

結婚式。お金をかけるところでその人の価値観がわかるって本当?
みなさん、結婚式ってどんなイメージですか?僕は呼ばれた側の立場しか経験したことがないし、結婚願望が今のところないのでよく分からないという立場です。でも、友達の結婚式に呼ばれたら「あ、そういう部分にお金をかけるのね」って思えるところは夫婦ごとにちょっと違うと感じてはいます。この、お金をかける部分の違い。これこそその人、その夫婦の価値観を理解する、一番のポイントといえるのかもしれません。今回は、ちょっとその辺について考えていきたいと思います。多分に私見も混じってはしまうのですが……。

天候に左右される部分にお金をかける夫婦は空気を読めない
まず、これは私見というか私怨が混じった意見なのですが「そこにお金をかけたのか? 当日の天候もわからないのに」って思えた夫婦の話です。
もう10年ぐらい前のことになりますが、梅雨時に結婚式に呼ばれたんですよね。
運悪く、結婚式前々日から台風上陸。まあ時期的には仕方ないし、どうせそこまで影響ないだろうと思ってノコノコ会場に行ったんです。
すると驚いたことに、この結婚式は屋外テラスで披露宴から何から執り行うスタイル。
当然大雨に強風だし、高齢者も来ているので予定を変更するんだろうとロビーで待っていたら、なんと断行するとのお達し。
「マジかよ~」という声があちこちで上がったのですが、それもそうですよね。
なんでも、奥さんが「テラスでみんなに祝福されたい」と譲らなかったそうで、旦那さんも渋々折れて、来賓の面々に頭を下げているのでした。
ついつい「っていうかこの時期台風も来るもんだし、その辺考えてなかったの?」って憎まれ口をたたいてしまいました。
あんなに誰からも心から祝福されない新郎新婦、はじめて見ました。
料理だってテラスじゃ食べられないから、物陰でバイキング方式になっちゃって。
まあ、そのテラス挙式プランも結構値が張ったみたいなんで、今更引き返せなかったんでしょうけども。
舞台装置を活用する夫婦は結婚式にかなりこだわっている
新郎新婦が入場するとき、特設のゴンドラに乗ってスモークの中から現れるというスタイルの披露宴を目の当たりにしたこともありました。
アレも結構面白いんですよね、なんかこう「何が狙いなんだ(笑)」みたいな。
でも新郎曰く「こういう装置があるって聞かされて、一生のネタになると思って使ってみた」ということでした。
金額を聞いたら軽く引く値段だったのですが、笑いの種にはなったし、それを本人たちも恥ずかしいだろうに実行するっていうのは、ある意味で大盤振る舞いですよね。
来賓にちょっと笑ってもらうためのバカ演出にお金をかける。
これってお金よりも来てくれた人を優先してないとできないものですから、価値観としては実はかなり真っ当ではないでしょうか。
少なくとも僕は、気持ちよくご祝儀を渡せました。
出席者を多く呼ぶ結婚式をする夫婦は気遣い型が多い
それから、とにかく自分に深く関わった人にできるだけ多く結婚式の案内を送る新郎新婦もいますよね。
あれはやっぱり、関係性が良好であれば受け取っても嬉しいものです。
いざ会場入りしたら来賓がかなりの数いたってのは、その新郎新婦の人徳みたいなものを感じざるを得ません。
大勢に案内を送るのは、その気になれば誰だってできるけど、それに呼応してくれるかどうかって、結局人柄や普段の人間性があってこそですからね。
そしてこの手の新郎新婦にしてみれば、お世話になった大勢に集まってもらって幸せになる誓いを立てる証人になってもらおうという考えがあるはず。
そういう実直というか、覚悟が見える夫婦は、今後も応援したくなるものです。
あと、「あいつは呼んだのに俺は招待されてない」みたいな人が出ないように、気遣いから来る招待状の発送をしているという向きもあるでしょう。
どのみち、人の気持ちがわかる夫婦ってことでしょうね。
人を呼べば呼ぶだけ箱も大きく抑えなきゃいけないし、お金もかかるわけですから。
おわりに
結婚式。
それは新郎新婦の考え方、価値観が一番如実に反映されるイベント。
「この夫婦自分のことで精いっぱいで、こっちのこと考えてないわ」って思える結婚式をしてしまう夫婦か。
それとも「本当にいい式だったね」とみんなに言ってもらえる夫婦か。
その違いが割とすぐにわかってしまうものですよね。
(松本ミゾレ/ライター)
photo by Thomas AE
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