「沈黙」することで、妻に“罰”を与えるモラ夫！？さらに親戚の集まりでも⇒追い詰められた妻の決断。
家庭内に漂う重い沈黙。
それはただの機嫌の悪さではなく、言葉を伴わない支配かもしれません。
無視や空気扱いは、目に見えない暴力として心に深い傷を負わせます。
今回は、沈黙のハラスメントに苦しんだ女性の体験談を通して、その実態と、安全確保後の義両親への適切な報告方法を含め、あなたが支配から抜け出すための方法を探っていきましょう。
「見えない暴力」沈黙モラハラの終わらせ方
結婚から数年、夫の態度に変化が現れました。
口論や暴言はありません。
ある日を境に、夫は私に対し「沈黙」という名の罰を与え始めたのです。
ささいなことで不機嫌になると、何日も私とは一切口をききません。
私が話しかけても、まるでそこに存在しないかのように無視し続けました。
食卓でも、子どもに対しては穏やかに話すのに、私には目線すら合わせません。
当初は「深く反省しているのだろう」と自分に言い聞かせましたが、それはすぐに支配のための常習的な手段へと変わっていきました。
特に辛かったのは、義実家での親戚の集まりです。
夫は私を義両親や親族に紹介することもなく、会話にも一切含めませんでした。
まるで私は透明な存在であるかのように扱われ、その場にいる全員がその異様な空気を察しながらも、誰も口を挟めません。
帰宅後、夫に真意を尋ねると「お前が恥をかかせた」と、具体的な理由の説明もなく責められました。
その後も、私が提案する家事や育児の方針に対し「お前が口を出すな」と一蹴され、家の中での私の居場所は、徐々に失われていきました。
子どもがいる前でも続く無視と拒絶は、私の精神を極限まで追い詰めました。
夫が再び無言で私を避ける姿を見た夜「このままでは自らの心が壊れてしまう」という強烈な危機感を覚え、翌朝、子どもを連れて実家へと避難しました。
あのときの決断が、私の人生の転換点となりました。
（38歳／女性）
最後に
沈黙という見えない暴力は、暴言よりも根深く、静かにあなたの精神と尊厳を消耗させます。
もし夫が沈黙を罰として利用している場合、それは単なる怒りではなく、強烈な支配であると認識してください。
このハラスメントは子どもの心にも深刻な影響を与えます。
無視される親の姿は、子どもの自己肯定感を傷つけます。
あなた自身と子どもの安全な心を守るために、状況の正確な認識と具体的な行動が不可欠です。
安全のために夫から距離を取った場合、義両親への報告は慎重に行ってください。
夫に居場所を探られないよう、避難先は伏せ、感情的にならず「夫婦関係の継続が難しく、弁護士を立てて話し合いを進めている」と簡潔に伝えることが最善でしょう。
※愛カツ編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
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