「将来のために家計アプリ入れよう」素直に連携した瞬間"JRA"の履歴がズラリ。別れを考えた私に彼が放った言葉が衝撃的すぎた
連携した瞬間、目を疑った
彼のスマートフォンと家計アプリを連携させた直後のことでした。画面に表示された履歴を何気なくスクロールしていた私の指が、ぴたりと止まります。「JRA」「WIN5」——見覚えのない文字が、何行にもわたってずらりと並んでいたのです。
最初は何のことかわかりませんでした。気になってこっそり検索してみると、表示されたのは「競馬」の文字。一瞬、頭の中が真っ白になりました。日付を見ると定期的に入金が繰り返されていて、金額も決して小さくはありません。
彼がギャンブルをしているなんて、まったく知りませんでした。普段はお金にしっかりしている人だと信じていたからこそ、この事実がどうしても受け入れられなくて。「私の知らないところで何をしていたの?」スマートフォンを持つ手が小さく震え、胸の奥がぎゅっと締めつけられるような感覚に襲われました。
問い詰めた夜
その夜、私は意を決して彼に尋ねました。「ねえ、これ何か説明してくれる……?」とスマートフォンの画面を見せながら、声が震えるのを抑えることができません。
彼は一瞬だけ驚いた顔をして、それから少し困ったように視線を落としました。その様子を見て、私の中で何かが崩れていくのを感じます。「やっぱり隠していたんだ」——そう思った瞬間、涙がこぼれそうになりました。
ギャンブル依存だったらどうしよう。将来のことを話し合おうとしていた矢先に、こんな現実を突きつけられるなんて。私は静かに、でもはっきりと「もう続けられないかもしれない」と伝えました。彼との未来が、音を立てて遠ざかっていくような気がしていたのです。
彼が語った真相
別れも考えた私に、彼は「ちょっと待って、全部説明させて」と言いました。そして見せてくれたのは、払戻金の履歴と、あるフォルダに保存された画面のスクリーンショット。
それは、海外旅行の予約確認メールでした。行き先は、私がずっと「いつか行きたい」と言い続けていた場所。彼は続けます。「お前の誕生日に絶対サプライズで連れていきたくて、こっそり資金を増やしてたんだ。競馬は昔から少しだけやってて、勝ったお金は全部このために貯めてた。黙っててごめん」。
思ってもみなかった言葉に、私は何も言えませんでした。ギャンブルという方法が正しかったのかはわかりません。でも、彼が私のために何かを計画してくれていたこと。その不器用な優しさが、胸に静かに広がっていきました。
そして…
その夜、私たちは夜が更けるまでたくさん話をしました。「やり方は褒められたものじゃないけどね」と笑う私に、彼は「もうやめるよ。これからはちゃんと一緒に貯めよう」と真剣な表情で答えてくれました。
完璧な人なんていない。大切なのは、お互いの気持ちをきちんと伝え合えること。そう気づかせてくれた出来事だったように思います。
あの家計アプリは今も私たちのスマートフォンに入っていて、二人の「これから」を静かに見守ってくれています。
(20代女性・保育士)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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