深夜騒音を注意したら"出てけ"と言われた...でも大家に追い出されたのは隣人だった。
毎晩続く重低音、限界を迎えた夜
生後間もない娘を育てる私は、築15年ほどのアパートで暮らしています。もともと静かな環境だったのですが、半年前に隣の部屋へ引っ越してきた住人によって、生活は一変しました。深夜0時を過ぎると、壁越しに響く重低音の音楽とドンドンという足音。娘はそのたびに目を覚まし、泣き出してしまいます。
何度か時間をずらして寝かしつけを試みたり、部屋の配置を変えてみたりもしました。しかし効果はほとんどなく、私自身も慢性的な睡眠不足に陥っていったのです。夫は出張が多く、夜はほぼワンオペ状態。追い詰められた私は、ある夜ついに隣室のドアをノックする決意をしました。
「うるさいのはお前の子どもだろ、出てけ」
インターホンを押すと、20代後半くらいの男性が不機嫌そうな顔でドアを開けました。私はできるだけ穏やかに、「夜中の音が気になるので、少しだけ配慮していただけませんか」とお願いしました。すると相手の表情はみるみる険しくなり、信じられない言葉が返ってきたのです。
「は? うるさいのはそっちのガキの泣き声だろ。文句があるならお前が出てけよ」
そう吐き捨てるように言い放ち、目の前でドアを閉められました。頭が真っ白になりながら自室に戻り、しばらく放心状態だったことを覚えています。娘の泣き声が迷惑になっているという負い目は、たしかに私の中にもありました。それでも、あの言葉は胸に深く突き刺さりました。
管理会社に相談した結果
翌日、私は管理会社に連絡を入れました。これまでの経緯を時系列で説明し、騒音の時間帯や頻度も併せて伝えました。すると担当者は「他のお部屋からも同様の相談が複数寄せられています」と教えてくれたのです。私だけがガマンしていたわけではなかったと知り、少しだけ肩の荷が下りた気がしました。
その後、管理会社から隣人へ正式な注意が入りました。しかし状況は改善されるどころか、廊下ですれ違うたびに舌打ちをされたり、わざとドアを強く閉めるような嫌がらせが続いたのです。そうした行為も含めて管理会社へ報告を続けた結果、最終的に大家さんの判断で契約更新が見送られることになりました。
そして...
隣人が退去してから数週間が経ち、我が家には静かな夜が戻ってきました。娘も夜通し眠れる日が増え、私自身の体調も少しずつ回復しています。あのとき勇気を出して声を上げたことは、決して間違いではなかったのだと今は思えます。
もちろん、集合住宅での暮らしにはお互いさまの部分もあるでしょう。娘の泣き声が周囲に届いていることへの申し訳なさは、今も消えたわけではありません。それでも、理不尽な言葉に黙って耐え続ける必要はないのだと、この経験を通じて学びました。同じように悩んでいる方がいたら、どうか一人で抱え込まないでほしいと思います。助けを求めることは、弱さではなく、家族を守るための大切な一歩なのですから。
(20代女性・専業主婦)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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