「私と元カノどっちが可愛い?」と聞いたら彼が10分黙った→「比べてない」の回答に「ずるい」と返した私
ドラマを見ながらの何でもないやりとり
平日の夜、自宅のソファでドラマを見ながら、彼とメッセージで雑談していました。
テレビ画面に映っていた女優さんが、私には彼の元カノに少しだけ似ているように見えたのです。以前、彼が見せてくれた写真の雰囲気と重なって、なんとなく気になってしまいました。
別に深い意味はありませんでした。気軽な空気のまま、私はメッセージにこう打ち込んで送ったのです。
「私と元カノどっちが可愛い?」
冗談半分のつもりだったし、すぐに「君に決まってるじゃん」と笑い飛ばす返信が来ると思っていました。
既読がついたまま、10分
ところが、彼から返事は来ませんでした。送信から数分後、メッセージに既読だけがつきます。「ちょっと手が離せないのかな」と思って、私は他のことをしようとしました。
でも、結局スマホから目が離せませんでした。スマホで時刻を確認すると、最初に送ってから10分が経っていました。10分。たった10分。けれど、メッセージで「どっちが可愛い?」と聞いて10分も既読のまま放置されるのは、私にとっては永遠みたいな時間でした
「比べてない」がうまく着地しなかった
ようやく彼からの通知が鳴りました。表示されたメッセージは、たった一言だけ。
「......比べてない」
それだけでした。文末に絵文字も、補足の言葉もありません。けれど、その「比べてない」が、私の中ではまったく着地してくれなかったのです。
比べてないなら、すぐ返せるはず。比べてないなら、10分も既読をつけたまま考え込まないはず。10分かけて出した答えが「比べてない」だなんて、結局はちゃんと比べてしまった証拠みたいに見えました。
私は思わず、「ずるい」とだけ送り返していました。
そして...
彼からは「ごめん」と一言だけ届いて、それ以上のメッセージは送られてきませんでした。私もそれ以上は問い詰めませんでした。
私が本当に知りたかったのは「どっちが可愛いか」じゃなくて、「迷わず私を選んでくれる人なのか」だったのだと思います。
ベッドの中で、ずっと「比べてない」のひと言を見返していました。嘘ではないのかもしれない。でも、嘘じゃないからこそ、私には少し重かったのです。
翌朝、私は「昨日はごめん、聞き方がよくなかった」と短くメッセージを送りました。彼を責めたかったわけじゃない、と伝えたかったのです。
次に同じ質問をされたら、私は迷わず「あなたが一番」と即答できる。その違いを、もう少し穏やかに話せる日がきたらいいなと思っています。
(20代女性・広告制作)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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