「私の時代は全部ちゃんとやってた」嫁の家事にケチをつけていたら、想像以上の反撃に唖然
自分と比べてしまう癖
息子の家を見ると、気になることばかりでした。棚の上にほこりが溜まっている。冷蔵庫にはお惣菜のパックが並んでいる。私の時代は、どんなに疲れていても掃除も料理も手を抜かなかった。だから、つい「お惣菜ばかり買ってない?」「掃除は毎日してる?」と口を出してしまう。そして最後に言ってしまうのです。「私の時代は働きながらでも、全部ちゃんとやってたわよ」と。嫁のためを思って言っているつもりでした。
認めてほしかった過去
正直に言えば、自分の苦労を認めてほしかったのかもしれません。私が若い頃は、誰も褒めてくれませんでした。姑からは「当たり前」と言われ、夫も何も言わない。それでも歯を食いしばってやってきたのです。だからこそ、今の若い人が「大変」と言うのが許せなかった。「今の人は楽してる」「便利な家電があるんだから」。そう言いながら、自分の過去を正当化していたのかもしれません。
嫁の表情に気づかなかった
あの日、嫁が仕事から子どもを連れて帰ってきた時、リビングの隅のほこりが目に入りました。「ほこりが溜まってるわよ。掃除してないの?」と言うと、嫁は疲れた顔で「最近忙しくて」と答えました。私は溜息をついて言いました。「あなたは甘えてるのよ。私の時代は誰にも頼らず全部やってたわ」とつい口にしてしまいました。
そして...
嫁は溢れる涙を必死にこらえる様子で言いました。「お義母さんの時代と今では状況が違います。共働き率も、求められる仕事の量も。比べないでいただけますか。お義母さんが頑張ってこられたことは尊敬しています。でも、それを基準に私を評価しないでください」と。
何も言い返せませんでした。息子も「母さん、もうやめて」と言いました。その夜、一人で考えました。私は嫁を追い詰めていただけだったのかもしれない。時代が違うのに、自分の物差しで測っていた。
嫁の頑張りを認めず、自分の苦労だけを押し付けていたことを、今は反省しています。最近は家を訪ねた時、口を出す代わりに「何か手伝えることある?」と聞くようにしています。
(60代女性・専業主婦)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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