証拠を突きつけたら逆上した隣人→彼の“職業”を知った途端、態度が一変した話
突然始まった身に覚えのないクレーム
異変が起きたのは、ある平日の夜のことでした。仕事から帰宅すると、ドアの前に管理会社からの手紙が挟まれていたのです。内容は「騒音に関する苦情が寄せられています」というもの。心当たりがまったくなく、困惑するばかりでした。
その後も、週に2〜3回のペースで同じような苦情が届くように。「夜中に大きな音を立てている」「友人を呼んで騒いでいる」——どれも事実とは異なることばかり。私は仕事の関係で夜10時には就寝することが多く、友人を家に招いたこともほとんどありません。誰が、なぜこんな嘘の苦情を出しているのか。不安と疑問が膨らんでいきました。
管理会社に相談しても「双方の言い分を聞いて対応します」と言われるだけで、具体的な解決には至らない日々が続いたのです。
防犯カメラが捉えた真実
このままでは埒が明かないと思い、私は自分で証拠を集めることにしました。玄関に小型の防犯カメラを設置し、室内の様子も記録できるようにしたのです。
すると驚くべきことが判明しました。カメラには、隣人の女性が深夜に私の玄関前で立ち止まり、何かをメモしている姿が映っていたのです。さらに、私が外出している時間帯に「騒音があった」とされる苦情が出されていることも、記録を照らし合わせてわかりました。つまり、彼女は私が不在の時間にも「うるさい」と虚偽の報告をしていたことになります。
なぜ私がターゲットにされたのか、理由はわかりません。ただ、引っ越してきた当初から挨拶をしても無視されることが多く、何となく距離を感じてはいました。証拠が揃ったことで、ようやく反論できる材料が手に入ったのです。
逆ギレから一転、態度が急変した理由
意を決して隣人に直接話をすることにしました。防犯カメラの映像と、私の外出記録を見せながら、冷静に事実を伝えたのです。
ところが彼女の反応は予想外のものでした。「盗撮だ」「プライバシーの侵害だ」と声を荒げ、逆に私を責め立ててきたのです。話し合いにならないと感じた私は、その場を離れることに。
ちょうどその時、交際中の彼が様子を見に来てくれました。彼が「何かあったの?」と声をかけると、隣人は警戒するような目で彼を見つめます。彼が「僕、警察官なんですが、何かトラブルですか?」と穏やかに尋ねた瞬間、彼女の表情が凍りつきました。
それまでの威勢はどこへやら。「すみませんでした」「もう苦情は出しません」と、急に態度を軟化させたのです。彼は特に威圧的なことは言わず、ただ事実確認をしただけ。それでも彼女にとっては十分だったようです。
そして...
あの日以来、隣人からの苦情はぴたりと止みました。廊下ですれ違っても目を合わせることはありませんが、少なくとも理不尽なクレームに悩まされることはなくなったのです。
彼には「いつでも相談してね」と言われ、心強さを感じると同時に、一人で抱え込まなくていいのだと思えるようになりました。
穏やかな日常が戻った今、以前よりも少しだけ強くなれた気がします。何かあっても、冷静に対処できる自分でいたい。そんなふうに思いながら、私は静かに日々を過ごしています。
(20代女性・製造業)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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