「ごめん、急用」彼女とのデートを何度もドタキャン→彼女のために隠した本当の事情
誰にも言えなかった事情
母は数年前から難病を抱えていました。普段は落ち着いていても、突然発作が起きることがあるのです。父は僕が高校生の頃に他界し、兄弟もいません。発作が起きれば、駆けつけられるのは僕だけでした。彼女には何度も「急用」とだけ伝えてドタキャンを繰り返しました。本当のことを言えなかったのは、彼女に重荷を背負わせたくなかったから。「介護をしている彼氏」なんて、きっと迷惑だと思っていたのです。
彼女の誕生日
彼女の誕生日だけは絶対に一緒に過ごすと決めていました。プレゼントも用意して、その日を楽しみにしていたのです。でも当日の夕方、母から連絡がありました。発作が起きて動けないと。僕は母のもとに向かいながら、震える手でメッセージを打ちました。「本当にごめん。今日も急用で」。どれほど彼女を傷つける言葉か、わかっていました。何度も謝りたいと思いました。でも本当のことは言えませんでした。
伝えられなかった言葉
翌日、彼女に呼び出されました。「もう会わなくていい」。静かにそう告げる彼女の目は、悲しみと怒りで揺れていました。気づけば涙が溢れて、「別れないで」と縋る自分がいました。きっと情けない姿だったでしょう
彼女は「泣くくらいなら最初からちゃんとしてよ」と言い残して去っていきました。引き止める言葉は見つかりませんでした。本当のことを話せば、彼女は優しいから「一緒に支える」と言ってくれるかもしれない。でもそれが怖かったのです。
そして...
母に別れたことを話すと、「どうして正直に言わなかったの」と悲しそうな顔をされました。彼女を守るためだと思っていたことが、結局は彼女を一番傷つけていた。一人で抱え込むことは、優しさではなかったのです。あれから何度も連絡しようとしては、やめました。今の僕には、彼女に会う資格がないと思うから。でもいつか、ちゃんと向き合える自分になれたら、すべてを正直に話したい。その日のために、今は前を向いて進んでいこうと思っています。
(20代男性・フリーランス)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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