34歳会社員が“卵子凍結”を決断した理由 初診から採卵までのリアルな道のりに密着【初心者ガイド】
2026.03.30 18:15
「出産報告にふと焦る」「いつかは子どもが欲しいけど、今は仕事を頑張りたい」。そんな“年齢への焦り”と“自分の生き方”の間で悩んでいませんか?将来の選択肢を広げるため、今「卵子凍結」を考える女性が増えています。今回は、あいさん(34歳・仮名)のリアルな葛藤と決断の背景に密着。初心者が知っておきたい等身大の本音と、未来へ一歩を踏み出すまでのストーリーをお届けします。
目次
そもそも「卵子凍結」って具体的にどんなもの?
卵子凍結とは、将来の妊娠・出産に備えて、若く妊娠する力が高い状態の卵子を採取し、超低温で凍結保存しておく仕組みのことです。卵子の数や質は加齢とともに変化しますが、凍結した時点の「若さ」を保ったまま保存できるため、将来子どもが欲しいと思った時の選択肢を広げることができます。
仕事やパートナーとのタイミングなど、ライフプランは人それぞれ。だからこそ卵子凍結はいま、自分の人生を自分でデザインするための、選択肢の一つとして注目されています。
【卵子凍結の主なステップ】
STEP1:初診・カウンセリング(検査)
医師の診察や血液検査・超音波検査などで、卵巣の状態や採卵に向けたスケジュールを確認します。
STEP2:採卵準備(排卵誘発)
生理周期に合わせて通院を開始。内服薬や自己注射を用いて、良質な卵子を複数育てるための準備を行います。
STEP3:採卵・凍結保存
膣から細い針を刺して卵子を採取。採れた卵子はマイナス196℃の液体窒素で凍結保存されます。
34歳会社員が“卵子凍結”を考えたリアルな理由
今回密着する、都内で働く会社員のあいさんが卵子凍結を考えたきっかけは、34歳という自身の年齢でした。「今パートナーがいるわけでもないし、出産の予定もない。そう考えると、将来の自分のためにひとつでも多くの『選択肢』を残しておきたいなと思いました」と話します。
実際にテレビなどで卵子凍結の話題を目にする機会が増えて気になっていたこともあり、「この機会に私もやってみよう」とスイッチが入ったそう。漠然とした焦りというよりも、現状を冷静に見つめた上での決断でした。
深刻に捉えすぎず、卵子凍結に対して「良くも悪くもフラット」な感覚を持っていたと話すあいさん。そんな軽やかさが、あいさんの卵子凍結のスタートラインでした。
数あるクリニックの中からあいさんが選んだのは、不妊治療専門クリニック「にしたんARTクリニック」。
卵子凍結は高額な費用がかかる印象があったそうですが、あいさんは東京都の助成金を活用して、費用面もクリアな見通しを立てた状態で卵子凍結に臨むことができました。
※「にしたんARTクリニック」の東京丸の内本院、新宿院、品川院、日本橋院、渋谷院は、東京都の「卵子凍結に係る費用への助成」の登録医療機関です。都内にある「にしたんARTクリニック」で卵子凍結をした方は助成金を申請することができます。
※具体的な申請方法は、記事の最後で紹介します。
【初診・カウンセリング】ラグジュアリーな空間で、未来へのステップが明確に
まずは初診・カウンセリングを受けに「にしたんARTクリニック 東京丸の内本院」へ。初めて足を踏み入れたあいさんが驚いたのは、その空間作り。
「綺麗でびっくりしました!病院というよりホテルのラウンジのような雰囲気ですね」と、ラグジュアリーで落ち着いた内装に緊張感もすっかり解けた様子。
カウンセリングでは、卵子凍結の進め方やメリット・デメリット、卵子凍結助成金の制度について、資料を用いて分かりやすく説明がありました。
気になる点があれば、些細なことでもカウンセリング担当に聞くのが◎。あいさんは「卵巣刺激をした後に体調が悪くなるか、やってはいけないことはあるか」と質問し、「お腹が張ったり生理痛のようなお腹の痛みや重みを感じる方はいらっしゃいます。やってはいけないことはなく、普段通り生活していただけます」と優しく丁寧に答えてもらいました。
また、今回あいさんが卵子凍結を行う理由や、アレルギーの有無、疾患歴など、あいさんの体の状態についてなどもしっかりとヒアリングしてもらえます。あいさんの場合、アレルギーや喘息の持病があったため、どのような症状がいつ頃出たのか、服用している薬はあるかなども細かく聞いてもらいました。
カウンセリングの後は、医師による診察へ。
先生から改めて卵子凍結の説明を受け、スクリーニング検査で内診とエコーで卵巣の状態を確認します。
あいさんは内膜症などもなく月経周期も順調で、問題なく進めばいつ頃採卵できそうか、今後の具体的なスケジュールについて先生からお話がありました。
最後に血液検査を受けて、初回は約2時間ちょっとで終了。「未知への不安」を「具体的なタスク」へと変える時間となりました。
\初診・カウンセリングを受けたあいさんの感想/
先生もカウンセリング担当の方も、皆さん気さくで優しかったです。こちらの質問にも丁寧に答えてくださり、リラックスして話せました!
これまで婦人科検診は受けたことがあったけど、卵子の状態を調べる検査は受けたことがないので「卵がどれくらい採れるのか」も全くの未知数。自分の体の現状を知ることへの不安は少しありますが、今回の卵子凍結が自分の体を改めて知る機会になったらいいなと思います。
【再診】自分のカラダと向き合う日「自分の年齢的にどうなるか」
【通院2回目】初診から約10日後、血液検査の結果を聞きに再びクリニックへ。
血液検査では、卵巣にどれくらい卵子が残っているかの目安をみる「AMH(抗ミュラー管ホルモン)」や、B型・C型肝炎、HIVなどの感染症について確認します。
卵子凍結を安全に進められるかを判断するためにも重要で、これらを総合的に見てどれくらい卵子が採れそうか、卵巣への刺激方法(薬の量や方法)を決めていきます。
あいさんは概ね問題ないものの、白血球の数値が少し高かったため、念のためこの日に再度血液検査を行いました。
今後のスケジュール説明を受けて、30分ほどで終了。
\再診後のあいさんの感想/
自分の年齢的にどうなるか気になっていたのですが、このままいけば無事に採卵できそうとのことなので、特に焦りや心境の変化なく過ごせてます。先生から具体的なスケジュールを聞いて、ホッとしました。
【採卵周期スタート】自己注射の痛みは?薬の副作用は?
【通院3回目】ここから、いよいよ採卵に向けた通院のスタート。月経が始まったら3日以内にアプリから予約を取り、来院します。
あいさんも予定通り生理2〜3日目にクリニックへ。ただ、採血でホルモンの値を確認し、内診で卵巣の状態を調べた結果、まだ卵巣がベストな状態ではなかったため、排卵誘発はこの日は見送ることになりました。
先生によると、10人に1人程度の割合であいさんのケースのように、ペンディングになることがあるそう。
無理に進めるのではなく、その時の体のコンディションを丁寧に診て判断してくれることが、かえって信頼に繋がります。
あいさんも「人間の体は機械じゃないから、毎回教科書通りにはいかないですよね(笑)」と、焦らず自分のペースで進められることに安心したと笑顔を見せました。
【通院4回目】
改めて生理5〜6日目に受診し再び採血と内診の結果、今回はGOサインが出たため「排卵誘発」が始まります。
卵子凍結では、注射や飲み薬を使って卵子を育てていきますが、その方法は人それぞれ。
あいさんの場合は、毎日決まった時間に自己注射を打って卵子を育てつつ、飲み薬で排卵を抑える方法になりました。刺激の強さ(弱・中・強)も体質に合わせて調整してもらえます。
不安要素だったという「自己注射」も、クリニックで練習を行い、看護師さんの丁寧な指導があったおかげでクリアできました。
\排卵誘発をしたあいさんの感想/
自己注射は簡単で、痛みもなく全然大丈夫でしたが、極力毎日「同じ時間に注射する」というのが意外と難しかったです。冷蔵保存なので持ち歩けないのと、注射針の始末もあるので必ず自宅でやらないといけないので、この期間は出張や外泊の予定は入れないほうが良さそう。
体調の変化としては、お腹の張りが気になったのと、少し眠気があった程度でした。
【採卵周期】「にしたんARTクリニック」で仕事をしながら無理なく通院
【通院5回目】排卵誘発がスタートすると、仕事の合間を縫っての通院が本格化します。
あいさんは、自己注射と薬の服用がスタートしてから1週間後に来るよう先生から指示があり、クリニックへ。
この日は初めて夜帯に受診したあいさん。「クリニックに通っている方も私と同じように働いている人が多いようで、遅い時間帯の予約枠が結構埋まっていて。『みんな頑張ってるんだな』と思いました」と感じたそうです。
あいさんも仕事の後に訪れましたが、丸の内本院は駅からのアクセスも良く、「仕事をしながら通うことが苦にならない」という環境が、前向きなトライを支えました。
通院5回目のこの日は、採血、超音波検査をして、卵子が順調に育っているかを確認。問題なく進められるとの判断で、次は2日後に来院して採卵当日の流れの説明を受けることになりました。
待ち時間を含めて約2時間の滞在でした。
【通院6回目】
この日は採血、超音波検査に加え、採卵日当日の流れの説明を受けたあいさん。
採卵日時も決定し、排卵をコントロールするための点鼻薬が処方されました。
点鼻薬は採卵の手術予定時間から逆算して、30分おきに服用する必要があるのだそう。あいさんは2日後の14時から採卵になったため、
・深夜2時30分
・深夜3時
・深夜3時30分
のスケジュールに。「1日だけでしたが、寝過ごさないかかなり不安でした…」と本音がぽろり。
【採卵当日】いよいよ本番。自分の未来の「選択肢」が形になる日
【通院7回目】深夜の投薬ミッションを無事に乗り越え、迎えた採卵当日。
事前の検査でも「しっかりと採卵できそう」と聞いていたこともあり、あいさんは当日もリラックスして来院できたと言います。
採卵日は処置受付で受付を行い、リカバリールームで改めて流れの説明を受けます。
当日の具体的な流れを詳しく見ていきましょう。
(1)リカバリールームでのお着替え・準備
「にしたんARTクリニック」のリカバリールームは、完全個室でプライバシーがしっかり確保されているので安心です。
当日はここで専用の手術着に着替えるため、脱ぎ着しやすい楽な服装で訪れるのがおすすめ。リラックスして過ごせる空間が整っています。
(2) 手術室へ移動・採卵へ
準備が整ったら手術室へ移動します。局所麻酔や静脈麻酔など、事前に医師と相談して決めた方法で痛みへの対策をしっかり行った上で進められます。あいさんは静脈麻酔を選択しました。
所要時間は個人差や採卵数によっても異なりますが、おおよそ15~30分ほどで完了します。
(3) 個室での安静・休息
採卵後は再び個室のリカバリールームに戻り、体調が落ち着くまでベッドでしっかりと休息をとります。
「看護師さんが『体調は大丈夫ですか?』と何度も細かく気にかけてくださって、とてもありがたかったです」と、あいさんも振り返ります。
(4)培養士からの報告・医師の診察
体調が回復したら、まずは培養士から「今日何個の卵子が採卵できたか」の報告を受けます。その後、医師からの詳しい診察があり、今後のスケジュール等について説明を受けて帰宅となります。
\採卵当日のあいさんの感想/
採卵は全然平気でした!リカバリールームでしっかり休息もできましたし、私の場合は痛みもそれほどなく、当日は電車で帰宅し翌日も仕事しました。
採卵後の診察で、先生が「年齢的にもこれだけ凍結できれば、将来子どもを望んだ時に〇%くらいの確率で妊娠が望めると思うよ」と具体的な数字で話してくださって安心しました。
【採卵後】あいさんの最終的な結果は?
【通院8回目】無事に採卵を終え、後日改めて術後検診と最終的な凍結結果の報告を受けます。
\術後のあいさんの感想/
術後は特に体調の異常も感じずに生活できました。
採卵日にあらかじめ「すぐ生理になると思う」と説明を受けていたので、術後に出血があった時も「あ、生理がきたんだな」と不安にならず冷静に対応できました。
また、今回41個採卵し、最終的に29個の卵子が凍結できました。最初は自分がどれだけとれる身体なのかもわからずの受診でしたが、結果として年齢の割にかなり多く凍結できて、率直に「良かった」という気持ちです。
【卵子凍結を終えて】通院回数、期間を振り返り
いかがでしたか?
今回は、あいさんの初診から採卵までに密着しました。
【まとめ:あいさんの場合】
・通院回数(※初診含む):8回
・通院期間:2025年12月10日~2026年2月13日
・採卵個数:41個
・凍結:29個
\すべてのプロセスを終えてのあいさんの感想/
年齢を考えて今回卵子凍結を行いましたが、同世代の友達に「実は卵子凍結をしたんだ」と打ち明けると、「興味ある」「実は私も悩んでいる」という子が意外と多くて。感想など、卵子凍結についていろいろと聞かれるようになりました。
いまは東京都からの補助金(※条件あり)もありますし、説明会もオンラインで受けられたりと、働く女性にとっても比較的利用しやすい環境が整ってきていると思います。少しでも気になっているなら、まずは自分の身体を知る第一歩として、動き出してみるのもいいかもしれません。
今回「年齢からの逆算」で、未来の自分へ選択肢を残すことを決めたあいさん。卵子凍結という“お守り”と、自分の身体への深い理解を手にした彼女は、これからも自分らしい足取りで進んでいくはずです。(modelpress編集部)[PR]提供元:エクスコムグローバル株式会社
卵子凍結のリアルな費用&助成金の活用法
そもそも卵子凍結にかかる費用はどれくらい?卵子凍結には、主に「検査・診察料」「排卵誘発(投薬・注射)」「採卵・凍結費用」「保管料」がかかります。にしたんARTクリニックでは、初診時のカウンセリングで個々の状況に合わせた見積もりを提示してくれるため、事前に総額のイメージを掴むことができます。
東京都の助成金制度
東京都では、将来の妊娠に備える選択肢を広げるため、2023年10月から「卵子凍結に係る費用助成」を開始しました。
対象条件:
都内に住民登録がある18歳以上40歳未満の女性(採卵時の年齢)
都が指定する「登録医療機関」で医療行為を行うこと(にしたんARTクリニックは登録済みです)
都が開催するオンライン説明会に参加し、調査に協力すること
助成額:卵子凍結を実施した年度に、最大20万円を助成
さらに、次年度以降も保管を更新した場合、1年ごとに一律2万円の助成(最大5年間)が受けられます。
東京都「卵子凍結」助成金活用の5ステップ
【STEP 1】オンライン説明会の参加
まずは東京都が実施する説明会へ申し込み、オンライン説明会に参加します。
注意:「説明会への参加」より前に医療行為を開始してしまうと、助成の対象外となるため、必ず最初に済ませてください。
医療行為の開始期限:説明会に参加した日から1年以内に、採卵に向けた投薬や検査などの医療行為を開始する必要があります。1年を過ぎてから受診を始める場合は、再度説明会の参加が必要です。
【STEP 2】調査協力の申請・決定通知の受領
説明会後、オンラインまたは郵送で「調査協力申請」を行います。
必要書類: 住民票の写し、誓約書など。
ポイント: 郵送の場合は記録が残る「簡易書留」などを推奨。承認されると「決定通知書」が届きます。
【STEP 3】医療機関での卵子凍結
東京都が指定する登録医療機関で施術を受けます。完了後、 クリニックに「受診等証明書」の作成を依頼します(発行に数週間かかる場合があります)。
医療機関例:「にしたんARTクリニック」の東京丸の内本院、新宿院、品川院、日本橋院、渋谷院など
【STEP 4】助成金の申請・アンケート回答
3月31日までに、専用フォームから助成金を申請します。
必要書類: 領収書のコピー、住民票の写し。※「受診等証明書」の原本は郵送が必要です。
調査協力: 併せて送られてくるアンケート(凍結時)に回答します。
【STEP 5】助成金の受給
審査完了後、「事業協力承認決定通知書」が届きます。
入金時期: 通知が届いてから約1ヵ月後に、指定口座へ振り込まれます。
にしたんARTクリニックとは
全国に12院を展開し、毎月延べ23,000人以上の患者が来院する国内最大級の不妊治療クリニック。日本における不妊治療の礎を築いてきた矢野哲統括総院長の指揮のもと、質の高い医療サービスを提供しています。【にしたんARTクリニックの強み】
プロフェッショナルな医師団: 総勢108名の医師が在籍し、高度な専門知識に基づいた治療を実施。
独自の知見共有システム: 独自開発のカルテシステムにより、膨大な症例から得られる経験や知見を全医師で共有。
圧倒的な治療クオリティ: グループ全体で治療の質を高める体制を構築し、多くの患者を妊娠へと導いています。
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