「光る君へ」まひろ(吉高由里子)の“悪口日記”が話題に「有名エピソードがついに登場」「そうきたか」の声
2024.10.28 13:16
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女優の吉高由里子が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~ ※27日は午後7時10分より放送/BS・BSP4K、毎週日曜午後6時~/BSP4K、毎週日曜午後0時15分~)の第41話が、27日に放送された。吉高演じるまひろの日記に注目が集まっている。<※ネタバレあり>
吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」
平安時代を舞台に、壮大で精緻な恋愛長編「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)を吉高が演じ、「源氏物語」執筆に欠かせない1人の男性・藤原道長を柄本佑が演じる。ドラマでは紫式部が生涯心を寄せ、陰に陽に影響しあいながら人生をたどる生涯のソウルメイトに。脚本は大石静が担当する。「光る君へ」ききょう(ファーストサマーウイカ)が藤壺に現れる
寛弘8年(1011年)、一条天皇(塩野瑛久)は道長の説得によって、中宮・彰子(見上愛)との第二皇子・敦成親王(濱田碧生)を東宮に立てたのち、崩御。次に即位した三条天皇(木村達成)と道長との間では、早くも覇権争いが始まろうとしていた。一方、まひろは一条天皇を失った悲しみに暮れる彰子を慰めるために、和歌の会を催すことに。すると、そこに東宮の座を奪われた一条天皇と亡き皇后・定子(高畑充希)の第一皇子・敦康親王(片岡千之助)に出仕する、ききょう/清少納言(ファーストサマーウイカ)が現れた。ききょうは、敦康親王に代わって彰子に、一条天皇と定子が好きだったという椿餅を持参。彰子が笑顔で「敦康様はお健やかか?」と養母として大切に育てた敦康親王の様子を尋ねると、ききょうは険しい顔で「もう敦康様のことは過ぎたことにおなりなのでございますね。このようにお楽しそうにお過ごしのこととは、思いもよらぬことでございました」と嫌味を返した。
その場に居合わせたまひろたち女房に緊張が走り、赤染衛門(凰稀かなめ)がすかさず「私たちは歌の披露をしておりましたの。あなたも優れた歌詠み。一首お詠みいただけませんか?」とフォローを入れる。しかし、ききょうは「ここは私が歌を詠みたくなるような場ではございませぬ」と一蹴。彰子に「ご安心くださいませ。敦康親王様には、脩子内親王様(海津雪乃)と私もついております。たとえお忘れになられても、大丈夫でございます」と言い放つと、まひろを睨んで去って行った。その夜、まひろは日記に「清少納言は得意げな顔をしたひどい方になってしまった」と記した。
「光る君へ」まひろ(吉高由里子)の“悪口日記”が話題に
かつては“親友”だったまひろとききょう。しかし、ききょうは最愛の定子を失ってから、まひろの「源氏物語」に宮中の話題を奪われ、敦康親王も東宮に指名されないなど悲劇続き。第38話(10月6日放送)では「源氏物語」を読んだききょうが「枕草子」を超える物語を書いたまひろを非難していたが、同話で2人の関係に完全に亀裂が入った様子だった。紫式部が宮中での暮らしをつづった「紫式部日記」の中で「清少納言こそ、したり顔にいみじうはべりける人」(清少納言は得意顔でとても偉そうにしている人)と清少納言を厳しく批判していることが知られており、これを思い起こさせる同シーンが話題に。視聴者からは「有名エピソードがついに登場」「これが1000年先まで残る悪口になるのか。深い」「そうきたか」「なるほど。面白い解釈」「見事な脚本」「親友だったのに…切ない」「重みがある」と反響が寄せられている。(modelpress編集部)
情報:NHK
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