小栗旬主演「フロントライン」ポスター(C)2025「フロントライン」製作委員会

小栗旬ら、極限状態での奮闘描く「フロントライン」予告映像&ポスター解禁【コメント】

2025.04.18 07:00

俳優の小栗旬が主演を務める映画「フロントライン」(6月13日公開)より、本予告映像とポスター、小栗のコメントが解禁された。


小栗旬らの奮闘描く「フロントライン」本予告映像解禁

本予告映像では、“2020年2月3日、横浜港入港。”の文字と共に、映し出される大型クルーズ船の全体像。その3日後の2月6日、未知のウイルスが蔓延する船内に、災害医療を専門とする医療ボランティア的組織であるDMAT(ディーマット)が乗り込む様子が描かれる。船内外で迫られる決断や葛藤の日々。感染者数、治療法、搬送先、責任者など何もかもが前例のない状況で、新型コロナウイルスと、最前線で対峙したそれぞれのキャラクターたちの奮闘を描く映像となっている。

船外で指揮を執るDMATの結城英晴(小栗)が、「何を考えてるのかと尋ねられたら、人道的に正しいと思ったからです」と、周囲からの反発を受けながらも放つ一言や、「DMATには私たちが頼んで船内活動してもらってるんですよ」と、DMATを無下に扱う国からの連絡に、厚労省の立松信貴(松坂桃李)が激昂する姿、さらに「これで何かあったらうちが殺したって言われる…」と、乗客たちの隔離施設として提供されることとなった病院の医師・宮田(滝藤賢一)の様子など、主要キャストの新たなシーンが映し出される。また、一方の船内では、命をかけて活動する隊員が窮地に立たされる姿を捉えたシーンのほか、「信じて待ちましょう」と不安に押しつぶされそうな乗客を鼓舞するクルーズ船のクルー・羽鳥寛子(森七菜)の姿など、極限状態で船内活動に奮闘する様子が描き出される。

本予告の解禁にあたって、主演の小栗は「今回の映画を通じて知ったこともいっぱいある。全員が主役になっている作品。みんなに命があって生活があることを再認識したし、映画を観てくださる皆さんにも当てはまる、“これはもしかしたら自分だったかもしれない”という瞬間がいっぱいあるのではないかと思う。あの時、何が起こっていたのか、どういう風に立ち向かわなければならなかったのか、どれだけの不安の中で過ごされた方々がいるのか、それらにしっかり向き合った作品にできたと思います」と語った。


「フロントライン」ポスターも解禁

更に本ポスターも解禁となり、結城、立松、仙道、真田がそれぞれの視線の先にある“最前線”に立ち向かう印象的なカットに加えて、メインキャラクターたちを取り巻く登場人物たちの姿が切り取られ、暗い横浜港に煌々と光る豪華客船が不穏に照らし出されているビジュアルとなっている。

小栗旬主演「フロントライン」

本作は新型コロナウイルスを事実に基づく物語としてオリジナル脚本で映画化した作品。日本で初となる新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」を舞台に、災害派遣医療チームDMATたちが未知のウイルスに“最前線”で挑む姿を描いている。(modelpress編集部)

小栗旬コメント

― 緊急事態宣言から5年が経過した今、映画公開を迎える上で感じることはありますか?

気が付いたら当たり前の日常に戻ってきていて、自分の中でも風化していってしまっている。パンデミックが起きたあの日から今まで我々に普通の生活がおくれるように頑張ってくれていた皆さんのお陰で、今自分たちが当たり前と言えるような日常を取り戻していることに感謝しなければならないと思います。

― 当時報道されていたニュースを聞いていた印象とこの映画の撮影を終えてからの印象で変化したことはありますか?

大分色々変わりました。知らなかったこともいっぱいありましたし、今回の映画を通じて知ったこともいっぱいあります。物事というのはある1つの方向からだけで見てはいけないということはまた強く思うようになりました。

― これから本作をご覧になる方に是非注目してほしいポイントは?

全員が主役になっている作品。みんなに命があって生活があることを再認識したし、映画を観てくださる皆さんにも当てはまる、“これはもしかしたら自分だったかもしれない”という瞬間がいっぱいあるのではないかと思う。あの時、何が起こっていたのか、どういう風に立ち向かわなければならなかったのか、どれだけの不安の中で過ごされた方々がいるのか、それらにしっかり向き合った作品にできたと思います。
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