交際6年目「結婚する気がないなら、お互いのために離れたほうがいいと思う」と彼女に言われ...→自分の過ちにようやく気がついた僕の話
足りない自分
彼女と付き合って6年。結婚したいとずっと思っていました。でも、踏み出せなかった。理由は、お金です。僕の収入では十分な貯金がなく、彼女が望むような式を挙げられないと思っていました。
彼女にふさわしい指輪も、新居の資金も、まだ揃っていない。「ちゃんと準備してからプロポーズしたい」。その思いが、結婚の話を避ける理由になっていました。
秘密の準備
僕は密かに準備を進めていました。休日に短時間のバイトを入れて、少しずつ貯金を増やしていたのです。指輪のデザインも決めていました。彼女が好きなブランドの、シンプルなリング。もう少しだけ待ってほしい。そう思っていました。
彼女の涙
ある夜、彼女からLINEが届きました。「私たちってこの先どうなるの?」。待たせすぎたなと思いましたが、「ちょっと待って」と返すのが精一杯でした。すると彼女は「6年も一緒にいて、まだ待ってなの?」と。そして「結婚する気がないなら、お互いのために離れたほうがいいと思う」と。
彼女を幸せにするための準備が、彼女を一番苦しめていたのです。
そして...
翌日、僕は意を決して彼女をカフェに誘いました。
向かい合って座り、僕はスマホを開きました。隠し続けてきた貯金の記録、指輪の候補、リサーチした式場のリスト。それを一つずつ見せながら、「ずっと準備してた。でも、中途半端な状態で言うのが嫌だったんだ。不安にさせてごめん」と伝えました。
彼女は驚いたように目を見開いた後、「言ってくれればよかったのに」とだけ言って、涙を流し始めました。その涙を見て、僕は自分の間違いに気づかされたのです。
かっこいいプロポーズをすることよりも、まずは彼女の不安に寄り添うこと。一人で背負うのではなく、二人で迷いながら歩み始めるのが「結婚」なのだと。
(30代男性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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