「silent」最終回 タイトルの意味とは?ラストシーンの緻密な演出が「最後の最後まで鳥肌」「美しすぎる」と話題
2022.12.23 11:44
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女優の川口春奈とSnow Manの目黒蓮が共演するフジテレビ系木曜劇場『silent』(毎週木曜よる10時~※15分拡大)の最終話が、22日に放送された。タイトルとラストの演出に注目が集まっている。<※ネタバレあり>
川口春奈&目黒蓮共演「silent」
オリジナル作品となる本作は、川口演じる主人公の青羽紬がかつて本気で愛した恋人である目黒演じる佐倉想と、音のない世界で“出会い直す”という、切なくも温かいラブストーリー。紬との距離が近くなるほど、聴力を失ったという自身の大きな変化を強く実感する想。第10話終盤では「一緒にいるほど、好きになるほど辛くなっていく。また好きになんてならなきゃよかった」と紬に想いを伝えていた。
タイトルの意味&タイトルバックの演出が話題
「silent」は「listen(聞く)」のアナグラム(ある言葉や単語の文字を並び替えることによって、別の意味を持つ言葉や単語を作る言葉遊び)ではないかと視聴者の間で考察が繰り広げられていた同タイトル。その言葉通り、本作では様々な形で大切な誰かの話を聞く様子や、言葉を伝える姿が描かれていた。そして、再び心を通わせ合った紬と想の幸せな姿が描かれた同話のラストシーンでは、高校時代と同じように、想が耳元で囁き紬が笑みをこぼす。カメラワークがフィードアウトすると同時に、高校時代の2人が内緒話を繰り返しては笑い合うカットでエンド。想のセリフは視聴者にはわからず、秘密のままだった。
これは、同作で何度も重要な場面で登場した2人にとって思い出深い楽曲『魔法のコトバ』(2006年7月12日リリース)のサビの歌詞「魔法のコトバ 2人だけにはわかる」や4人組ピアノPOPバンド・Official髭男dismが務める同作の主題歌『Subtitle』の「正しさよりも優しさが欲しい そしてそれを受け取れるのは イルミネーションみたいな 不特定多数じゃなくてただ1人 君であってほしい」とリンク。
さらに、普段序盤で登場するタイトルバックが、同話ではこのラストカットで表示された。2人が耳打ちで内緒話を交わす“音のない世界”の見事にマッチするという演出が施され、視聴者からは「タイトルバック全然出てこないと思ったらまさかの最後に!」「最後の最後まで鳥肌」「完璧なラストシーン…美しすぎる…」「2人だけの秘密で終わる『silent』っていうのがタイトルとすごくマッチしてて感動」など反響が寄せられている。(modelpress編集部)
情報:フジテレビ
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