有村架純、鈴木亮平に関西弁でツッコミ「ちゃうねん」【花まんま】
2025.04.25 21:45
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俳優の鈴木亮平と女優の有村架純が25日、都内で行われた映画「花まんま」初日舞台挨拶に、共演の鈴鹿央士、ファーストサマーウイカ、前田哲監督と共に出席。有村が鈴木のボケに全力でツッコむ場面があった。
鈴木亮平、有村架純との共演に喜び
2005年、第133回直木賞を受賞した短編集「花まんま」(文春文庫)は、記憶の濃淡を丁寧に語り分けながら、人間の哀しさや温かさを繊細に織り込む巧みな筆致で評価される作家・ 朱川湊人の代表作で、ある兄妹の不思議な体験を描いた物語。早逝した両親と交わした「兄貴はどんなときも妹を守るんや」という約束を胸に、たった1人の妹の親代わりとして大阪下町で生きる熱血漢の兄・俊樹を鈴木が、まもなくの結婚を控えながら、ある“秘密”を抱えている妹・フミ子を有村がそれぞれ演じる。有村との共演を鈴木は「素直に、フミ子の役が有村さんで、心からよかったな、幸運だったな、と思っております」としみじみ。有村は、鈴木とは地元が近いのだと言い「実は自分の映画のデビュー作が『阪急電車』という作品なんですけど、一緒のシーンはないんですけど同じ作品で共演させていただいて。約15年経って、あのときに絡みはなかったけど、同じ関西の地元を舞台にした作品でまたご一緒できるっていうのも何か縁を感じますし、地元のお兄ちゃんじゃないけど、そういった親近感を持って自分も現場に立つことができました」と振り返った。
有村架純ら、一生のお願いをするなら誰?
イベントでは、有村が演じるフミ子の口癖にちなみ、『花まんま』チームの誰かに“一生のお願い”をするなら誰にどんなお願いをするか?というお題でフリップトークをする企画があった。鈴鹿は「鈴木亮平さん、胃腸をください」とリクエスト。その理由を鈴鹿は「役で体重を増減することがありまして。亮平さんっていろいろやられていて、たぶんすごい素敵な胃腸をお持ちなんだろうなと思って」と明かした。鈴木が「今ちょっとやってるんだよね?」と確認すると、鈴鹿は頷き「ちょっと増やす時期で。すっごい代謝が上がりまして。それで汗かいちゃうんです。お腹痛いなぁ、汗かいちゃうなぁ、とかあるので…亮平さんの胃腸があればいいなぁと思って」とコメント。鈴木は「確かに若干俺の方が長いかもしれないよね、距離的にはね、腸のね。じゃあ後で控室でわけます」と反応していた。有村は「ウイカさんの声、少しわけて〜」と回答し「私、亮平さんにも言われたんです。『声量上げて』って」と回顧。「私、本当に声が小さくて。昔、プロデューサーさんにも『あいさつの声が小さい』って叱られたことがあって。そこからあいさつはしっかり声を出そうと思ってるんですけど、普通のこういった会話が、全然言葉に、声に芯がなくて」と口にし「ウイカさんはすごく通る、きれいな声をしてらっしゃるじゃないですか。声に芯があって、どれだけ早口でしゃべっても全部聞き取れる。お芝居をしている身としてはすごく欲しいスペックなんですよ」と説明した。
するとウイカは「『関西を汚すな』とかよく言われるんです。『みんながみんなこんな関西人じゃないぞ』って言われたりするんで、架純さんのような方がいてくださって助かってる関西人たくさんいます」と反応。「『関西人が全員声でかいと思うな!』って心の中で叫んでる声の小さい関西人の方もいらっしゃる」と語った。
ウイカが「出そうと思ったら出ることもあるんですか?」と質問すると、有村は「今はマイクがあるからすっごく助けられてるけど…」と答え、その後マイクを離して地声でトーク。有村の地声だと、客席の後ろの方までは聞こえない様子だった。鈴木が「確かに僕も今日一生のお願いって聞いて『有村さん声もうちょっと大きく』って書こうと思ったんです。あいさつは出すようにしてるって仰ってましたけど…」と振ると、有村は「おはようございます!」と大きな声で地声であいさつ。この声は後ろの方まで聞こえたようで、客席からは大きな拍手が送られた。鈴木は「現場で1回も聞いたことない!(笑)」と笑った。
有村架純、鈴木亮平に関西弁でツッコミ
また、鈴木は「有村さん、関西弁でツッコんでください」と有村にお願い。鈴木は、映画の中でフミ子が俊樹にツッコむシーンにぐっときたと明かし「ツッコミいいな!と思って。あれをもう一度この場でやられたい。大きな声で」とリクエストした。鈴木は「なんかしらボケますんで、ツッコんでください」と言い「みなさん、今日はお集まりいただいてありがとうございます。俊樹役を演じた鈴木亮平です。いよいよ今日4月25日に公開になりました映画『アンパンマン』。見てください」とボケてみせた。有村は鈴木のボケに笑いつつ、地声で大きな声で思い切り「『アンパンマン』ちゃうねん!」とツッコミ。会場からは大きな拍手が起こり、盛り上がった。(modelpress編集部)
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