがったら火加減を弱火にし、手でちぎったチェダーチーズを入れます。チーズが溶けたら仕上げ用のバターを加えて溶かします。器に盛り、黒こしょうを振って完成です。

意外にペロッと食べられる。絶妙な味わいに感動

チーズとベーコンの香りで、作っている最中からおいしいことは察していましたが、いざ食べてみると感激！ベーコンの塩気、しっかりと火が入りやわらかくなったマカロニ、全体を引き締める黒こしょう。どれひとつかけてもこの味にはならない、最高のバランスです。

ゆでる際に牛乳を加えることでソースに一体感が出ているだけでなく、チェダーチーズと牛乳が合わさってまるでクリームを使ったような濃厚さ。とはいえクリームほどしつこくないので、ぺろっと食べられる危ない味わいです（いい意味で）。

はちみつをかけるとヘブンの味に…

鳥羽シェフの「はちみつをかけて食べるとヘブンです」の言葉を信じ、たら〜りとはちみつをかけて味変してみると……、一瞬でヘブンでした。チーズやベーコンの塩気をはちみつがやさしく包み込み、甘じょっぱい罪な味が完成。こりゃうまい！

シェフ直伝のマッケンチーズは背徳感たっぷり

マカロニ×チーズ×はちみつと、カロリー計算しなくてもわかるほどの背徳感たっぷりレシピでしたが、おいしかったので後悔なし！むしろ近いうちにリピートすることを誓いました。

コンビニでも手に入るレベルのお手軽食材を駆使し、簡単な工程でヘブンにいける「マッケンチーズ」。はちみつをプラスするという背徳感アレンジを含め、鳥羽シェフのアイデアが詰まったレシピをぜひ試してみてくださいね！おすすめの記事はこちら▼

イタリアで大流行「暗殺者のパスタ」レシピ！ゆでずに焦がす作り方で旨みの塊に

コンビニ食材で作る人生で一番おいしいアップルパイレシピ。SNS「すぐ買いに行く」の声殺到

いつもの食材で「究極ハンバーガー」レシピ。ミシュランシェフ直伝のおいしく作るコツ