自分の思い通りにならないとすぐに拗ねる彼→面倒くさくなって構うのを辞めた結果
付き合い始めは「かわいい」と思っていた
彼と付き合い始めたのは、共通の友人の紹介がきっかけでした。優しくて穏やかな印象の彼に、私はすぐに惹かれていったのを覚えています。
ただ、少し気になることがありました。デートの行き先が彼の希望と違ったとき、急に黙り込んでしまうのです。
最初は「そんなに行きたかったんだ」と微笑ましく感じ、すぐに予定を変更して彼の機嫌を取っていました。その頃の私は、それが愛情表現のひとつだと思い込んでいたのかもしれません。
次第に重くなっていった「機嫌取り」
交際が半年を過ぎた頃から、彼の拗ね方は少しずつエスカレートしていきました。
LINEの返信が少し遅れただけで既読無視。私が友人との予定を優先すると、何日も連絡が途絶えることもありました。そのたびに私は「ごめんね」と謝り、彼の機嫌が直るまで気を遣い続ける日々。
いつの間にか、彼の顔色をうかがうことが当たり前になっていたのです。「私が悪いのかな」と自分を責めることも増え、楽しいはずの恋愛が、どこか息苦しいものに変わっていきました。
ある日、構うのをやめてみた
転機が訪れたのは、仕事で疲れ果てていたある夜のことでした。些細なことでまた拗ねた彼に、いつものように謝ろうとした瞬間、ふと手が止まったのです。
「どうして私ばかりが歩み寄らなければならないのだろう」。その疑問が静かに胸に広がり、私はそのまま連絡をしませんでした。
翌日も、その次の日も。すると彼から「どうしたの?」「怒ってる?」とメッセージが届くようになりました。けれど私は、もう以前のように慌てて返信することはありませんでした。
そして...
数週間後、私たちは穏やかに別れを選びました。彼を責めるつもりはありません。ただ、お互いにとって心地よい関係ではなかったのだと、今は冷静に受け止めています。
あの経験を通して気づいたのは、相手に合わせすぎることが優しさではないということ。自分の気持ちを大切にすることも、健全な関係を築くうえで欠かせない要素なのだと学びました。今は一人の時間を楽しみながら、次に出会う人とは対等に向き合えたらいいなと、静かに思っています。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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