「BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏-」公開記念舞台あいさつにONE N' ONLYの山下永玖、高尾颯斗、草川直弥、上村謙信、関哲汰、沢村玲らが登壇

ONE N' ONLY上村謙信、関哲汰ら胸キュンの「あ～ん」披露＜BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏-＞

2025.02.16 09:25

ONE N' ONLYの主演映画「BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏-」の公開を記念して、2月15日に舞台あいさつを実施。ONE N' ONLYの山下永玖、高尾颯斗、草川直弥、上村謙信、関哲汰、沢村玲に加え、主要キャストであるBUDDiiSの小川史記、高尾楓弥、野瀬勇馬、大槻拓也、森愁斗、そして瀧川元気監督が登壇し、公開を迎えた喜びや「終奏」への意気込みを語った他、ファンから映画出演キャストへのバレンタインチョコのプレゼント企画も行われた。

ONE N' ONLY初主演作の続編となる“ダンス×アクション×友情”ムービー

約2年前に公開されたONE N' ONLYの初主演作「バトルキング!!-We’ll rise again-」の続編となる「BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏-」。行き場のないエネルギーをけんかで発散していたヤンキーが、ダンスと仲間と出会い、新たな目標に向かって突き進んでいく“ダンス×アクション×友情”ムービーとなっている。

この日の登壇メンバーの他、武藤潤(原因は自分にある。)、曽野舜太(M!LK)らEBiDANメンバーが再集結。ONE N' ONLY演じるキャラクターが劇中で結成したダンスチーム「Jackpoz」と関わっていく。さらに、今作から新たに汐谷友希(MISS MERCY)、簡秀吉、小南光司、西山潤が参加。大切な家族、夢を追い掛ける彼らの前に立ちはだかる強敵として登場している。

総勢12人の登壇者がそれぞれ思いを明かす

舞台あいさつでは、一人ずつ観客への感謝の気持ちや、本作への思いを語っていくことに。高坂源二郎役・山下は「やっと公開できたことがすごくうれしい気持ち。皆さんと過ごすこの時間を大切にしたいので、最後までよろしくお願いします！」、直江愛之助役・高尾は「皆さんが映画を見終わった感想を聞けるのが楽しみです。今日は楽しんでいきましょう！」とあいさつ。

甲斐玄武役・草川は「やっと皆さんにこの映画を届けられたことがすごくうれしいです。ぜひ、たくさん盛り上げていただけたらうれしいです。今日は短い時間ですがよろしくお願いします！」、鞍馬憲一郎役・上村は「お忙しい中、足を運んでいただき本当にありがとうございます！　映画を見終わった後ということで、『序奏』の感想をみんなで語り合えたらと思います！」と話す。

真田晋作役・関は「今、皆さん見終えたばかりですよね？　おそらく、皆さんの脳の中には僕の筋肉があると思いますので(笑)、その余韻に浸りながら、今日は最後までお楽しみいただけたらと思います！」、早乙女以蔵役・沢村は「公開後ということで、公開後ならではの話もできればと思っています。個人的には、この映画は牛乳瓶の映画だと思っております(笑)。ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです」と伝えた。

南部美人役・小川は「僕です(笑)。あらためて、こうして映画が皆さまの元へ届いたことがうれしく思いますし、今日は短い時間ですが一緒の空間を楽しんでもらえたらうれしいです。そして、まだまだチョコ、受け付けておりますので、皆さまからの愛をたくさん頂けたらと思います！」とバレンタインデーにちなんでアピール。

直江龍之介役・高尾は「待ちに待った公開ということで、この日を迎えられてすごくうれしいです。前作から約2年くらいたったということで、皆さんも待ちに待ったと思いますし、情報解禁の時からすごくわくわくしていてくださっていたと思います！　3月14日(金)には「終奏」も公開されますので、ずっと盛り上げていただけたらいいなと思っております！」とコメント。

木下雄太役・野瀬は「本日はご来場ありがとうございます。よろしくお願いします！」、秋山信吾役・大槻は「ついに公開を迎えたということで、2部作中の1作目なのでまだ続きが気になる部分もあると思うのですが、楽しんでいただけたらうれしいなと思います！」、山縣虎太郎役・森は「髪が伸び過ぎていて、誰だか分からないと思うのですが…(笑)。それくらい撮影していた時期から時間を経て、ようやく公開することができて、皆さんにご覧いただけてすごくうれしく思います」と笑顔を見せた。

前作に続いてメガホンを取った瀧川監督は「いっぱい笑った方はどれくらいいますか？　(リアクションがあって)いっぱい泣いた方はどれくらいいますか？　(あまりリアクションなく)あんまり泣いてない…(笑)。反抗期の龍之介のところとか結構泣けるところいっぱいあったと思います」と話し、高尾が「結構頑張りました！(笑)」と反応。

また、瀧川監督は「映画は皆さんに見ていただいて初めて完成します。ここで上映されるから完成するわけではなくて、皆さんに見てもらって感想を頂けて完成するんですけど、この作品は『終奏』まで見て1本になりますので、長く付き合っていただけたらなと思っています」と呼び掛ける。

さらに、「実はエンドロール後にも、ちょっとだけストーリーが残っているんです。帰らずに、最後までじっくり見てほしいなと思います」と打ち明ける。

続けて「また、ここにいる方だけにワンポイント裏話をすると、みんなが富士山に筋肉を見せながら牛乳を一気飲みしているシーンがあるのですが、颯斗さんが大嫌いな牛乳を飲んでいるんです(笑)。最初は颯斗さんだけいちごミルクにしていたんですが、『やっぱり牛乳でいこう』となって、このシーンはちょっと渋い顔をしています(笑)。そのような隠し扉みたいなやつがいっぱいあるので、見ていただけたらなと思います」と明かした。

山下永玖が「終奏」の展開について語る

公開日を迎えた気持ちを聞かれ、山下は「感無量です。僕も待ちに待っていたので、この日を皆さんと一緒に迎えられてすごくうれしいです！　今作は2年後のストーリーになっているのですが、それぞれの成長を感じられましたか？　みんなが応援してくれているからこそ感じるものがあると思うので、引き続きたくさん映画館に見にいってもらえたらうれしいです！」と本作への思いを語る。

続いて、高尾演じる龍之介がどうなってしまうのか、気になる「終奏」の展開について質問されると、高尾は「どうなっちゃうんですか、これ？　僕も心配なんですけど(笑)」と笑いを誘い、「もちろん撮り終えていますし、(展開も)知ってるんですけど、本当にお騒がせしましたという気持ちでいっぱいで。『終奏』は、もうちょっとお騒がせしそうな感じなので、引き続き龍之介くんに付き合っていただけたらうれしいなと思います！(笑)」と答えた。

甘々な胸キュンせりふで会場は熱狂

今回の舞台あいさつでは、公開日となったバレンタインデーにちなんで、ファンから出演者へ一日遅れのバレンタインチョコプレゼント企画を実施。一日遅れでも間に合うか聞かれた高尾は「それは間に合いますよ！　今日もチョコだったり、みんなの愛だったりを受け取るために来ましたから！」と勢いよく回答。

全国のバトルキングのファンからバレンタインチョコのプレゼントがあることが明かされ、ムビチケ売れ枚数分のチョコの山が登場すると、会場のボルテージは最高潮に。チョコの多さに驚きの声を上げるメンバーだが、実はチョコがケースに収まり切らず、実際は倍ほどの量があることがMCから明かされた。

そして、くじ引きで選ばれた二組のメンバー同士で、その場で胸キュン「あ～ん」を行うことに。1組目の小川のくじ引きによって、最初に選ばれたのは、「上村(役名：鞍馬憲一郎)＆関(役名：真田晋作) 」ペア。身長差のある上村に対し、関が「届くかな？」とボケて、上村から「届くだろ！」と突っ込まれるシーンも。

「あ～ん」を促す掛け声の後、関は「かわいい口」というせりふとともに上村に「あ～ん」するも、照れからか戸惑ってしまい、リベンジ「あ～ん」に挑戦。息を切らしながら助走をつけた後、「ごめん、お待たせ。ちょっと目つぶって」と言い、上村の顎を持ち上げてチョコレートを口の中に入れ、「お前、やっぱかわいいな」と胸キュンせりふを披露し、会場は歓声と拍手に包まれる。

続いて、沢村のくじ引きで選ばれたのは「山下(役名：高坂源二郎)＆森(役名：山縣虎太郎)」ペア。2人で仲良くチョコを選ぶ姿に、メンバーから「チョコ選び長くない？」とツッコまれる一幕も。

森は「森愁斗」としてチョコを「あ～ん」すると宣言。森は「永玖、チョコいる？　口開けて。俺は永玖しか見てないから」と本作では決して見られない、“愁永ペア”の甘々な胸キュンぜりふで、会場をさらに盛り上げた。

最後に、ファンに向けて山下が「今日は短い時間でしたが、本当にありがとうございました！　それぞれがパワーアップして前作から戻ってきましたし、瀧川監督をはじめ僕たちも気合いを入れてこの作品に臨みました。本編のいろいろなところに仕掛けがあるので、何回も劇場で見てほしいですし、見ていただいた皆さんの背中を押せる作品になっていますので、これからもバトルキングを応援よろしくお願いします」と伝える。

「そして、『終奏』も早く皆さんへ届けたい気持ちでいっぱいなんですけど、『終奏』の公開までは『序奏』をいっぱい見ていただいて、『終奏』まで待っていただけたらと思います。今日は本当にありがとうございました！」とメッセージを送り、ラストは山下の「バトルキング～！」という掛け声に続き、会場全体で「開幕～！」という声で舞台あいさつを締めくくった。