「子役事務所に登録して！」産まれたての赤子を芸能人に！？暴走した義母に悩まされた話

2025.09.08 06:02

提供：Grapps

新しい命の誕生は、家族にとって特別な喜びの瞬間です。
しかし、その感動的な場に水を差すような、義両親の無神経な言動に傷つけられてしまう方も少なくありません。

特に、自分の願望を子どもに押しつけようとする身勝手な振る舞いは、親としてどう対応すべきか悩んでしまいますよね。

今回は、初めての出産という大切な瞬間に、行き過ぎた言動を取る義母に遭遇した体験談を紹介します。
大切な家族を守るために、義母の身勝手な行動にどう対処するべきか、一緒に考えていきましょう。

初めての孫に…

初めての子どもが産まれたとき、私と夫、双方の両親が産院に来てくれました。
私の両親は遠巻きに見守ってくれたのですが、義母は違いました。

その日は、子どもと私を抱きしめて「嫁ちゃん〜！よく頑張ったね〜！」と、珍しく私を褒めてくれたので、嬉しかったのを覚えています。
ところが、義母はすぐに「こんなに可愛いんだから、今すぐ子役事務所に登録して！！」と、突然言い始めたのです。
夫も私の両親も驚いて、その場は静まり返ってしまいました。

子役デビューをさせたがる義母！？

義母はもともと、自分が会話の中心にいることが好きな人で、自分や息子である夫が褒められるように話を持っていくような人でした。
そんな下心が見え隠れした発言に、私は「確かに可愛いけど、まだ産まれたばかりなのに、どうしてそんなに子役にこだわるの？」と尋ねましたが、義母は全員の困ったような空気を察したのか「絶対なれるわ！いや、なるべきよ！」と、ひとりでヒートアップしてしまいました。
夫が「またお母さんの茶々が始まったよ」と、呆れたように言えば義母はさらに興奮し「だって可愛いんだもの！この事務所は有名な役者もたくさん輩出しているのよ！」と、手元に持っていたパンフレットを広げる始末。

生まれてきた子どもの意思もきにせず、自分勝手な言動を繰り返す義母に、私は心底疲れ果ててしまいました。

その後もしばらく子役登録の勧誘が続き、夫が「いい加減にしろ！子役事務所には登録しないからな！」と強く言ってくれ、ようやく義母は諦めてくれました。
孫を自分の思い通りに利用しようとする義母に、私は心底失望しました。

最後に

義両親が子どもの将来を勝手に決めつけたり、自分の手柄のように振る舞ったりする姿勢は、親として看過できません。
しかし、そんなときこそ感情的にならず、冷静に、毅然とした態度で向き合うことが大切です。

この体験談が教えてくれるのは、夫の協力は大きな力になるということです。
義母の言動に対し、夫が「いい加減にしろ！」と強く言ってくれたように、夫婦でしっかりと連携することが、何よりも効果的な対処法となります。

義母の身勝手な行動にどう対処すれば良いか悩んだときは、まず夫にあなたが感じている不安や不満を正直に話してみてください。
夫に「お母さんのあの発言に傷ついた」「子どもの将来を勝手に決められるのは辛い」と伝えることで、夫はあなたの気持ちを理解し、今後の対応を一緒に考えてくれるでしょう。
そして、義母からまた同じような言動があった場合は、夫婦で決めたルールに沿って、夫から「子どものことは私たち夫婦で決めます」とはっきりと伝えてもらいましょう。

感情的なぶつかり合いを避け、毅然と向き合うことが、義母との関係を改善し家族の平穏を守る最善の方法となるはずです。

※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています