ジンズがヘラルボニーと協業カミジョウミカ氏の作品を商品化

2025.06.12 10:59

提供：繊研plus

ジンズは、障害者アートのライセンス商品などを製造・販売するヘラルボニー（盛岡市）と協業し、カミジョウミカ氏の作品を採用した眼鏡ふきとケースのセットを作った。

6月12日にジンズの全国の店舗とオンライン店で発売し、16日から東京本社3階のギャラリースペースでカミジョウミカ氏の作品展を開催する。7月3日には1日限定で、同作品展の一般公開も行う。

ヘラルボニーは昨年、世界中の障害のあるアーティストを対象に、その才能を評価し、さらなる活動の機会を生み出す国際アートアワードを創設した。

ジンズは企業理念に、「人々の人生を豊かにする～まだ見ぬ、ひかりを」と掲げており、この理念に基づき「ヘラルボニー・アート・プライズ」に協賛。障害のあるアーティストの可能性に光を当て、従来の〝障害とアート〟のイメージを塗り替えるアワードの理念に共感して昨年、カミジョウミカ氏の作品『夢の中カラフル脳みそ』をジンズ賞に選出した。

受賞作は「夢でよく見る」という、色とりどりの模様が空中に浮遊している夢の残像を描いた作品。今回は眼鏡ふきとケースに、原画の豊かな色彩の美しさと繊細さ、画材のにじみまで再現。パワーがあふれ、日常を彩る商品として、セットで税込み1100円で販売する。眼鏡購入者は追加料金550円で、通常の眼鏡ふきとケースから変更も可能だ。

発売を機に、東京本社3階のギャラリースペースで、カミジョウミカ氏の作品展「色彩遊戯～ミクロとマクロの間で」を開催。受賞作など、12～24年に制作した20作品を展示し、カミジョウミカ氏の歩みをたどる。一般公開も7月3日午前11時～午後2時に実施。

1階に併設するコーヒースタンドで6月19日～7月3日の午後1時30分に商品を購入した人に、特別鑑賞券を配布する。

繊研plus

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