初主演で女優デビューの幸澤沙良、号泣クランクアップで「悔しい気持ちもあった」学業との両立についても語る<差出人は、誰ですか?>
2022.12.12 19:00
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TBS系よるおびドラマ『差出人は、誰ですか?』(毎週月曜~木曜深夜24時40分~)で主演を務める女優の幸澤沙良がオンライン取材会に出席。約3ヶ月間の撮影を振り返り、クランクアップを迎えた今の心境や、共演者とのエピソードなどを語った。
「差出人は、誰ですか?」
企画・原案を手掛けるのは、多くの話題作を世に送り出し続ける秋元康氏。都立荒川西高校の2年D組を舞台に、差出人は匿名でいいかわりに本音を書かなければいけない「手紙ゲーム」を担任の教師が突如提案したことで物語が動き出す完全オリジナル脚本の“青春ヒューマンミステリー”だ。はじめは悪ノリやくだらない手紙が多かったが、「いじめの告白」をした手紙をきっかけに秘密の暴露や告白などが増えてきて、「差出人は誰なのか?」と興味を持ち始める生徒たち。これまで全く関心のなかった「クラスメイト」の知られざる悩みや想いを知り、励まし合ううちに少しずつ絆が深まっていく2年D組の生徒たちの青くて痛い青春を描いていく。
幸澤沙良、クランクアップは「号泣してしまった」
自身と同じ高校2年生の主人公・桑鶴美月を演じている幸澤。クランクアップの数日後に同取材会に応じ、最後のシーンを撮り終えたときの気持ちを聞かれると「約3ヶ月間一緒にやってきた共演者の方やスタッフさんと離れるのがすごく寂しくて号泣してしまいました。達成感もありましたが、もっと頑張れたなと思うところがたくさんあったので悔しい気持ちもありました」と振り返った。クランクアップの瞬間は“きみちゃん”こと納言の薄幸と2人だったようで「クラスの皆んなそれぞれ違うシーンでクランクアップしたのですが、『私が女優になる日_』season2のオーディションで一緒に頑張ってきた3人(大嵩愛花、馬越友梨、大平くるみ)が駆けつけてくれました。さらに、藤原(大祐)さんがサプライズでスタッフさんとテレビ電話を繋げてくださって『お疲れさま』と言っていただきました」と笑顔で話した。
幸澤沙良、初主演で感じた苦労と楽しさ
初めてのドラマ撮影において苦労したことについては「美月の部屋でLINEを読むとか手紙を読むとか、一人のシーンが多くて。周りにスタッフさんがバーっと大勢いる中で、一人で芝居をするのがすごく緊張して難しかったです」と話し、さらに、主演を務めることにはかなりのプレッシャーを感じていたようで「共演者の方には『最初だからそんなに気負わなくていいんだよ』って言っていただいたこともあるのですが、どうしても自分の中では『主役だから自分がちゃんとしないと』っていうのをけっこう考えてしまって焦ることが多かったです。今振り返ると『もっと人に頼ればよかったのかな』と思うこともあります」と3ヶ月間、自分自身と戦い続けた胸中を吐露した。一方で、楽しかったことについては「美月は、成田(櫻井海音)だったり、一ノ瀬(藤原)だったり、健(駒木根葵汰)だったり、いろんな人と関わるシーンが多いので、その分共演者の方と演技ができるというのはすごく楽しかったです。学ぶこともたくさんあって、色々と刺激になったのでそこはすごくよかったです」と充実感をにじませた。
幸澤沙良、成長したのは「場を楽しめるようになった」
撮影を経て成長したなと思える部分について聞かれると「自分ではあまり実感がないんですけど、周りから『堂々とできるようになったね』と言われました。自分では今でもすごく緊張しますし『どうしよう…どうしよう…』ってずっと思っているんですが…」と言い、撮影当初は緊張や不安でマイナスな気持ちが多かったようだが「撮影していくにつれて楽しいなと思うことが増えていって。カメラの前に向かって演技をすることに慣れたのか、自信がついたのかはわからないですが、その場を楽しめるようになったのは変わったなと思います」と自身を振り返った。そして、友人から言われた嬉しかったことについて、「最初はやっぱり友達だと幸澤沙良が話しているように感じるらしく『美月として見るのが難しい』って言われたんです。それが、放送が進んでいくにつれて『ちゃんと美月として見られるようになった』って言ってくれて。ちゃんと成長できているんだな、とか、美月になれているんだなって実感できて、それがすごく嬉しかったです」と笑顔が弾けた。
幸澤沙良、支えになった櫻井海音&三浦獠太からの言葉
現場で支えてもらった存在を聞かれると「やっぱり一緒にオーディションからやってきたメンバーには支えてもらいました。演技が初めてで、同じ境遇の子がいたのでその存在はすごく大きかったです」と共に戦ってきたライバルであり、かけがえのない仲間の存在をあげた。さらに、第8週の最後で美月が健に「ずっと味方だよ」というシーンで「二人にとってすごく大切なシーンなので、うまくやろうと思いすぎて焦って緊張してしまい、その結果色々うまくいかなくて…」と、撮影当初悩んでいたことを明かし、「そのときに救われたのが三浦さんにかけてもらった言葉です。『きっと、役者は自分で納得することのない職業だよ。頑張ってやっても、どこかで、“あ、ここはもっとできたな”って思うだろうから、落ち込むよりも次に繋げるようにしよう!』と言ってくださったのがすごく救われました」と当時の心境を語った。
さらに、第10週で「手紙ゲーム」の真相が明らかになるシーンの撮影が一番印象に残っていると言い「すごく大切なシーンで、泣く芝居だったり、泣くのを堪える芝居だったりとか。難しくて大変でした」と振り返った。「泣く芝居について、自分にカメラが向いていないときは、素直に相手の言葉やその場の状況を受けて自然と涙が出るのですが、自分にカメラが向けられると、途端に緊張して泣けなくなってしまって…。そのことを櫻井さんに相談したら『自分にカメラが向いているときに、一番新鮮な気持ちでお芝居できるように、毎回毎回全部を受け止めようとしなくていいんだよ。力を抜いていいところは抜いていいんだよ』って言っていただきました」とエピソードを明かした。
幸澤沙良、話題の“壁ドン”シーンは「すごく緊張」
YouTubeであがっている毎週のメイキングが話題で、現場の様子を聞かれると「本当に楽しいです!」と即答。「本当の学校に行っているような感覚になるというか。私の通っている学校はコロナ禍で学校行事がなくなってしまい、文化祭とかもやったことがなくて。撮影を通してこのドラマで青春を取り戻していると思うぐらい楽しかったです(笑)」と言い、文化祭で成田から“壁ドン”される話題のシーンについて聞かれると「人生初だったのですごく緊張しました(笑)」と笑顔を見せた。幸澤沙良、学業との両立に「台本も、英単語も覚えないといけない」
撮影の空き時間にリモートで授業を受けていたことが明かされると「1回授業を受けなかっただけで、どんどん置いていかれちゃうんですよね。なんとか追いつこうと頑張ってはいたんですけど、なかなか追いつけないのが大変でした。『台本を覚えなきゃいけないし、でも英単語も覚えないといけない!』みたいな(笑)。パンクしそうになりながらやっていました(笑)」と努力を明かした。幸澤沙良、今作は手紙がキーワード「今書いています」
共演者同士で手紙にまつわるエピソードを聞かれると「実は今書いていて。オーディションからやってきたメンバー3人に手紙を書いています。あとは、ハナ役の内海誠子さんからお手紙をいただいたり、三浦さんからはアイマスクの袋にメッセージが書かれたものをいただきました」と嬉しそうに語った。幸澤沙良、最終週の見どころアピール
女優デビューを飾った本作について「色々なことを学んで吸収して、たくさん刺激を受けた作品です。共演者の方から学ぶことや、物語を通して美月の成長する姿から学ぶこともありました。一番最初に出るドラマがこの作品で良かったなと本当に思います。すごく大切で、刺激をもらった作品です」と感慨深い様子を見せた。最後に、最終週の見どころを求められると「最終週の台本を読んだとき、すごく驚いて感動して泣きました。立花先生(柄本時生)が手紙ゲームを始めた理由や目的が明らかになります。あとは恋模様ですね。美月と一ノ瀬がどうなるのか、最後まで注目して見てもらえたら嬉しいです」とアピールした。(modelpress編集部)
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