二宮和也&小松菜奈ら「8番出口」8分間のスタオベに感動 カンヌのフォトコール登場
2025.05.20 10:45
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二宮和也が主演を務め、小松菜奈が共演する映画『8番出口』(英題:『Exit 8』/8月29日公開)が、「第78回カンヌ国際映画祭」(5月13日〜24日開催)オフィシャルセレクション【ミッドナイト・スクリーニング部門】に正式招待。二宮、小松らが映画祭ラストの公式行事・フォトコールに登場した。
二宮和也&小松菜奈「第78回カンヌ国際映画祭」フォトコールに登場
「ミッドナイト・スクリーニング」部門は、映画祭期間中、深夜に特別上映される映画枠であり、アクション・スリラー・ホラー・ドキュメンタリーなどジャンルを問わず、大胆で独創的で、常識を覆す作品が選出される映画祭の公式セレクションのひとつ。これまでに、世界的ヒットを記録した『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2017)や第97回アカデミー賞国際長編映画賞の香港代表に選出された『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(2024)など、注目作品を輩出してきた。現地時間5月19日深夜0:30に行われた公式上映から一夜明け、興奮冷めやらぬまま、二宮と小松、川村元気監督、脚本家の平瀬謙太朗氏はフォトコール(プレス向け撮影会)に参加。二宮と小松は、装いを新たに、二宮はさりげなくストライプが入ったカジュアルなスーツスタイル、小松は光沢感のあるスタイリッシュな黒ジャケットで登場した。レッドカーペット、公式上映の際と比べて、緊張がほぐれて自然な笑顔の2人。多くの海外メディアに囲まれ、至るところから「NINO~!」と呼ばれている光景は、フォトコールならでは。この日は晴天に恵まれ、絶好の撮影日和となった。
フォトコール後、二宮と小松はカンヌ現地を訪れた日本のマスコミ向けの取材会に出席。レッドカーペット、公式上映、フォトコール…と、初のカンヌ国際映画祭の公式行事を無事に終えた感想について聞かれると、二宮は「無事にカンヌで上映できた喜びと、その喜びが観客の皆さんの評価に直結して良かったです。カンヌ国際映画祭に正式招待されてから本日まで、いい思い出になったのでほっとしています」とコメント。小松は「深夜上映なのに2,300人もの観客の皆さんが歓迎してくださり、楽しみに待っていてくれたのだなという嬉しい気持ちと、やはりカンヌ国際映画祭という場で初上映することに、チームみんなで喜びを分かち合えた素晴らしい時間でした」と喜びを語った。
8分間も続いた感動のスタンディングオベーションについては「日本でもなかなか経験のできないことを海外で起こせたというのは、『8番出口』のもつ影響力。川村監督や平瀬さんをはじめ、スタッフの方たちが楽しそうにしていたのを見られたのは良かったです(二宮)」、「本当に感動しました。やはり今回、チームのみなさんと一緒に現地の反応が聞けるのは貴重な経験ですし、どのような反応がかえってくるのか気になっていましたが、観客の皆さんは真剣に観てくれていたので、心にぐっとくるものがありました(小松)」と話した。
主演とは別に、脚本協力としても今作に参加している二宮は、公式上映を観た観客からの「ゲームを上手く映画化していて、新ジャンル系の地位を全世界で確立すると思う」「実際に通路に迷い込み、抜け出せなくなるような印象を観客に抱かせていた」「観客も一緒になって異変を探すような、映画を受動から能動の体験へと変えていた」などといった反応について「“楽しかった”と言ってもらえるのが一番嬉しいですし、それが本質であってほしいと思います。もう1回観たいとか、あのシーンを観直したいとか、ストレートに感想を言ってもらえるように、脚本づくりから携わりました(二宮)」と明かした。
二宮和也&小松菜奈、印象的だった8つのエピソード
今回のカンヌ来訪では映画祭への参加だけでなく、街巡りもした2人。特に印象的だった8つのエピソードを4つずつ上げるなら?という質問に対しては、「僕は飛行機でパリへ向かっている途中、初めての航路で北極の上を通り、人生初の流氷を見たこと。次は、今回初めてカンヌに訪れて、“映画『浅田家!』をパリで観ました!”と街の方に言われたこと。あとは、やはり街並みです。日本ではなかなか見られない坂道や石畳などの景色が印象に残っています。仕事で名所に訪れて、カンヌの景色を見て、あそこに映画祭の会場があるんだな…とか目視した数時間後に会場に行き、レッドカーペットを歩いたのも思い出深いです(二宮)」、「私はレッドカーペットです。毎年、この時期にニュースなどでカンヌ国際映画祭の模様は観ていたので、まさか私がそこに参加できるとは思ってもおらず、今回の件を聞いたときはまだ実感がわかなかったです。次は、リゾート地ならではの太陽や海。光が日本とは違うのか、写真を撮っても日本とは違う写り方になるなと感じました。かっこいい写真が撮影できます(笑)。あとは、弾丸でしたがカンヌの余韻を楽しめたこと。1日1日が濃く、夢のような時間を過ごせました。お仕事で観客の皆さんと一緒に映画を最初から最後まで観る機会はなかなかないので、反応が確認できて嬉しかったです。上映前から歓声が起きるなんて日本にはない反応だと思うので、経験できて良かったです(小松)」と話した。二宮和也主演「8番出口」
2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATE氏がたったひとりで制作し、累計170万ダウンロード超の世界的ヒットを記録したゲーム『8番出口』。実写映画化が発表されて以来、「あのゲームをどうやって映画に?」と謎につつまれた映画プロジェクトとして注目を集めてきたが、3月にわずか30秒の特報映像と二宮の主演情報が解禁されると、全世界に拡散され、Xのポストが2,900万インプレッション超えをするという“異変”が発生。その他の情報は、河内大和、小松などの、数少ない出演者のみが公開されている。これまでに数々の映画を製作し、初監督作『百花』(22)で第70回サン・セバスティアン国際映画祭にて日本人初となる最優秀監督賞を受賞した川村氏が監督・脚本を務めた本作は、既にアジア、ヨーロッパなど20以上の国と地域での上映が決定している。(modelpress編集部)
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