婚活1年以上で成婚できない人の特徴は?改善点と結婚相談所での成果を出すコツ
「結婚相談所に入会したのに1年以上成婚できずに時間だけが過ぎてしまった」、「婚活して1年以上経っても結婚できていない」と悩んでいる方はいませんか?このような悩みを抱えている場合、もしかしたら成果を出すためのコツをまだ得ていない可能性が高いでしょう。この記事では、婚活1年以上経過しても成婚できない人の特徴に加えて、改善点なども解説していきます。婚活1年以上経過している方は、ぜひ参考にしてください。
結婚相談所の平均活動期間と成婚者の実態
結婚相談所に入会してから、どれくらいの期間活動をする人が多いのでしょうか?
ここでは、性別と年齢別の成婚までの期間についてみていきましょう。
【男性】
年齢
平均
中央値
最頻
~24歳
5.9
5.9
25~29歳
8.8
7.0
4.0
30~34歳
11.5
8.4
5.1
35~39歳
14.6
10.3
5.1
40~45歳
17.8
12.1
12.1
46~49歳
20.2
12.9
7.0
50~54歳
23.0
15.2
6.1
55~59歳
22.3
11.09
13.1
60歳~
23.8
11.6
10.6
【女性】
年齢
平均
中央値
最頻
~24歳
6.2
5.7
25~29歳
7.0
6.0
5.1
30~34歳
9.3
7.2
6.0
35~39歳
11.7
8.2
5.1
40~45歳
14.2
9.6
5.0
46~49歳
14.9
9.0
6.0
50~54歳
19.4
10.0
4.5
55~59歳
17.8
10.3
5.7
60歳~
14.9
7.6
4.4
この表では、平均交際期間が年齢別でわかります。
平均値は全ての数値を足してから数値の個数で割って算出しています。
中央値は数値を小さい順に並べた時に真ん中になるものであり、最頻値が最も多い個数になっています。
参考文献:成婚白書2024年版
データで見る成婚者の平均活動期間
IBJの調査では、代表的な成婚者像は男性36歳、女性34歳としています。結婚相談所の在籍日数は約9ヶ月、交際日数が4ヶ月であり、短い期間で結婚への意思を決めていることがわかりました。
結婚相談所ではない、一般的な恋愛から交際の流れで付き合いが始まった場合は平均交際期間が約4.3年となります。その結果、結婚相談所で1年以上成婚していないと「長い」と感じやすいでしょう。
成婚までのお見合い回数と交際人数
続いて、成婚までのお見合い回数を見ていきましょう。
結婚相談所では、「相手探し→お見合い→プレ交際→真剣交際→成婚→退会」という流れで成婚に向けて進んでいきます。
プレ交際の段階では、特定の相手に決めることがないので複数人と同時に交際も可能です。
そこで、成婚までのお見合い回数や交際人数についてみていきましょう。
【成婚者お見合い、交際数】
性別
年代
お見合い数
交際数
交際移行率
男性
20代
10
4
42.9%
30代
12
5
40.1%
40代以上
14
6
40.1%
女性
20代
10
4
40.0%
30代
11
4
40.0%
40代以上
11
4
40.0%
【退会者お見合い、交際数】
性別
年代
お見合い数
交際数
交際移行率
男性
20代
3
1
12.5%
30代
5
1
23.1%
40代以上
2
0
0.0%
女性
20代
4
1
22.7%
30代
5
2
25.0%
40代以上
6
1
8.0%
交際移行率は、お見合いからプレ交際に発展した割合です。
交際人数をお見合い数で割って計算しています。
交際数に関しては、プレ交際に発展した人数です。
上記の内容から、年齢別、成婚者、退会者などの中央値を比べてみると成婚者は全ての年代で10~14回程度のお見合いをしていることがわかります。
そこで4~6人程度と交際したことで、交際移行率が約40%となっているのです。
さらに、交際から成婚までに要する交際日数ではおよそ150日で60%程度、200日以内に約90%が成婚して退会していることから、多くのカップルが結婚を半年程度の期間で決断していることもわかっています。
これらの結果から、1年以上婚活をしている場合は何かしらの要因が隠れている可能性が高いです。
参考文献:成婚白書2024年版
婚活が1年以上続く人に共通する4つの特徴
婚活している男女の多くが200日程度で結婚を決めていることがわかっていますが、婚活が1年以上も続いている場合はなぜ長期化しているのか考えなくてはなりません。
特に以下の内容に共通する人はチェックしてください。
①理想の条件が高すぎる・多すぎる
②受け身の姿勢でタイミングを逃している
③相手を減点方式で評価してしまう
④結婚相談所のサポートを活かせていない
①理想の条件が高すぎる・多すぎる

結婚相談所などに入会する際に、プロフィールと共に相手に求める条件を記載します。そこで、いくつもの条件を付けてしまったり、「年収1,000万以上」などの理想ばかりを夢見てしまったりすると出会いが一気に減少します。
例えば、年齢は20代、年収1,000万以上、高身長、安定した職業などの条件で検索するとほとんど見つかりません。そもそも、20代で年収1,000万以上の男性自体がほとんどいないからです。このように、理想が高すぎる条件をいくつも出すのではなく、できる限り条件には優先順位を付けておき、本当に譲れない条件だけに絞るようにしましょう。
理想の条件は、「絶対に外せない」条件と「これなら嬉しい」条件に分けると相手が見つかりやすくなります。
②受け身の姿勢でタイミングを逃している
婚活のペースがなかなか掴めない場合、どのようにすればいいのかわからないことも多いでしょう。特に、自分から積極的に婚活していない、自分のペースでしか動いていないという場合は多くのタイミングを逃している可能性が高いです。特に、自分からお見合いを申し込まない、気になる相手がいてもそのままという場合は、相手からコンタクトがないと婚活していない状態になってしまうのです。
せっかく結婚相談所に申し込んでいるのなら、自分から積極的に気になる相手に連絡していき、申し込むようにしなければいつまでも成婚できません。カウンセラーがいる結婚相談所なら、受け身にならず積極的に活動するようにしましょう。
特に気を付けたいのは、お見合いの返事が遅れたり、自分からお見合いを申し込まなかったりすることです。受け身は機会損失となることも多いので、できるだけ主体的な行動を心掛けましょう。
③相手を減点方式で評価してしまう
婚活では、相手の欠点ばかりを探してしまう減点方式を避けましょう。減点方式は、最初から相手の良い面を見つけることなく、悪い面だけを見つけて評価する方法です。相手と会った時は100点で、そこから気になった部分の点数を下げていきます。「配慮がない」「あの行動が嫌」などの見方をしているので、一向に相手の良い部分が見つけられないだけでなく、相手の得点は下がるだけです。
確かに全てが100点という人は存在しませんが、会うたびに相手の悪い所しか見ていないのでお見合いが終わった時には魅力すら感じられなくなるでしょう。婚活をスムーズにするには、減点方式で考えるのではなく加点方式にするのがおすすめです。加点方式は、相手の良い所を見つけたり知ったりするための考え方で、好意的な感情で相手の良い所を探せます。
基本的にポジティブなマインドなので、相手からも好意を持ってもらいやすくなるでしょう。
④結婚相談所のサポートを活かせていない
結婚相談所では、専門のカウンセラーが様々なアドバイスやサポートをしてくれます。これらのアドバイスやサポートを聞いていなかったり、耳を傾けたりしないと成果に結びつかないでしょう。特に「自分のやり方で婚活を進めたい」という気持ちが強い場合は結果が出にくいです。
もちろん、自分のやりたいように婚活するのは問題ありませんが、専門のカウンセラーは今まで数十件~数百件の成功や失敗を体験しているため、アドバイスを素直に聞いてもらえないと今までの事例を活かせません。
結婚相談所では、以下のようなサービスを提供しています。
・婚活セミナー
・交際相談
・服装アドバイス
・AIマッチングサービス
・相性診断
・担当スタッフと面談
初めての婚活の場合、わからないことが多いので積極的にこれらのサービスを受けるようにしましょう。
半年~1年で成婚する人の4つの共通点
半年~1年で成婚する人の4つの共通点
半年~1年という短期間で成婚に至る人には、以下のような共通点があります。
・失敗を恐れず積極的にアプローチする
・条件に固執せずまず会ってみる
・相手の良いところを見つけようとする
・カウンセラーのアドバイスを素直に活かす
これらの内容について詳しくみていきましょう。
①失敗を恐れず積極的にアプローチする

自分から申し込んだお見合いが断られてしまうと、次から自分で申し込むことに怖さを感じてしまうでしょう。しかし、10件申し込んでも1件や2件しか承諾されないケースは日常的です。1件1件を大切に申し込みたい気持ちも理解できますが、いかに多くの人と出会えるかが大切なポイントになります。
断られることで落ち込んだり悩んだりしては、婚活が長引くだけです。断られた時点で「ご縁がなかった」と理解し、少しでも承諾されるように多く申し込んで積極的にアプローチしましょう。また、お見合いの回数を増やすと自分に合うタイプも理解できるようになります。
これまでプロフィール上の条件でしか相手を理解していなかったものの、実際に会ってみたことでわかる部分も多いです。これまでプロフィールで条件に入れていた項目も見直し、具体的な月間申込数の目標を増やして設定してみましょう。これまで10件だった場合は、15件~20件程度に増やすのがおすすめです。
②条件に固執せずまず会ってみる
お見合いでは、事前にプロフィールの条件などから会ってみたい人に申し込む仕組みですが、実際に成婚したカップル100%が、全ての条件が合って成婚になったわけではありません。「それなら何のための条件?」と思うことでしょう。
しかし、実際に成婚したカップルの多くがいくつかの条件を妥協したり再度考え直したりしているのです。主に変更した条件は「年齢」「年収」「職業」「学歴」「家族構成」「居住地」などが中心です。つまり、これらの条件については妥協できる人が多かったということになります。条件に合わない相手でも、実際に会ってみるとプロフィールだけではわからない人柄や雰囲気に惹かれることがあり、これが理想と相性においてバランスが良いと感じればもっと相手を知っていくと良いでしょう。
条件よりも、話が合ったり安心できたりする感覚は、今後夫婦生活を送るうえで重要なことであり、条件以上に大切な結婚の土台となる部分です。これまで成婚した人では、カウンセリング時に条件を整えて年収で相手を見るのではなく、生活感が似ているか、金銭感覚が近いかで相手を判断したことで将来のために貯金している男性と出会い成婚した事例があります。
他にも外見を重視した条件を出していた男性が、好みのタイプではないものの話しやすそうな雰囲気で会ってみたら会話のテンポがよくて気を遣うことなく話せたことで成婚に至った例もあります。将来の方向性や価値観が似ていれば、お互いの関係もうまくいくことが多いので、条件にこだわりすぎずに考えてみましょう。
③相手の良いところを見つけようとする
婚活時には、いかに相手の良いところを見つけるかも早めの成婚に関係してきます。加点方式は、相手の良いところを見つけたら加点していく方法で、減点方式に比べて相手の魅力に気が付きやすいのが特徴です。多くの人が減点方式を取り入れがちであり、この場合は100点から気になった部分の点数を引いていきます。
例えば、「希望の条件に合わないからマイナス5点」「趣味が合わないからマイナス1点」「会話が楽しくないからマイナス3点」という感じで足りない部分を引いていくのです。一方の加点方式は、相手の素敵な部分に目を向けることで、お互いの関係性も前向きになりやすいのが特徴です。
「会話はまだスムーズには弾まないけど真剣に話を聞いてくれたからプラス3点」「年収は希望には届かないけど、金銭感覚が似ているからプラス5点」「話を真剣に聞いてくれて的確なアドバイスをしてくれたからプラス5点」というように良かった点を加算していきます。
この方法なら、相手の良い部分を見つけやすく前向きな気持ちになりやすいでしょう。
④カウンセラーのアドバイスを素直に活かす
婚活中に迷ったり悩んだりした場合は、カウンセラーにアドバイスを求めてみましょう。カウンセラーは、婚活中の人に対して成婚までをサポートしてくれます。成婚に関する実績もあるので、相手に合わせたサポートなどもしてくれるでしょう。婚活カウンセラーがサポートしてくれることで、自分では気付くことができない魅力や改善点が把握できたり、婚活を戦略的に進められたりします。気軽に相談できる相手がいることで、くじけそうな時でも前向きに支えてもらえるでしょう。
カウンセラーは、あなたの強みを引き出してくれるので自分では解決できなかった問題に対しても的確なアドバイスをくれます。婚活カウンセラーの存在により、婚活が停滞していた女性が自分磨きをして6ヶ月で理想の相手に巡り会えたり、婚活に自信がなかった女性がプロフィールの改善によって多くの出会いをしたりしています。カウンセラーの存在は大きいので、アドバイスをしっかり聞いて実践できるように意識してみてください。
婚活の長期化を脱却する4つの実践的コツ
婚活の長期化が起こらないように、現状を明るい未来に変えていくように意識してみましょう。
ここでは、婚活の長期化を脱却する4つの実践的コツについてみていきましょう。
①プロフィール(写真・自己PR文)を刷新する
②カウンセラーとの定期面談で活動を振り返る
③自分磨きで自信をつける
④成婚者の体験談から学ぶ
①プロフィール(写真・自己PR文)を刷新する
プロフィール写真は、相手の目に最初に触れるものです。マッチングアプリやオンライン婚活では、写真1枚で会いたいかどうかが左右されがちです。そこで、多くの人から「会ってみたい」と思われるように、写真や自己PR文などを新たに変えてみるのも良いでしょう。髪型はナチュラルで落ち着きがあるダークブラウンなどの色合いが好まれやすく、化粧もナチュラルにするのがおすすめです。
写真に関してはプロに依頼して撮影してもらうと、一気に明るく素敵な写真に仕上がります。自己PR文は、ただの自己紹介ではなく写真などでは伝わらない人柄や雰囲気を伝えるものなので、自分らしさが伝わる内容として普段の日の過ごし方など具体的に加えるのも良いでしょう。
自己PR文には、できるだけ前向きな言葉を多めに入れるように書きます。
「将来のことを具体的に考えるようになった」「周囲が結婚したことでより結婚に関する意識が高くなった」など、できるだけ前向きな動機を加えてみてください。
②カウンセラーとの定期面談で活動を振り返る

婚活中は、第三者視点となるカウンセラーと定期的に面談して、今までの活動について振り返ってみましょう。婚活中、カウンセラーは相手の状況や性格などを把握して相手に適した婚活のアドバイスをしてくれます。多くの人を結婚に導いた実績もあり、成婚までサポートしてくれる心強い存在になっています。これまでの婚活の状況などをカウンセラーに相談し、何が良くてどんな改善点があるかを把握することで、次の婚活はもっと成功する可能性が高まります。
また、カウンセラーに相談することで自分自身の考えをまとめたり整理したりできるので、新しいことに気が付くチャンスでもあります。
定期面談は、婚活の長期化を脱却する要素になるので、面談では以下の内容について確認してみましょう。
【面談で相談すべき内容】
・お見合いの反省点
・会話のコツ
・デートの誘い方
・成婚に向けてのポイント
③自分磨きで自信をつける
成婚に向けて意識したいのは自分磨きを怠らないことです。自分磨きは相手のためではなく、自分のために行うことを忘れないようにしましょう。自分磨きは外見だけでなく、中身を磨くことも含まれます。外見では清潔感のある服装や色、髪型などは定期的に美容院でケアするようにしましょう。
内面に関しては、相手の話をしっかり聞く姿勢や常に感謝の気持ちを表現できるなど、相手に対して不快にさせないことが重要です。相手から安心感や信頼感を得ると、お互いに少しずつ気持ちをオープンにできる関係性の土台が出来上がってきます。また、自分磨きによって自信も付けられるでしょう。
④成婚者の体験談から学ぶ
婚活を少しでも短期間にするには、これまでの成婚者からの体験談も重要です。しかし、ただ体験談を聞いて「羨ましい」「早く結婚したい」という気持ちだけでは成功できません。意識したいのは、成功のヒントを得ることです。リアルな婚活の体験談を聞いて自己分析を行い、自分を正しく理解して相手に向き合うことがポイントです。
他にも以下のポイントに注目して体験談から学んでみましょう。
・成功パターンを見つける
・行動や心構えを認識する
・変化のきっかけを見逃さない
・理想と現実のギャップを知る
・自分の強みを活かす方法を学ぶ
婚活を1年以上にせず、短期間で成婚しよう
ここまで婚活1年以上で成婚できない人の特徴に加えて、改善点や結婚相談所で成果を出すコツについて解説してきました。結婚相談所では、比較的1年以内に成婚する人が多く、短期間で勝負した方が成功率も高いことが分かりました。
しかし、簡単に成婚が決まるわけではなく自分自身を見直したり、カウンセラーに相談したりすることで成婚に近づくケースが多くなります。
この記事を参考にして、自分自身を見直すきっかけにしてみましょう。
よくある質問
婚活でいつからエッチしたらいいですか?交際開始から1~2ヶ月程度が目安です。
婚活で売れ残りとは何歳からですか?
女性は35歳前後、男性は40歳前後と言われることが多いです。
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