交際5年目の記念日デート「今日こそプロポーズされると思ってたのに」→結婚する気がない彼に取った私の反撃
特別な日のはずだった
交際5年目の記念日。私はこの日のために、新しいワンピースを用意していました。彼が予約してくれたのは、以前から「いつか行きたいね」と話していたフレンチレストラン。きっと今日こそプロポーズしてくれる、そんな期待で胸がいっぱいでした。
レストランに着くと、窓際の素敵な席に案内されました。キャンドルの灯りが揺れる中、コース料理が次々と運ばれてきます。でも、デザートが終わっても、彼から特別な言葉はありませんでした。「今日は楽しかったね」彼の言葉はそれだけ。私は笑顔を作りながらも、心のどこかで何かが音を立てて崩れていくのを感じていたのです。
曖昧な言葉の繰り返し
帰り道、私は思い切って「私たちの将来のこと、どう考えてる?」と尋ねました。すると彼は少し困ったような顔をして、「うーん、まだちゃんと考えてないかな」と答えたのです。5年も一緒にいて「まだ考えていない」という言葉。私は何も言えなくなってしまいました。
思い返せば、結婚の話題になるといつも彼ははぐらかしていました。「そのうちね」「タイミングがあるから」——そんな曖昧な返事ばかり。私の20代後半という大切な時間を、彼は「なんとなく」で消費していたのです。その夜、私の中で何かが変わりました。もう待つのはやめよう、と。
静かな反撃の始まり
数日後、私は彼に別れを告げました。「私は結婚を考えられる人と一緒にいたい。あなたにその気持ちがないなら、ここで終わりにする」。彼は驚いた顔で「え、急にどうしたの?」と言いましたが、私の決意は変わりませんでした。5年も関係を曖昧にしておいて「急に」とは、呆れるしかありませんでした。
別れた後、私は自分磨きを始めました。ジムに通い、資格の勉強を始め、友人との時間も大切にするようになったのです。すると不思議なことに、毎日が充実していきました。一方、共通の友人から聞いた話では、彼は私がいなくなってから生活が荒れ始めたとのこと。「あいつ、お前がいないとダメだな」——そんな声が届くようになりました。
そして...
別れて3ヶ月が経った頃、彼から連絡がありました。「やっぱりお前じゃないとダメだ。結婚も考えるから、戻ってきてくれないか」。以前の私なら飛びついていたかもしれません。でも、今の私は違いました。「ごめんね、もう気持ちはないの」——そう伝えて、電話を切りました。
失ってから気づいても遅いのです。私を「いて当たり前」の存在だと思っていた彼。その彼が今さら焦っても、私の心はもう戻りません。今、私は新しい出会いにも恵まれ、毎日が穏やかで満たされています。自分を大切にしてくれる人と過ごす時間の温かさを、ようやく知ることができました。あの日、自分のために決断して本当によかった。鏡に映る私の笑顔は、5年間で一番輝いている気がします。
(20代・公務員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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