「大事な話をメッセージでしないでくれ」と言う彼に、あえて長文を送った夜のこと
電話だと言えなくなる
彼は、大事な話はいつも電話派でした。「大事な話をメッセージでしないでくれ」「ちゃんと電話で話そう」。付き合って1年半、何か話し合うたびにそう言われてきました。
彼の言い分はわかります。声のトーンで気持ちが伝わるし、すれ違いも減る。でも、電話になると彼のテンポに巻き込まれてしまうのです。彼が結論を出すのが早く、私が言葉を探しているうちに話がまとまってしまう。電話を切ったあと、いつも「あれも言いたかったのに」と喉の奥が詰まるような感覚が残りました。
文字にした本音
ある晩、同棲中の家事分担についてもやもやが限界に達しました。何度か電話で伝えようとして、結局「まあ、大丈夫」で終わってしまった話題です。その夜、彼が出張先のホテルにいるタイミングで、メッセージ画面を開きました。
「今回はメッセージで送るね。最後まで読んでほしい」。そう前置きして、自分の気持ちを一つずつ文字にしました。怒っているわけではないこと。ただ、対等に話し合いたいこと。電話だと自分の考えがまとまる前に結論が出てしまうこと。書いては消し、消しては書き直して、送信したのは深夜1時でした。
彼からの返信
翌朝、スマホを開くと彼からの返信が届いていました。長文ではありません。一行だけ。「電話だと俺ばっかり話してたんだな」。
読んだ瞬間、目頭が熱くなりました。責められると思っていた。「メッセージで済ませるな」と言われる覚悟もしていた。でも彼は、私の文字を最後まで読んで、自分の非に気づいてくれた。文字だからこそ、感情に流されずに伝わるものがあるのだと、初めて実感しました。
そして...
出張から帰ってきた彼に、私はひとつ提案しました。「これからは大事な話はメッセージで送るから、ちゃんと読んで」。彼は少し考えてから「わかった。その代わり、読んだあとに電話させてくれ」と言いました。
それからの私たちは、大事な話はまず文字で送り、お互い読んだうえで電話する、というやり方に変わりました。完璧ではないけれど、あの夜のメッセージがなかったら、私はずっと「あれも言いたかった」を飲み込み続けていたと思います。
(20代女性・栄養士)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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