「別れないでほしかった」親友の恋愛を引き止めようとした私が、本当に失ったもの
「別れないで」と思った、本当の理由
ある日、長年の友達から「今の彼と別れたいと思ってる」というメッセージが届きました。話を聞けば、デートのキャンセルが続き、素っ気ない返信ばかり。誰が聞いても、彼女がつらい状況にあることは明らかでした。
それでも私の頭をよぎったのは、彼女への心配よりも、別のことでした。その彼氏には独身の友人が何人もいて、私はずっと「紹介してほしい」と思っていたのです。別れてしまったら、その縁が途切れてしまう。焦りにも似た気持ちが、胸の中に広がりました。
友達思いを演じながら引き止め続けた
その日から私は、彼女が別れを思いとどまるよう働きかけ始めました。「3年も付き合ったのにもったいないよ」「もう少し様子見たら?」言葉だけ聞けば、心配している友達そのものです。でも自分の内側には、友達の幸せを願う気持ちよりも、出会いのチャンスを手放したくない気持ちのほうが大きく居座っていました。
メッセージを送るたびに、彼女がどれだけ傷ついているかを、私はきちんと想像しようとしていなかったと思います。「別れないで」という言葉を繰り返すだけで、彼女の苦しさに寄り添う言葉は、ほとんど出てきませんでした。
スマホに映っていた、自分の本音
ある日、共通の友人に送ったメッセージを、彼女に見られてしまいました。「あの子が別れたら、彼の友達紹介してもらえなくなるじゃん。絶対別れさせないようにしなきゃ」自分が打った言葉を。
彼女が「見ちゃった」と言ったとき、言い訳の言葉はいくつか出てきたけれど、どれも空虚に感じられて。ずっと友達思いのふりをしていた自分が、その瞬間はっきりと見えてしまいました。
そして...
彼女はその後、自分の意思で別れを選びました。私たちの間にも、距離ができました。責められるよりも、そっと離れていく様子のほうが、よほど胸に刺さりました。
あのとき私に必要だったのは、友達の言葉を利用することではなく、ただ話を聞くことだったのだと思います。本当の意味で誰かの支えになれる人間でいること。そのことを、あの出来事はずっと問いかけてきます。
(20代女性・IT)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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