

「無理なダイエットを続ける、高校生の娘。将来的な健康リスクも心配です」【管理栄養士が回答】
【管理栄養士が回答】若年層の女子が極端にきゃしゃな体型に憧れて、ダイエットに励むことは珍しくありませんが、将来出産する子どもにまでリスクが及ぶ可能性があります。分かりやすく解説します。
Q. 高校生の娘が過度なダイエットしています。将来的なリスクが心配です
Q. 「高校生の娘が最近、過度なダイエットを続けています。決して太っていないと思うのですが、食事の量も極端に減らしていて、とても心配です。体によくないと本人にも理解してほしいのですが、どのようなリスクを伝えるべきでしょうか?」
A. 今現在の本人の問題だけでなく、将来の妊娠・出産にまで影響が及ぶリスクがあります
少し前にも「シンデレラ体重」と呼ばれるような極端な低体重を目指すことが、若い女性の間で流行しました。現在も、きゃしゃな女性アイドルの体型に憧れる子どもは少なくないのかもしれません。
しかし健康的な体重を大きく下回るようなダイエットは、身体に必要なエネルギーや栄養を犠牲にする行為で、非常に危険です。
まず懸念されるのは、体力や集中力の低下、生理不順などの健康被害です。そして、今現在の一時的な問題にとどまらず、将来生む子どもにまで深刻な影響を及ぼすリスクがあります。
まだ先々の妊娠・出産までは考えが及ばない年齢かもしれませんが、若い頃に極端な低体重だった女性が妊娠した場合、出産する子が低体重になるリスクが高まるという報告も無視できません。低出生体重児は、発達障害や生活習慣病のリスクが高く、寿命にも影響を及ぼすと考えられています。
若い女性のやせすぎは本人の健康だけでなく、将来の家族にも影響を及ぼすとうことです。体重の軽さを誇ることは、健康というダイエットの本来の目標を見失った危うい考え方であることを、娘さんに伝えることが大切です。
メタボ研究を行いエビデンスに則ったダイエットを教える管理栄養士。小田原短期大学 食物栄養学科 准教授。女子栄養大学大学院(博士課程)修了。前職の病院での栄養科責任者、栄養相談業務の経験を活かし、現在は教壇に立つ傍ら、実践に即した栄養の基礎を発信している。
執筆者:平井 千里(管理栄養士)
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