「光る君へ」一条天皇(塩野瑛久)崩御でロス加速 辞世の歌「君を置きて」“君”に解釈さまざま
2024.10.21 10:48
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女優の吉高由里子が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BS・BSP4K、毎週日曜午後6時~/BSP4K、毎週日曜午後0時15分~)の第40話が、20日に放送された。塩野瑛久が演じる一条天皇が崩御し、悲しみの声が上がっている。<※ネタバレあり>
吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」
平安時代を舞台に、壮大で精緻な恋愛長編「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)を吉高が演じ、「源氏物語」執筆に欠かせない1人の男性・藤原道長を柄本佑が演じる。ドラマでは紫式部が生涯心を寄せ、陰に陽に影響しあいながら人生をたどる生涯のソウルメイトに。脚本は大石静が担当する。「光る君へ」一条天皇(塩野瑛久)が崩御
寛弘8年(1011年)、まひろの書く物語が相変わらず宮中の話題になる中、一条天皇が体調を崩す。道長の元には、占いで不吉な予兆「崩御の卦」が出たことが報告され、次期皇位を巡る公卿たちの動きが加速。自らの死を覚悟した一条天皇は、東宮・居貞親王(木村達成)への譲位を決意し、最後の願いとして、亡き定子(高畑充希)との第一皇子・敦康親王(片岡千之助)を次の東宮にすることを望んだ。しかし、道長はそれを承知せず。藤原行成(渡辺大知)に一条天皇を説得させ、彰子(見上愛)との第一皇子で孫にあたる敦成親王を東宮に立てた。そして、25年に及ぶ一条朝が幕を閉じ、一条天皇は彰子の手を握りながら「露の身の 風の宿りに 君を置きて 塵を出でぬる こと…(ぞ悲しき)」と辞世の歌を詠んでその生涯に幕を閉じた。
「光る君へ」一条天皇(塩野瑛久)の辞世の歌への解釈さまざま
第39話(13日放送)のまひろの弟・惟規(高杉真宙)の急逝に続き、一条天皇が崩御。2週連続で主要人物の死が描かれ、視聴者からは「涙で何も見えない」「最期の瞬間まで本当に美しかった」「一条天皇ロス」「素晴らしかった」「もう会えないなんて…」「2週連続の別れは立ち直れない」「号泣」と悲しみの声が。また、史実では定子と彰子の2つの説があるとされているが、辞世の歌の「君」が誰を指しているのかについては「君は2人のことであってほしい。考えるだけで切ない」「最後に浮かんだのはどっちの顔だったんだろう…」「“君”は誰よりも愛した定子だったのかな」「彰子に詠んだ歌?」「東宮にできなかった敦康親王説もあるかも」と視聴者の解釈もさまざまだった。(modelpress編集部)
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