杉野遥亮「どうする家康」出演で新たな発見 役へのアプローチの仕方明かす「あえて言葉にするなら…」
2023.01.15 20:45
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嵐の松本潤が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BSプレミアム・BS4K、毎週日曜午後6時~)に出演する俳優の杉野遥亮が、本作出演で新たに発見したこと、役へのアプローチについて明かした。<※ネタバレあり>
松本潤主演「どうする家康」
今作は、希代のストーリーテラー・古沢良太氏が新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描いた、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテインメント作品。杉野が演じるのは、文武に優れた若き武将・榊原康政。名門榊原家の生まれだが、次男のため自由気ままに好きに生きていたところを、家康にその才能を見いだされる。マイペースで、ちょっとひねくれた性格の人物だ。
杉野遥亮インタビュー
Q.初登場は、登譽上人役の里見浩太朗さんとのお芝居が中心でしたが、共演されていかがでしたか?この言葉が適切かわかりませんが、「完璧な方だな」と思いました。すごい、かっこいいな、素敵だなと。僕が素敵だなと思う俳優さんは、みんなご自身のことに集中しているんです。里見さんも、この日ほぼ初収録だったのに、すごく役を作りこまれていて、「プロだなあ」と。このころ、僕はどうやって役を作っていけばいいのかすごく迷っていた時期だったので、今となってはすごくもったいないことしたなと。もう一回どこかで共演させていただけるチャンスがないかなあと思っています。
Q.里見さんとはお話しされましたか?
「時代劇はね、ゆっくりしゃべるんだよ」って言っていただきました。でも、本質がわかっていないから、その時はすぐにそうすることができなかったんです。あのシーンは、小平太が14歳のときだから、早口のほうが子供っぽくていいかな、とも思うんですけれど。もっと後になって、それこそ、四天王になったとき「このことだったのか」と思い出すかもしれません。
Q.元康が自害しようとするところに、小平太が飄々と出てきて「厭離穢土欣求浄土」の教えを伝えるシーンはいかがでしたか?
史実と異なるので意外でした!史実では、上人様(登譽上人)が「厭離穢土 欣求浄土」という言葉を家康に教えたと言われていますが、今回は、小平太にそういう役割を与えていただいて。やっているときはあまり深く考えていなかったのですが、あとあとになって、これは大きなことだったと思いました。後に、家康が旗印に掲げる言葉ですから。もちろん古沢さんの創作ですけれど、意外と、そういう大事なところを持っていく人だと思っています(笑)。
Q.緊迫したシーンに一人介入していきますが、演じていていかがでしたか?
緊張しました。もともと、このシーンを一連で撮るとは思っていなかったんです。だから現場に来て「まさかの一連!?」って思いながら、障子の裏で、ずっと殿と平八郎の会話を聞いていました。途中で足、つるかと思いました(笑)。ただ、一連で撮ったからこそ、あの緊迫した場面に飛び込んでいく小平太のリアルな気持ちを感じられたかもしれません。でも、あの状況で突っ込んでいけるのが小平太というか、家臣団の中で、いちばん飄々としているのが小平太かなと。僕自身は、「いいな、小平太」って思っています。
Q.杉野さんは演じる際に、どう役にアプローチしているのでしょうか?
うーん、難しい質問ですね…考えるだけ、かもしれません。「このセリフ、どういう気持ちで言うのかな?」と考え続ける感じです。その気持ちを、本番で出せればいいなと思っています。一般的に“役作り”と呼ばれるものは、あまりしません。あえて言葉にするなら「その人を知る」というのが近いかもしれません。いかに繊細なところまで、演じる役の感情を掘り下げられるか。その人の言葉や行動の一つ一つを、人間として立体的に表現していけるかと考えると、結局「想像する」とか「その人を知る」ということでしかないのかなと、僕は思っています。時代劇だと、所作や馬の稽古は当たり前にやることであって、“役作り”とはちょっと違う気がしています。
Q.「その人を知る」ために、よりどころにしているのは、セリフですか?
セリフは大きいです。あとは、日々の生活。あくまで“僕は”ですけれど、できるだけちゃんと生活したいんです。日常生活で嘘をついちゃうと、嘘をつくのに慣れて、感情が動かなくなっていく気がするんです。簡単に、逃げ道を作れてしまうというか。それが嫌だから、自分にも相手にも、嘘をつかないようにしています。そうすると、ぶつかることも、傷つくことも多いけれど、そのときの感情をストックしていく中で、知らない感情と出会えることもあるんです。そういうとき、むしろ「生きているな」って思います。
Q.お芝居のためだけではないかもしれませんが、プライベートでも嘘をつかないようにすることが、役者としての糧にもなっている?
そうですし、それは相手への礼儀でもあるのかなと思っています。相手にとって、気持ちいいことだけを言うのって、結局は自分のためでしかないと思うんですそれは価値観の話なので、役のためにやっているわけではないんですけれど。結果的にそれが芝居に生きているのかもしれない、というくらいで、実際は、嘘は自分の気分が下がるし、暗くなっていくから嫌なんです。それだけかもしれません。
Q.大河への出演で、新しい発見はありましたか?
大河ドラマを経験してみて、別の時代劇にも出てみたいなって思いました。もともとは時代劇に苦手意識があったんですけれど、「どうする家康」をやってみて、「え、待って、面白い」「なるほど、こういう風にやっていけばいいのか」と感じる場面が多くて。今や「ここで培ったものを、どこかアウトプットできる場がほしいな」と思ったりしていますね。でも、時代劇って背負うものが重いから、やっぱり撮影期間は短いものがいいですね(笑)。
Q.視聴者の皆さんにメッセージをお願いします
人が何に触れたとき、どう心が動くのか。どういったことに心を奪われるのか?といったことが、この大河ドラマを通して伝わっていけばいいなと思うし、伝わると思っています。あとは、榊原康政という人をたくさんの人に知ってほしいっていう気持ちが強いです。僕自身、康政のことをあまり知らなかったですから。これまで、徳川四天王の中で康政がちゃんと描かれることって、あまりなかったと感じているんです。
でも演じていて、それは古沢さんの脚本だからかもしれないけれど「いいなあ」って思うんです、康政。すごく人間らしいな、生きてるな、と。康政のことをもっとたくさんの方に知ってもらうためにも「僕が頑張らないと!」と思っています。
(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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