「信じてほしい」と言う彼にトーク履歴を求めたら即拒否…既読スルーが残した答え
積み重なる小さな違和感
彼との日々は、表面上は穏やかに流れていました。週末には一緒に買い物へ行き、夜は並んでテレビを見る。けれど、ふとした瞬間に感じる距離が、少しずつ広がっているような気がしていたのです。
きっかけは、彼のスマホに届いた通知でした。画面に一瞬映った女性の名前と、ハートの絵文字。私が視線を向けると、彼は慌ててスマホを裏返しました。「仕事の後輩だよ、気にしないで」と言う声は、どこか早口で落ち着きがありません。
その日から、私の中で疑念が静かに育ち始めました。問い詰めることもできず、かといって何事もなかったように振る舞うこともできない。そんな宙ぶらりんな時間が、数週間続いたのです。
「信じてほしい」という言葉の重さ
意を決して、私はLINEで彼にメッセージを送りました。最近の態度が気になること、曖昧な返事が続いて不安になっていること。感情的にならないように、何度も打ち直して、言葉を選んで送ったつもりでした。
しばらくして、彼から返信が来ました。
「本当に何もないから。俺のこと、信じてほしい」
画面に並んだその一言を見た瞬間、胸が少しだけ軽くなるはずでした。けれど同時に、どこかが引っかかったのです。信じたい気持ちはあるのに、納得しきれない自分も確かにいました。
「なんで?プライバシーってものがあるでしょ」
文字なのに、トーンが変わったのがわかりました。信じてほしいと言いながら、確かめることは拒む。その矛盾が、画面越しにじわじわと伝わってきて、私の胸に静かに突き刺さりました。
既読スルーが示した答え
続けて
「何もないなら私が見ても問題ないでしょ?それで私も安心できるから」
メッセージは既読になりました。でも、返信は来ません。1時間経っても、2時間経っても、画面は沈黙したまま。その静けさが、言葉以上に答えを示していました。
翌朝、ようやく届いた返信はこうです。「そこまで疑われるなら、もう無理。」
私は何度もその文面を読み返しました。結局、トーク履歴を見せることはなく、話し合いを求めた私が悪者になっている。悲しさと同時に、不思議な冷静さが訪れました。言葉ではなく、行動がすべてを物語っていると気づいたからです。
そして...
数日後、共通の友人から連絡がありました。彼がその「後輩」と付き合い始めたらしい、と。
「信じてほしい」という言葉は、本当に信頼できる人からしか受け取れないものだと知りました。都合よく使われる「信じて」に、もう振り回されることはありません。
あれから半年。私は新しい職場で忙しい毎日を送っています。傷が完全に癒えたわけではないけれど、自分の直感を信じられるようになったことは、小さな財産です。次に誰かを信じるときは、言葉だけでなく、行動で応えてくれる人を選ぼう。そう静かに心に決めています。
(20代女性・営業職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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