筋肉美とパワーアクションで迫るシュワルツェネッガー映画「コナン・ザ・グレート」「ターミネーター」など6作品を放送

2025.07.01 06:00

BS12 トゥエルビ(BS222ch、全国無料)では、7月の映画特集でアーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画6作品を放送。ブレークのきっかけとなった「コナン・ザ・グレート」、代表作となった「ターミネーター」シリーズなど6作品のラインナップ、その見どころとあらすじを紹介する。

圧倒的な肉体美と剣士としての勇姿「コナン・ザ・グレート」

7月2日(水)夜6:00～

アーノルド・シュワルツェネッガーの象徴ともいえる圧倒的な肉体美と、剣士としての勇姿が堪能できるファンタジーアクション映画。本作でシュワルツェネッガーはハリウッド進出、メジャーデビューを果たした。剣と魔法の冒険を舞台に、ジョン・ミリアス監督が手掛けた重厚な演出と、オリバー・ストーンによる神話的な脚本がファンタジー映画に新たな地平を開いた。

＜ストーリー＞

両親と部族を皆殺しにされ、さらわれてきた少年、コナン。絶え間ない労働で鍛えられた体だけが彼の頼りであった。やがて大人になった彼は剣闘士として地獄の戦闘を勝ち抜き、ついに自由の身となる。母を殺した強大な妖術使いの首長への復讐を胸に、コナンは厳しくつらい旅に出る。

シュワルツェネッガーの無双アクション「コマンドー」

7月16日(水)夜6:00～

シュワルツェネッガー演じる元特殊部隊員ジョン・メイトリックスが、娘を救うために敵を次々と倒す爽快なアクション映画。ジョンの無双ぶりと痛快なせりふの数々が見どころ。名作スコアを多数手がけるジェームズ・ホーナーの音楽が緊張感を高め、爆発と銃撃戦をよりドラマチックに演出している。

＜ストーリー＞

かつて特殊部隊のリーダーだった男の娘が誘拐された。敵の目的は、彼の殺人能力で某国の首相を暗殺すること。だが男は飛行機から密かに脱出。その事実が敵に発覚する前に、巨大な悪の軍団のアジトを探し出し、たった一人潜入した。

コメディーセンスが光るスパイアクション大作「トゥルーライズ」

7月23日(水)夜6:00～

シュワルツェネッガーが二重生活を送る秘密諜報員ハリーを熱演。その妻を演じたジェイミー・リー・カーティスは、本作でゴールデングローブ賞を受賞。彼女との息の合った演技も見逃せない。監督は「ターミネーター」シリーズのジェームズ・キャメロン。同シリーズで音楽を担当したブラッド・フィーデルのスコアがスリリングなシーンと彩る。

＜ストーリー＞

原子力物理学の博士号を習得し、あらゆるハイテク武器の扱いを身に付けている超エリート諜報員ハリー・タスカー。表向きはコンピューターのセールスマンと偽り、家では不器用でうまく立ち回れないダメ亭主、年頃の娘も言うことを聞いてくれない。そんなハリーが立ち向かう敵は核ミサイル4基を武装した恐怖のテロ集団。地球と家族を救うべく自らの生身の肉体を酷使して、究極ギリギリ壮絶なる戦いを繰り広げることになる。

世界的スターに駆け上がったSFアクションの金字塔「ターミネーター」

7月5日(土)夜7:00～「土曜洋画劇場」

シュワルツェネッガーが殺人サイボーグ、ターミネーターを演じ、世界的スターに飛躍する瞬間となったSFアクションの金字塔。監督は後に「アバター」「タイタニック」で映画史を塗り替えるジェームズ・キャメロン。未来から送られた殺人マシンT-800と一人の女性の逃亡劇を描いたストーリーは、低予算ながら緻密な演出と編集、そして機械的な音色が印象的なブラッド・フィーデルのスコアによって、見る者を物語に引き込む。のちに人類の未来を左右する“救世主の母”となるサラ・コナーを演じるのはリンダ・ハミルトン。

＜ストーリー＞

未来の革命リーダーを抹殺せんがため、近未来の地球から送り込まれた殺人サイボーグ、T-800(ターミネーター)。彼は革命リーダー、ジョン・コナーの未来の母となる人物サラを探し出し、殺害するために追跡を始める。だが、そのターミネーターからサラを守るため、一人の革命戦士・リースが未来からやってきた。ガンを片手に次々と殺害を繰り返し、不死身の体で追ってくるターミネーターを相手に、サラとリースは死闘を展開する。

アクションの概念を一新した革命作「ターミネーター2」

7月12日(土)夜7:00～「土曜洋画劇場」

アカデミー賞で視覚効果賞ほか4部門を受賞。前作のスケールを遥かに超え、VFXとアクションの概念を一新した革命作。再びジェームズ・キャメロンがメガホンを取り、シュワルツェネッガー演じる T-800が敵から守護者へと“再構築”される展開が、シリーズ最大のドラマ性を生んだ。戦闘訓練を受けたサラ・コナー役は、前作に引き続きリンダ・ハミルトン。そして、本作で鮮烈な映画デビューを果たしたエドワード・ファーロングが、未来の救世主となる少年ジョン・コナーを演じる。

＜ストーリー＞

最初のターミネーター出現から10年後。サラ・コナーの息子ジョンは少年に成長。ジョンは、近未来で人類抵抗軍のリーダーだ。機械軍はジョンを少年のうちに殺すため、新しいターミネーターを送り込む。ある日、ロサンゼルスに2体のそのターミネーターが未来から送り込まれる。息子を守るために、サラの死闘が始まる。だが、残忍非道なターミネーターに立ち向かうサラとジョン親子に、強い味方が現れる。いかなる犠牲を払ってもジョンを守れと厳命を受け、人類抵抗軍によって送り込まれた戦士だ。未来への戦いが今始まる。

女性型ターミネーターT-Xが登場「ターミネーター3」

7月19日(土)夜7:00～「土曜洋画劇場」

シュワルツェネッガーが再びT-800として登場し、未来の指導者ジョン・コナーを守る任務に挑む。シリーズ初となる女性型ターミネーターT-X 役にはクリスタナ・ローケン。音楽は「ローガン」「クワイエット・プレイス」などを手がけるマルコ・ベルトラミが担当する。

＜ストーリー＞

1997年、人工知能スカイネットによって引き起こされるはずだった“審判の日”は、ジョン・コナーと母サラの戦いによって回避された。だが未来は変わらず、再び殺人マシンT-Xが2029年から現代に送り込まれる。標的となったジョンを守るため、旧型ターミネーターが現れ、巻き込まれる形でケイト・ブリュースターも運命の渦に。止められぬ未来を前に、彼らは再び人類の希望を背負い戦いに挑む。