木村拓哉「グランメゾン・パリ」で金髪にした理由 フランス語での演技にあがいた撮影裏側【名作プレイバック】

2026.01.29 17:00

俳優の木村拓哉主演の映画「グランメゾン・パリ」(2024年12月30日)が1月30日より、Prime Videoにて配信を開始。本記事では作品の魅力を紹介する。


木村拓哉主演「グランメゾン・パリ」

本作は、2019年にTBSの日曜劇場枠で放送され、多くの作品ファンを生み出したドラマ「グランメゾン東京」の続編。映画では日本を飛び出し、フランス料理の本場・パリが舞台となる。丁寧な演出と豊かな表現力で、多くの視聴者の心を鷲掴みにしてきた塚原あゆ子監督と脚本・黒岩勉氏のタッグが続投。2PMオク・テギョン、Aぇ! group正門良規ら新キャストを迎え、チーム・グランメゾンが、フランス料理の本場パリで開いた新店舗「グランメゾン・パリ」でアジア人初となるミシュラン三つ星獲得を目指し挑戦する様を描く。


“無理難題”フランス語の壁…木村拓哉が語る舞台裏

撮影はパリで敢行。木村は、日本語と同等のボリュームでフランス語の芝居に挑戦した。当初、フランス語で埋め尽くされた台本を手にした際は「こんな無茶ぶりないだろう」「要は『空を飛んでください』、それくらいのことが脚本の中に描かれていたので、こんなの無理に決まってるじゃんと最初は思いました(笑)」と絶句。しかし、現場では「空の飛び方」を諦めずに教えてくれるスタッフがいたという。「いま思い返したら最低なくらい『無理なものは無理』とかなり後ろ向きのモチベーションだった自分を前にしても。彼らがいたからこの作品が完成したのは事実です」とインタビューで回想している。


木村拓哉「グランメゾン・パリ」で金髪にした理由

今作で目を引く尾花夏樹の金髪姿は、木村自身のアイディアだ。ドラマから5年の月日、尾花がどのように生きていたか、そして今どのような見た目になっているか、木村なりに考え考え抜き、「本当に好き勝手に想像しました。一つのヒントになったのは、映画の前のエピソード(※完全新作スペシャルドラマ)。その台本を読ませていただいたとき、あの尾花が同じ風貌でそのまま現れるって絶対にないだろうと、髪の色を変えてみました。監督の塚原さんは相当びっくりしていましたが、僕的に驚いたのは、映画の料理監修をやっていただくのはこの人です、と小林圭シェフの写真を見たとき。『え、かぶった』と恥ずかしくて(笑)。この5年ずっと髪を切っていない姿とかも思ったんですけど、映画へのジャンプ台のエピソードが東京ではなく京都で、京都って尾花で考えると似つかわしくない場所なんですよね。その違和感を見せるなら金髪かなと思いました」と明かした。

また、公開後の反響も凄まじく、事務所の後輩からも多く連絡をもらったという。さらに、新キャストの正門は、自身の母親が木村のファンであることを明かし「そこから履歴書を送ったりして僕のアイドル人生が始まっているので、いい親孝行ができたなと思っています」と喜びを語っていた。

心震えるほどの情熱と、美しすぎるロケーション・料理の数々に圧倒される1作。夢に向かってあがく彼らの姿を見届けたとき、あなたの心に眠っていた“夢”をそっと揺さぶり、明日への力に変えてくれるだろう。(modelpress編集部)
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