彼の実家に初訪問するも…「大手企業とのコネ自慢」を止めない彼の父！？SOSを受けた彼の“まさかの行動”に幻滅！

パートナーとの関係が深まると、お互いの家族との交流も増えてきますよね。
特に初めての顔合わせは、期待と少しの緊張が入り混じるものです。
また、その場で思わぬ価値観の違いに直面したり、パートナーの意外な一面を見てしまったりして、戸惑うこともあるかもしれません。
そんな時、二人の関係をどう見つめ直せばいいのでしょうか。
今回ご紹介する体験談は、結婚を考える上で大切な気づきを与えてくれます。

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初めて彼の実家にお邪魔することに

初めて彼の家でごはんをいただけることになった日のことです。
彼のお母さんとお父さん、彼、そして私がテーブルに座り、お母さんが用意してくれたごはんを食べ始めました。
しかし、和やかな会話が弾むどころか、そこには重い空気が漂っていました。
私は人見知りということもあり、自分から話を切り出すこともできず、気まずい思いを募らせていました。元々早食いなのですが、私だけ早く食べ終えてしまっても気まずいので、ゆっくりと箸を進めていました。

すると、彼のお父さんが口を開き、私への質問攻めが始まったのです。
「どこ出身なのか」「私の両親は何をしている人なのか」「将来は彼とどうするつもりなのか」と、根掘り葉掘り、次から次へと聞かれました。
当時付き合っていた社会人の彼とは結婚を視野に入れたお付き合いをしていて、私が学生を卒業したら結婚だね、という話をしていました。
また私は実家からはかなり離れたところに住んでいたため、今後どこに就職するかは迷っている最中でした。

そんな中、彼のお父さんに「大企業とコネクションがあるから紹介してやる」と言われたのです。
私は、上から目線で物を言われること、就職について誰かのお世話になること、まだ初めて会ったばかりの人から「紹介してあげよう」と言われたことに、大変腹が立ちました。
私自身、プライドが高いこともあり、学生の身分ではあるけれどできるだけ自分自身で行動し、道を切り開いていきたいと思っていたからです。
そこで、やんわりと断るような返答をしたのですが、彼のお父さんはなかなか引き下がりません。
何度言っても、同じようなことを言い続けるのです。
内心では嫌な気持ちが溜まっていましたが、顔には出さないように努めました。

そんな状況の中でごはんを食べ終わった彼氏は、私と彼のお父さんのやり取りをきっと聞いていたはずなのに、私が困っていることを目線で伝えても一緒に断ってくれるわけでもなく、話をそらしてくれるわけでもなく、さっさと自室に行ってしまったのです。

その瞬間「ああ、この人は自分の両親から彼女を守る気はないんだな」と強く感じました。
この先、もし結婚しても同じことが待っているのではないか。
そう考えると、彼に対する気持ちが、一瞬にして冷めてしまいました。（35歳／女性）

最後に

大切なパートナーとの将来を考え始めたとき、二人の関係だけでなく、お互いの家族との関係性も視野に入れることになりますよね。
初めての家族との顔合わせは、嬉しい反面、少なからず緊張や不安を伴うものです。
そして時には今回の体験談のように、価値観の違いや、予期せぬパートナーの対応に直面し、将来への漠然とした不安を感じてしまうこともあるかもしれません。

もし今、あなたがパートナーの家族との関係や、あなたへの対応に少しでも違和感を覚えているなら

・「両親からの不快な言動があった場合、必ず二人の間で共有し、相手が間に入って対応する」「プライベートな質問には踏み込まないよう、彼（彼女）から両親に伝えてもらう」など、具体的な線引きを決める。 ・結婚する前に再び彼の両親と会う機会を作り、彼があなたの意見を尊重し、具体的な行動であなたを守ろうとしてくれるかを確認する。

二人でこのような点について確認する時間を作ってみてはいかがでしょうか。
結婚という大きな節目を迎える前に、一度立ち止まって、二人の関係性や、将来直面しうる問題について深く話し合ってみることから始めてみませんか？
きっと、それがあなたにとって、後悔のない選択をするための第一歩となるでしょう。

※愛カツ編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています