(左上から時計回りに)原田泰造、上坂樹里、麻生久美子、齋藤潤、菊地凛子、三山凌輝(提供写真)

原田泰造、“生理に詳しすぎるおじさん”でドラマ主演 麻生久美子・BE:FIRST三山凌輝らキャスト発表<生理のおじさんとその娘>

2023.01.18 11:20

お笑いトリオ・ネプチューン原田泰造が、3月24日放送のNHK特集ドラマ『生理のおじさんとその娘』(総合、午後10時~11時13分)で主演を務めることが決定。キャストが発表された。


原田泰造、“生理に詳しすぎるおじさん”でドラマ主演

原田泰造(提供写真)
原田泰造(提供写真)
本作は“生理に詳しすぎるおじさん”と“生理を語りたくないその娘”、2023年の「生理」の現状を通して「違う人同士が分かり合うこと」を描く。脚本を担当するのは、よるドラ『恋せぬふたり』で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香。

生理のこと、ナプキンのこと、子宮とホルモンのこと。きちんと理解している人はどのくらいいるだろう。「生理が来たことない人に分かるわけない」「どうせ分からないから自分は知らなくていい」――両者の間にある壁は決してなくなることはない。でも、壁を低くしたり、壁に穴を開けたりすることは、もしかしたらできるのではないか?

このドラマは“生理のおじさん”として有名人になってしまった男とその娘の、ある炎上事件をきっかけとした親子げんかと仲直りの記録である。

上坂樹里・三山凌輝らキャスト発表 語りは麻生久美子

上坂樹里(提供写真)
上坂樹里(提供写真)
主人公・光橋幸男役を原田が演じるほか、娘・光橋花役を上坂樹里、その弟・光橋嵐役を齋藤潤、幸男の部下・橘正樹役をBE:FIRST三山凌輝、伝説の婚活アドバイザーで、情報番組「オビランチ」にはコメンテーターとして出演する北城うらら役を菊地凛子が演じる。語りは麻生久美子が務める。(modelpress編集部)

あらすじ

主人公は、生理用品メーカーの情熱的な広報マン、光橋幸男(ひかりばし・ゆきお)。高校生の娘と中学生の息子を育てるシングルファーザーだ。半年前、「生理についてよく知ろう!」と幸男が呼びかける動画が「バズ」ったことをきっかけに、「生理のおじさん」として活動している。一躍SNSとお茶の間の人気者となった父親に、思春期の娘・花は、複雑な思いを抱いていた。

生放送の情報バラエティで幸男と共演するコメンテーターの北城うららもまた、幸男の言動が気に食わない。ある日、うららの「あなたは女性のことを全然分かってない」という挑発に興奮した幸男は思わず「僕は娘の生理周期も把握している!」と発言。幸男の会社にはクレームが殺到する。学校でもうわさになった花は家出してしまう。激しく落ち込む幸男。彼は炎上を乗り切り、愛娘と仲直りできるのか。生理を巡る親子のスレ違いを、二人はどう乗り越えるのか。

登場人物・キャスト

・「生理のおじさん」光橋幸男役/原田泰造

生理用品メーカーの広報マン。以前はエンジニアとして製品開発の仕事をしていた。生理への理解を求め必死で訴える動画がバズったことをきっかけに、「生理のおじさん」として人気者になる。

・語り/麻生久美子

麻生久美子(提供写真)
麻生久美子(提供写真)
光橋家の風変わりな日常を、一家に対する不思議な距離感で解説してくれる謎の語り手。

・「生理のおじさん」の娘 光橋花役/上坂樹里

幸男の娘。父親が「生理のおじさん」として人気を集めていることにムカついている。同級生からは父親のことでイジられたり同情されたり。

・花の弟 光橋嵐役/齋藤潤

齋藤潤(提供写真)
齋藤潤(提供写真)
光橋家を盛り上げる(?)ムードメーカーの中3男子。日常会話をすべてラップにしようとするため、花にウザがられている。

・「生理のおじさん」の部下 橘正樹役/三山凌輝

三山凌輝(提供写真)
三山凌輝(提供写真)
幸男の頼れる部下・橘くん。野球部口調が抜けない。「生理のおじさん」として活動する幸男のことを実はものすごくリスペクトしている。SNSに強い。

・北城うらら役/菊地凛子

菊地凛子(提供写真)
菊地凛子(提供写真)
伝説の婚活アドバイザーで、情報番組「オビランチ」にはコメンテーターとして出演。「生理をオープンに語ろう」とする幸男と真っ向からぶつかる。

脚本:吉田恵里香コメント

私は生理が近づくと、とにかく眠くて食欲が増します。気が沈み、仕事の効率も悪くなります。でも症状は比較的軽い方だと思います。思いますと言ったのは、生理について周りと深く話したことがないからです。最近は随分変わりましたが「生理について大っぴらに話してはいけない」というルールが、世の中にはまだあります。語られないことで奪われる健康・知識・配慮や優しさが絶対あるのに……。

本作の主人公・光橋幸男は「生理のおじさん」として活動することで、そのルールをぶち破ろうとする男です。幸男は生理の当事者ではありません。幸男を含めて、この世界には生理が来ない人達がたくさんいます。でも生理に関係のない人は誰一人いません。生理が来ても来なくても、全ての人がきちんと知識を得て、自分事にすることで変わる世界がたしかにある。そんな思いを込めたドラマです。

原田泰造コメント

今回演じる幸男という役は、娘と息子を男手ひとつで育てるサラリーマン。子供を愛する親としての在り方と、生理にまつわる正しい知識を広める活動に力を入れていく間で生まれる葛藤は、たくさんの方々にも共感いただけると思います。僕はこれまで、生理についてそこまで深く考えた事がなかったのですが、今回この作品を通して、なぜもっと早く向き合ってこなかったのかいろいろと反省する事だらけでした。是非、たくさんの男性にも観てもらいたいドラマです!ご期待下さい!

上坂樹里コメント

“生理のおじさんの娘”という役があると初めて知ったとき、どれだけ変わった家族で、どんな子なんだろうと想像もつきませんでした。ですが、台本を読んだり、監督やプロデューサーの方々と話したりする中で、光橋家の日常や言動に私自身もたくさんのことを学び、勇気をもらいました。

私が演じる花は、素直になれず、頑固なところもありますが、本当は家族思いな女の子だと思います。花と同い年なので共感できるところもあり、自分と重ねながら演じたいと思っています。きっと、このドラマを見終わったとき、思うことや感じることは人それぞれだと思います。だからこそ年齢、性別、世代関係なく、色々な方に見ていただきたいです。是非、ご覧ください。

演出:橋本万葉コメント

「生理」をテーマにドラマを作っていく過程の中で、自分の人生で起きた生理にまつわる出来事を書き出してみたことがあります。初潮を迎えた日、夕食に赤飯が出てきて恥ずかしかったこと。中学生の頃、生理用品の処理がうまくできず、母を通して父から注意されたこと。これは最近ですが、旅行中に白いズボンを汚してしまい、「この歳になって…」とがっかりしたこともありました。でも同時に、高校時代、生理用品が飛び交う教室の風景を「女子校だなぁ(笑)」としみじみ眺めたことや、歩いている時に突然生理が来たかどうかを確かめようとした友人の動作が面白くて笑い合ったことなど、楽しい思い出の中にも生理があるということに気がつきました。

私たちは、生理と共に生きています。現代のひとが生涯で経験する生理の数は約450回。その450回がいつも恥ずかしくて、痛くて、憂鬱な時間になってしまうなんて、いくらなんでも辛すぎる。生理で辛いと思う時や困っている時、それを話したければ話せるし、話した相手がちゃんとそれを理解してくれる。そんな日常が、近い将来当たり前になることを願って、このドラマを作ります。楽しんでご覧いただけたらうれしいです。
【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連記事

  1. Snow Man岩本照&目黒蓮・JO1・BE:FIRST三山凌輝…紅白出場アーティストの“夢を叶える秘訣”
    Snow Man岩本照&目黒蓮・JO1・BE:FIRST三山凌輝…紅白出場アーティストの“夢を叶える秘訣”
    モデルプレス
  2. BE:FIRST三山凌輝「変態だね」といじられた理由とは 永沼伊久也は監督に“あること”がバレる<HiGH&LOW THE WORST X>
    BE:FIRST三山凌輝「変態だね」といじられた理由とは 永沼伊久也は監督に“あること”がバレる<HiGH&LOW THE WORST X>
    モデルプレス
  3. BE:FIRST三山凌輝「聞いてない」SKY-HIの一言に困惑 「ハイロー」出演を回顧
    BE:FIRST三山凌輝「聞いてない」SKY-HIの一言に困惑 「ハイロー」出演を回顧
    モデルプレス
  4. NCT 127中本悠太、BE:FIRST三山凌輝にお揃い指輪プレゼント 「毎日連絡」仲良しエピソード明かす
    NCT 127中本悠太、BE:FIRST三山凌輝にお揃い指輪プレゼント 「毎日連絡」仲良しエピソード明かす
    モデルプレス
  5. THE RAMPAGE川村壱馬&吉野北人、NCT 127中本悠太・BE:FIRST三山凌輝の印象語る「すごい熱量」「役者として尊敬」
    THE RAMPAGE川村壱馬&吉野北人、NCT 127中本悠太・BE:FIRST三山凌輝の印象語る「すごい熱量」「役者として尊敬」
    モデルプレス
  6. NCT 127中本悠太・BE:FIRST三山凌輝・THE RAMPAGE藤原樹ら、アクションカット解禁<HiGH&LOW THE WORST X>
    NCT 127中本悠太・BE:FIRST三山凌輝・THE RAMPAGE藤原樹ら、アクションカット解禁<HiGH&LOW THE WORST X>
    モデルプレス

「ドラマニュース」カテゴリーの最新記事

  1. 「ふったらどしゃぶり」伊藤あさひ&げんじぶ武藤潤、4分超えのベッドシーン「肉体美」「色気すごい」の声
    「ふったらどしゃぶり」伊藤あさひ&げんじぶ武藤潤、4分超えのベッドシーン「肉体美」「色気すごい」の声
    モデルプレス
  2. 成田凌、結婚後初の公の場「クジャクのダンス、誰が見た?」結末に言及「自分がやったのか、誰がやったのか」
    成田凌、結婚後初の公の場「クジャクのダンス、誰が見た?」結末に言及「自分がやったのか、誰がやったのか」
    モデルプレス
  3. 朝ドラ「おむすび」次週予告、結(橋本環奈)の母・愛子(麻生久美子)に視聴者ざわつく「イケメンと不倫?」「泰蔵兄ちゃんだ」の声
    朝ドラ「おむすび」次週予告、結(橋本環奈)の母・愛子(麻生久美子)に視聴者ざわつく「イケメンと不倫?」「泰蔵兄ちゃんだ」の声
    モデルプレス
  4. 【法廷のドラゴン 第4話】虎太郎の同級生・郷田、アパートの更新巡り弁護依頼
    【法廷のドラゴン 第4話】虎太郎の同級生・郷田、アパートの更新巡り弁護依頼
    モデルプレス
  5. 紺野彩夏&鈴木仁、偽装恋人役でラブストーリー&復讐劇描く「復讐カレシ」実写ドラマ化
    紺野彩夏&鈴木仁、偽装恋人役でラブストーリー&復讐劇描く「復讐カレシ」実写ドラマ化
    モデルプレス
  6. 「クジャクのダンス、誰が見た?」松山ケンイチ、広瀬すずに感じる心地よさ「奇跡を起こす人でもある」私物の劇中小物も明かす【インタビュー】
    「クジャクのダンス、誰が見た?」松山ケンイチ、広瀬すずに感じる心地よさ「奇跡を起こす人でもある」私物の劇中小物も明かす【インタビュー】
    モデルプレス
  7. 【クジャクのダンス、誰が見た? 第3話】神井に協力した裏切り者・警察がマークし始めた人物とは
    【クジャクのダンス、誰が見た? 第3話】神井に協力した裏切り者・警察がマークし始めた人物とは
    モデルプレス
  8. 【僕のあざとい元カノ 第3話】拓未、朝比との距離縮まるもまさかの事態に
    【僕のあざとい元カノ 第3話】拓未、朝比との距離縮まるもまさかの事態に
    モデルプレス
  9. 吉岡里帆、影山優佳からの「御上先生」差し入れ公開「絶対美味しい」「いい表情」の声
    吉岡里帆、影山優佳からの「御上先生」差し入れ公開「絶対美味しい」「いい表情」の声
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事