3ヶ月付き合った彼氏の薬指にうっすら日焼け跡→「これ何?」と聞いた瞬間、彼の顔が真っ青になった
ふとした瞬間に気づいた「違和感」
その日は、いつもと変わらない休日デートでした。カフェでコーヒーを飲みながら、他愛のない会話を楽しんでいたときのこと。テーブルに置かれた彼の左手が、ふと目に入りました。
薬指の付け根あたりに、周囲の肌とは明らかに違う白い部分がある。まるで何かをずっとはめていたかのような、くっきりとした境目。私は一瞬、自分の目を疑いました。
「ねえ、これ何?」
何気なく聞いたつもりでした。しかし、その瞬間、彼の表情が凍りついたのです。血の気がサッと引いていくのが、目の前でわかりました。
言い訳にならない言い訳
「あ、これ? 昔のやつだよ。前の彼女と……いや、なんでもない」
彼はそう言いながら、慌てて手を引っ込めました。でも私は気づいていました。その日焼け跡は、どう見ても最近できたものだということに。
私は何も言わず、ただ彼の目を見つめ続けました。すると彼は、観念したように小さくため息をついたのです。
「……実は、まだ離婚が成立してないんだ」
その言葉を聞いた瞬間、カフェの喧騒が遠くへ消えていくような感覚に襲われました。3ヶ月間、彼が「独身」だと信じて疑わなかった自分が、ひどく愚かに思えました。
知らなかったのは私だけ
彼の説明によると、離婚協議中ではあるものの、正式な手続きはまだ済んでいないとのこと。指輪を外したのは、私と会うときだけ。つまり私は、彼にとって「都合のいい存在」だったのかもしれません。
「ちゃんと話すつもりだった」と彼は言いました。けれど、3ヶ月もの間、その機会はいくらでもあったはず。私は静かに立ち上がり、「もう会わない」とだけ伝えてその場を去りました。
帰り道、涙は出ませんでした。ただ、胸の奥に重たい石が沈んでいくような感覚だけが残っていたのを覚えています。
そして...
あれから数週間が経ちました。最初の数日は気持ちの整理がつかず、「どうして気づけなかったのだろう」と何度も自分を責めました。
けれど、友人に話を聞いてもらいながら、少しずつ日常を取り戻していきました。傷ついた経験は簡単に消えるものではありません。それでも、今の私はあの頃よりも少しだけ強くなれた気がするのです。
(20代女性・事務員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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