自分で注文した料理を悪びれもなく食べる彼氏「少しぐらい良いじゃん(笑)」その後私が取った行動で彼が変わった話
楽しいはずのデートで感じた、小さな違和感
付き合い始めて、1年が経とうとしていました。優しくて話も合う、素敵な人だと思っていたのです。ただ一つ、食事のときだけ気になることがありました。
外食をすると、彼氏は必ず私の料理に手を伸ばしてくるのです。「一口ちょうだい」から始まり、気づけば半分近くなくなっていることも珍しくありませんでした。私が「それ楽しみにしてたのに」と言っても、「え、減ってないじゃん」と笑うばかり。最初は「まあいいか」と流していたものの、その行動は少しずつエスカレートしていったのです。
我慢の限界と、送られてきた信じられないLINE
ある週末のデートでのこと。私は前から気になっていたイタリアンのお店を予約し、ずっと食べたかったパスタを注文しました。運ばれてきた瞬間、思わず写真を撮りたくなるほど美しい一皿。ところがカメラを構えている間に、彼氏は自分のフォークで私のパスタを食べ始めたのです。
「ちょっと待って、それ私のだよ」と声をかけると、彼はきょとんとした顔で言いました。「少しくらい良いじゃん」。その夜、私は思い切ってLINEで気持ちを伝えることにしました。
「今日のこと、正直悲しかった。私が楽しみにしてたの知ってたよね」
すると、返ってきたのは予想外の言葉でした。
「少しぐらい良いじゃんケチだな(笑)彼女のくせに気にしすぎ」
画面を見つめたまま、私はしばらく動けませんでした。
私が決意した「同じことをする」という選択
悩んだ末、私はある作戦を実行することにしました。次のデートで、彼氏と同じことをしてみよう。そう決めたのです。
翌週、焼肉店でのデート。彼氏が楽しみにしていた上カルビが運ばれてきた瞬間、私は何食わぬ顔でそれを自分の取り皿に移しました。驚いた顔の彼氏に、私はにっこり笑ってこう言ったのです。「少しくらい良いじゃん?」
彼氏は一瞬固まり、それから苦笑いを浮かべました。「……俺、いつもこんな感じだった?」。私が黙ってうなずくと、彼は気まずそうに視線を落としたのです。
そして...
その日の帰り道、彼氏からLINEが届きました。
「今日はごめん。自分がやられて初めて気づいた。嫌な思いさせてたよな」
短い文面でしたが、それは私がずっと待っていた言葉でした。あれから数ヶ月が経ちますが、彼氏は私の料理に勝手に手を出すことがなくなりました。それどころか「これ食べたいなら先に言ってね」と気遣ってくれるようにまでなったのです。
言葉で伝えても届かなかったことが、同じ体験をすることで初めて伝わることもある。少し荒療治だったかもしれませんが、あのとき勇気を出してよかったと思っています。お互いの気持ちを大切にできる関係を、これからも続けていきたいです。
(20代・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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