伊藤沙莉ヒロイン朝ドラ、タイトルは「虎に翼」日本初の女性弁護士がモデル
2023.02.22 16:02
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22日、女優の伊藤沙莉がヒロインを務める2024年度前期連続テレビ小説の制作発表会見が、渋谷NHKにて開催。タイトルが「虎に翼」に決定したこと、脚本を吉田恵里香氏が務めることが発表された。
伊藤沙莉ヒロイン朝ドラ「虎に翼」
同作は、現在放送中の「舞いあがれ!」、2023年度前期「らんまん」、2023年度後期「ブギウギ」に続く、110作目の朝ドラ。伊藤の連続テレビ小説への出演は、2017年放送の「ひよっこ」以来2回目となる。同作のモデルは日本初の女性弁護士・三淵嘉子(みぶちよしこ)さん。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ1人の女性の実話に基づく骨太なストーリーを追いながら、事件や裁判が見事に解決されていく爽快感を味わえる作品となっている。
脚本の吉田氏は、2022年によるドラ「恋せぬふたり」で第40回向田邦子賞を受賞。これまでの執筆作に、ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」「ブラックシンデレラ」「君の花になる」「Heaven?~ご苦楽レストラン~」、映画「ヒロイン失格」「センセイ君主」「ホリック xxxHOLiC」など。映画、テレビドラマ、アニメ、舞台、小説等、ジャンルを問わず多岐にわたる執筆活動を展開している。
タイトル「虎に翼」の意味は?
タイトルの「虎に翼」は、中国の法家「韓非子」の言葉で、「鬼に金棒」と同じく「強い上にもさらに強さが加わる」という意味。五黄の寅年生まれで“トラママ”と呼ばれたというモデルの三淵さんにちなみ、主人公の名前は寅子(ともこ)で、あだ名は“トラコ”。法律という翼を得て力強く羽ばたいていく寅子が、その強大な力にとまどい時には悩みながら、弱き人々のために自らの翼を正しく使えるよう、一歩ずつ成長していく姿をイメージしている。伊藤はタイトルについて「朝ドラってひらがなとかカタカナが多いイメージだったので、今回は作品そのものを表した強さとか凛としたイメージを感じられて、(タイトルを聞いて)少し笑いました(笑)」と笑いながら、「第一印象としてグッときたし、しっくりきた感じがあった」とタイトルから感じた印象を明かした。
伊藤沙莉、自身の役は「すごく天真爛漫な方」
モデルの三淵さん(1914~1984)は、明治大学専門部女子部法科で学び、昭和13年(1938)に高等文官試験司法科に合格。戦後は、それまで女性への門戸が閉ざされていた裁判官への任官を目指し、裁判官採用願を司法省に提出。すぐには採用されず司法省で民法の改正と家庭裁判所の設立に携わる。そして昭和24年(1949)に裁判官となり、後には女性として初めての裁判所長も務めた。実在の人物である三淵さんをモデルとするが、激動の時代を生きた1人の女性法曹とその仲間たちの波乱万丈の物語として大胆に再構成し、登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描いていく。原作はないとした。
伊藤は自身が演じる猪爪寅子役を「すごく天真爛漫な方」と説明し、「人間味のある人間をちゃんと描きたい」と意気込みを語った。
なお、この日は制作統括の尾崎裕和氏も出席した。(modelpress編集部)
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