38度の熱で体調を崩した私。「大丈夫?」より先に出た彼の言葉→その一言で別れを決意した交際3年目の夜。
風邪をひいた夜、彼に電話をかけた
その日、朝から体がだるく、仕事を早退して帰宅しました。熱を測ると38度を超えており、久しぶりに本格的な風邪をひいてしまったようです。一人暮らしの部屋で横になりながら、ふと彼に連絡したくなりました。
「体調悪いから、しばらくは会えないかも」
そんな軽い報告のつもりでした。弱っているときに声が聞きたくなるのは、自然なことだと思います。電話をかけると、数コールで彼は出てくれました。私は少しほっとしながら、熱があることを伝えたのです。
最初に返ってきた予想外の言葉
彼の第一声を聞いた瞬間、私は言葉を失いました。
「えっ、じゃあ明日のライブどうする?」
私たちは今週、彼の好きなアーティストのライブに行く予定でした。チケットは彼が取ってくれたもの。それは知っています。でも、私が伝えたのは「熱がある」ということ。まず「大丈夫?」と聞いてほしかった。それは贅沢な望みだったのでしょうか。
その後、彼は思い出したように「あ、体調は?」と付け加えました。けれど、その順番が胸に刺さって抜けません。彼にとっての優先順位が、図らずも見えてしまった瞬間でした。
思い返せば、いつもそうだった
電話を切ったあと、ベッドの中でぼんやりと過去を振り返りました。思い返せば、似たようなことは何度もあったのかもしれません。
私が仕事で落ち込んでいるとき、彼は「で、今度どこ行く?」と話題を変えてきた。私の話を最後まで聞かず、自分の予定を優先することも多かった。その都度「悪気はないんだ」「男の人ってそういうものかも」と、自分に言い聞かせてきたのです。
でも、今回でやっと気が付きました。私はずっと、彼に「大切にされている」と感じたかったのだと。そして、この3年間、その実感を得られないまま過ごしてきたのだと。
そして...
数日後、「もっと自分を大切にしてくれる人と出会いたい」そう伝えると、彼は黙り込みました。
私たちは合わなかっただけ...。
一人になった今、寂しさがないと言えば嘘になります。でも、あの日に気が付けてよかったとも思っています。誰かに大切にされることを望むのは、わがままではない。自分の心の声に正直になれた今、少しだけ未来が明るく感じられます。
(20代女性・保育士)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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