「もう会えない」と送るはずだったLINEを別の人に誤送信→彼の本心を確かめるきっかけになった
限界を感じた夜の決断
その日も、彼からの返信は一言だけでした。「了解」という文字を見つめながら、私は深いため息をつきました。
以前は何気ない日常の報告にも丁寧に返事をくれていたのに、最近はまるで業務連絡のようなやり取りばかり。会いたいと伝えても「忙しい」の一点張りで、気づけば1カ月以上顔を合わせていませんでした。
私なりに歩み寄ろうと努力してきたつもりでしたが、もう心が疲れ切っていたのです。ベッドの中でスマホを握りしめ、震える指で文字を打ち込みました。
「ずっと考えてたんだけど、もう会えない。これ以上続けても、お互い辛いだけだと思う」
送信ボタンを押す前に、何度も何度も読み返しました。
届いてしまった相手
意を決して送信ボタンをタップした瞬間、画面に表示されていたのは、彼の名前ではなく「お母さん」の文字。慌ててメッセージを取り消そうとしましたが、既読マークはすでについていました。
数分後、母から電話がかかってきたのです。「さっきのLINE、どういうこと?」という問いかけに、私は泣きながら事情を説明しました。すると母はこう言いました。
「あなたの気持ちはわかった。でも、本当に話し合った?相手の事情は聞いた?」
その言葉に、私は答えられません。自分の辛さばかりに目を向けて、彼の状況を知ろうとしていなかったことに気づかされたのです。
彼から届いた思いがけない告白
母との電話を切った後、私は思い切って彼に連絡を取りました。「直接会って話したいことがある」と送ると、珍しくすぐに返信が届きました。「実は俺も話したいことがあった。明日会える?」という内容に、胸がざわつきました。
翌日、久しぶりに会った彼の顔は、以前より痩せて疲れが見えました。話を聞くと、職場で大きなトラブルを抱えていたとのこと。「心配かけたくなくて言えなかった。でも、それがかえって距離を作ってしまったんだな」と、彼は申し訳なさそうにうつむきました。
私も正直に、別れを考えていたことを伝えました。お互いの本音をぶつけ合う時間は、痛みを伴いながらも必要なものでした。
そして...
あの誤送信がなければ、私たちは本当に終わっていたかもしれません。母の言葉がきっかけで立ち止まり、彼と向き合う勇気を持てたこと。それは偶然のようでいて、大切な転機となりました。
今では、辛いときほど素直に話すことを心がけています。先日、彼から届いたLINEにはこう書かれていました。
「あのとき話せてよかった。これからもよろしくね」
短い言葉でしたが、その一文に込められた温かさが、私の胸にじんわりと広がりました。完璧な関係ではなくても、一緒に歩んでいける相手がいること。そのありがたさを噛みしめています。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
関連記事
「コラム」カテゴリーの最新記事
-
離婚を提案した夫「俺の子か?DNA鑑定しろ」妻「もちろん♡ただし…」数週間後⇒予想外の【結果】に夫は絶句!?Grapps -
「“ありがとう”もなし?」ゴミ出しを盾に威張る夫。だが翌朝⇒机の上に【手紙】が置かれていたワケ愛カツ -
「酒飲めばつわりも治る」妻にモラハラを繰り返した夫。だが7年後⇒証拠をそろえた妻が笑顔で…「あなたと離婚します」Grapps -
夫の浮気現場に乗り込み…妻「サプラーイズ♡」夫と浮気相手へ…”最悪なプレゼント”を用意して反撃した話Grapps -
男性が放っておけなくなる“女性の魅力” TOP3ハウコレ -
体の関係はあるのに本命じゃない?告白を濁す彼の残酷な本音と取るべき行動恋学 -
「旦那さん非正規でしょ♡」と煽るママ友!だが「え、あの人…」ママ友が夫を見て震えたワケ愛カツ -
そのLINE、もう嫌われてるかも…男が静かに引いている女のメール5選恋学 -
「じゃあ別れる?」で彼女を黙らせてた俺。ある日、彼女に「分かった、別れよう」と言われ......ハウコレ