「Forever 21」、破産申請を準備か
2019.08.29 12:36
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アメリカ・ロサンゼルス発のグローバルファッションブランド「FOREVER 21(フォーエバー21)」が、破産法の適用申請に向けての準備を進めていることを、米ブルームバーグ通信が報じた。
「Forever 21」破産申請の準備へ 追加資金調達の交渉が難航
同通信の報道によると、フォーエバーは専門チームを編成し、追加の資金調達・債務再編に向けた交渉を進めていたが、債権者との話し合いで行き詰まっているという。今後は、米連邦破産法第11条の適用申請に向けたDIPファイナンス(事業を再生するための融資)の確保に向けて動き出すようだ。今回、同ブランドが破産申請検討に追い込まれた背景には、多様化が進んだ消費者の購買嗜好の変化や、ネット通販の台頭による購買率の低下などがあり、破産申請後、不採算店舗の大量閉鎖などで経営状態悪化の危機を逃れる戦略と見られている。
日本のファストファッションブームを牽引
フォーエバーは、1984年、ドン&ジン・チャン夫妻がカリフォルニア州ロサンゼルスで創業した、全世界に800店舗以上を展開する大手カジュアルファッションブランド。日本では、現在関東を中心に14店舗を構えている。2017年には、2009年に初の日本直営店としてオープンした原宿店が閉店となったことも、大きな話題となった。(modelpress編集部)
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