彼女の言う通り「好き」を言うのをやめたら、1週間後に責められて呆れた俺の本音
「好き」はおやすみと同じだった
付き合い始めた頃から、俺は彼女に「好き」と送るのが当たり前になっていました。意識して伝えているというより、メッセージの最後に自然と添える、挨拶のような感覚でした。
彼女もその都度、嬉しそうに返してくれていたので、深く考えたこともなかったのです。「言わなくてもわかる」というのは、俺にとっては都合のいい言い訳のように思えました。だから、口に出す代わりに文字にして送る。それが俺なりの誠意でした。1日2日返事が遅れても、最後に「好きだよ」と添えれば気持ちは伝わると信じていたのです。
素直にやめた一言
ある夜、いつものように「今日も好きだよ」と送ったとき、彼女から「好きって何回も言わなくていいよ」と返ってきました。
正直、少しがっかりしました。重かったのかな、と思ったし、しつこかったのかもしれないとも考えました。でも彼女がそう言うなら、無理に押しつけることでもないと思ったのです。「わかった」と短く返しました。
それ以上を打とうとしたけれど、何を書いても言い訳になりそうで、結局やめました。翌日からは、メッセージの最後に「好き」を添えるのをやめました。最初は違和感がありましたが、3日もすれば慣れてしまいました。
言われた通りにしたのに
言わなくなってからしばらく経ったある夜、彼女から「最近好きって言ってくれないね」と届きました。
言うなと言ったのは彼女のほうです。素直に従ったら今度は責められる。意味がわかりませんでした。思わず「言うなって言ったろ」と返してしまいました。すぐに「言い過ぎるなって意味で、ゼロにしろとは言ってない」と返事が来ました。
「じゃあ最初からそう言ってくれよ」「察しろってことか」。打ちかけた言葉を全部消して、最終的に出てきた返事は「めんどくさい」でした。
そして...
あの夜から、彼女との会話は少しぎこちなくなりました。
翌朝、彼女から「ごめん、わがままだった」とメッセージが届きました。ほっとした自分もいたし、疲れた自分もいました。「俺もちゃんと聞けばよかった」と返したのは本心です。でも、それを返した瞬間、まだ何かが残っていることにも気づいてしまいました。言葉は便利だけど、加減を相手任せにすると簡単に空回りする。彼女に教わったというより、自分の鈍さを突きつけられただけだった気もします。それでも、二人で話し続けていく以外に道はないのだと、今は思っています。
(20代男性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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